指示待ち人間から脱出する3つの方法!「使えない」と思われないためには

はじめに

仕事をする上では、その時その時で自分がしなければいけない仕事をこなしていくのが一般的です。
 
普通に仕事が出来る人というのは、自分がすべき仕事の内容を把握しているだけではなく、自分が次にこなしていく仕事も自分で見極めて行動をしていくというのが普通です。
 
しかしその普通だと思われている行動も出来る人と出来ない人が居ます。
 
仕事をする上でそれが出来ない人というのは、見方によっては使えない人材だと判断されてしまうこともあるので、仕事に関して使えない人という見方をされたくない人はその点に注意する必要があります。
 

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指示待ち人間ってどんな人のこと? 


指示待ち人間というのは、仕事をする際に自分で考えて行動を起こして進めていくのではなく、人から指示を出されないと自分がすべき仕事が出来ない人のことです。
 
基本的に仕事をする能力自体はあるので、自分がすべき仕事さえ指示されれば指示された仕事に関してはきちんとこなせることがほとんどです。
 
しかし指示待ちをしてしまう人というのは、自分ですべき仕事を考える力がない人や考えることができても自分の行動に自信が持てない人であることが多いです。
 
仕事自体をする能力はあるのに、指示を受けなければ仕事が出来ないことから本来持っている能力よりも周囲の評価が低くなってしまうことも多々あるため指示待ちしかできない人はしっかり仕事をこなしても十分に評価されないということも少なくありません。
 
さらに会社としても自主的に考えて行動できな人材というのは問題視されてしまうこともあります。それらを踏まえても指示待ちをしてしまう場合はできるだけ早く改善していく必要があるでしょう。
 

指示待ち人間の典型的な特徴 

 指示待ちしてしまう人というのは、優柔不断である人が多くいます。自分がすべき仕事を考えた時に、選択肢がいくつもあると悩んでしまって行動を起こせず結局人から指示を出してもらわなければ動けません。
 
自分で仕事の責任を負いたくないと強く思っている人も指示待ち人間になってしまうことが多くあります。自分が考えて起こした行動の場合は、全てが自分の責任になってしまいます。
 
しかし人から指示をもらってした仕事であれば、自分だけの責任ではなく指示をした人の責任にできるという考えを持っています。
 
そして自分が何をすべきか自分がすべき仕事が分からないタイプも多く居ます。自分がすべき仕事を自分で考えたり決断する能力に欠けているので自分で仕事をすることが出来ず、人に指示をもらって仕事をするために他の人から仕事の指示を待つような人になってしまいます。
 

指示待ち人間は会社の環境が生み出す!? 

 指示待ち人間というのは、会社に入る前に生み出されているとは限りません。社会人になってから指示待ち人間に変化してしまうという人も少なくありません。そうなってしまう原因として、仕事ができる上司が近くに居ることも理由として挙げられます。
 
優秀な上司であれば、的確に指示を出すことができその指示に従っていることで穏便に確実に仕事をこなすことができるようになります。その成功を知ってしまうことで自分から行動をしなくなってしまうことも少なくありません。
 
さらに過去に自主的に行動を起こした結果、その過程で発生したミスによって怒られるという経験をしてしまった場合にもその経験から指示を待って仕事をするという人間になってしまうこともあります。
 

指示待ち人間から脱出する3つの方法  

指示待ち人間に1度なってしまうと、そのままの状態ではずっと指示を待って仕事をしてしまう人間として仕事をしていくことになってしまいます。
 
そこで、今の状態を改善するためにはどうするべきなのか変わるための方法を3つご紹介します。
 

積極的に動いている人の真似をする

 なかなか自分から行動が出来ずに指示待ちしてしまっている人は、まずは人の真似をすることから始めてみるのも1つの手です。自分で何をするか思い浮かばなくても、人の真似をすることによってそれなりの行動がとれるようになります。
 
周囲の人から見ても、指示を待って何もしていない人という印象を払拭することができます。さらに、積極的に動いている人の真似を繰り返しすることによって少しずつシチュエーションごとに自分がすべきことが何なのかを自分で判断することができるようになってきます。
 
まずは待ちの姿勢を崩し、自分から行動を起こすことから無理のない範囲で自分を変えていく方法として有効なので、具体的な変わる方法が思いつかない時にも試してみると良いでしょう。
 

自分に合った仕事に就く 

 仕事で指示待ち人間にならないようにする方法として、自分にあった仕事に就くというのも1つの手です。
 
自分に合っていない分野というのは、自然と積極的に行動できなくなってしまったり、何をしたらよいのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。
 
逆に自分に合った仕事や自分が興味のある分野の仕事の場合は、自分が関心を持っている分何も意識しなくても積極的に動こうという意識が働くので、指示を待つ前に自分から行動を起こそうという動き方が出来るようになる場合が多いです。
 
既に仕事をしていて、全く自分にとって合っていない仕事だと感じる場合は勇気を出して仕事を変えてみるというのも1つの手なので、検討してみるのも良いでしょう。
 

自分の思いを周りに伝える

仕事において自分で行動を起こす際には周囲に何も言わずに自分の好きなように動くということはなかなかできません。何か自分の意見を持って仕事で行動を起こす際にはどんな思いで何を考えてその行動を起こしているのかを周囲に言葉にして伝えましょう。
 
自分がどんな思いでその行動を起こしたのかが周囲にしっかりと伝わっていないと、それがトラブルの種になってしまうこともあるので注意が必要です。
そうならないためには、自分が行動を起こすときはもちろん常日頃自分の考えや気持ちを周囲に伝える習慣をつけておくことによって周囲とのコミュニケーションを円滑にとることができるので何かと職場で不便さを感じることを減らすこともできるようになります。
 

指示待ち人間を生み出さないには”考える力”をつけさせる 


指示待ち人間を生み出さない上では、仕事の教育をする側の意識も重要になります。
 
最初のうちからずっと全てにおいて指示を出すようにしていると、指示される側は自分で何をすべきか考える力が育ちません。
 
全ての指示を出していれば途中で仕事を間違えるという失敗はありませんが、常に上司の負担が減ることはなくなってしまいます。
 
最初の仕事が分かっていないうちは細かい部分まで指示を出すのは仕方がないことです。
 
しかしある程度新人が仕事の流れが分かってきたら全ての指示を出すのではなく、少し考えるという機会を少しずつ与えていくのも大切です。
 
分からないことは自分から聞きにきてもらうというスタイルにすることで、少しずつ自分で考えて行動をするということができるようになっていきます。
 

指示待ち人間を卒業して”使える”人になろう 

今は指示待ち人間になってしまっていたとしても、本人が変わる気さえ持っていれば指示待ち人間を卒業することも可能です。
指示待ち人間が100%悪いというわけではありませんが、自分から行動を起こすことができないと仕事をしていく上でも不便さを感じてしまうことも少なくありません。
 
さらに仕事をする能力があるのに、指示待ちをしてしまうことによって周囲からの自分の評価が下がってしまうのは非常にもったいないことです。
 
自分の仕事の能力をしっかりと評価してもらうためにも、指示待ち人間を卒業し自分の力を仕事で発揮できる環境が作れるようになれば、自分にとって今よりも仕事に対して熱意をもって頑張ることができるようになるので、自分が変わるための努力を少しずつ始めてみましょう。

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