ビズリーチは東京都渋谷区に本社を構え、情報通信業を営んでいる企業です。主な事業内容はインターネットを活かしてサービス事業をおこなっており、会員制の転職支援サイトであるビズリーチや人事管理クラウド、クラウド経費精算システムなど数多くのサービスを運営しています。
社外からの評価も高く、雇用創出ランキングで上位入賞をしたり、日本ベンチャー大賞人材サービス革新賞を受賞しています。
ビズリーチってどんな会社
株式会社ビズリーチは、インターネットを用いてサービス事業などを展開していて、東京都渋谷区に本社を置く企業です。主なサービス内容は、会員制転職サイトであるビズリーチや人事管理クラウドのハーモス、クラウド経費精算システムeKeihiの運営などです。
会社の沿革としては、2007年8月に株式会社ビズリーチを設立し、2009年4月に日本初の求職者課金型転職サイトのビズリーチを開設しました。そして、2010年に株式会社ジャフコから資金調達を実施したり、高級タイムセールサイトLUXAを事業譲渡し、分社化したりしました。さらに、2014年に20代向けの転職サイトであるキャリアトレックを公開し、事業を着実に拡大させています。
また数々の賞も受賞しています。2013年には雇用創出ランキングJob Creation 2013で10位に入賞し、2014年には雇用創出ランキングJob Creation 2014で3位に、2017年には日本ベンチャー大賞人材サービス革新賞を受賞しました。その後は資金調達を行い、ビジョナル株式会社は東京証券取引所マザーズに上場しました。しかし、2022年7月に代表取締役である多田洋祐さんが急性心不全のため40歳でお亡くなりになられました。
競合他社
転職エージェントの競合他社は全国に数え切れないほど存在します。有名な転職エージェントは以下のとおりです。
- リクルートエージェント
- マイナビキャリア
- doda
- パソナキャリア
- type転職エージェント
以上の5つは総合型の転職エージェントであり、公開求人数が数多く、非公開求人も多数保有しています。また幅広い求人情報を提供するだけでなく、自己PRや履歴書の添削や面接対策などのサービスもおこなっています。
総合型以外の人材紹介会社も数多く存在します。女性の転職に特化したtype 女性の転職エージェントや、IT企業への転職に特化したGeekly、プログラミングのスクールを運営しながら就職先を紹介する株式会社divなどです。
またビズリーチはハイクラス求人特化型の転職エージェントです。ハイクラス求人特化型の転職エージェントも数多く紹介します。おもに以下の4つです。
- ロバート・ウォルターズ
- JAC Recruitment
- マイケル・ペイジ
- ランスタッド
ロバート・ウォルターズは外資系企業を中心に取り扱う人材紹介会社で、公開求人のほとんどが年収900万円であり、グローバル企業に転職を目指す方から絶大な支持を得ています。JACは高年収層に特化した転職エージェントで、管理職や専門職、ハイクラスの方から支持を集めています。
マイケル・ペイジはグローバル企業への転職に特化した人材紹介会社で、ハイクラス向けの転職エージェントです。ビジネスレベルの英語力は必須で、案件は非常に充実しています。ランスタッドも同様に、外資系やハイクラス向けにサービスを展開しています。80％の案件が非公開求人です。
転職エージェントの相場
転職エージェントの相場は、理論年収の30〜35%となっています。理論年収とは、新しい年度のはじめから年度末まで在籍した場合の年収を指します。簡単に言うと、推定年収と推定賞与を足した金額のことです。たとえば、理論年収が400万円の方が入社した場合に企業が転職エージェントに支払う額は、120万円ほどになります。（※1）
しかし、注意しなければならないことは転職エージェントは求職者から報酬を得ることはありません。成功報酬型が基本であり、求職者を紹介した企業の年収額によって報酬額は変動し、求職者が企業に入社した後に報酬が支払われることが多いです。内定を辞退する可能性も考えられるため、入社して実際に企業で働き始めたことが確認できてから支払われます。
まとめ
株式会社ビスリーチは、東京都に本社を置くインターネットサービス事業をおこなっている会社です。転職エージェントとして世間に名を轟かせていて、転職支援をメインに事業展開をしています。
人材業界は全国に数え切れないほど存在し、競合他社がひしめき合っています。そのなかでビズリーチはハイクラス向けの人材に特化した紹介会社として転職支援をおこなっているのが特徴です。
転職エージェントの相場は理論年収の30％ほどですが、求職者からは一切報酬を取らないため、求職者は安心して就職活動をおこなえます。
