新市場参入!IPO企業を解析-「レジル株式会社」:マンションと法人向けに革新的な電力販売を展開

レジル株式会社の事業概要と上場情報

マンション一括受電サービス

レジル株式会社は、マンション向けに独自の受変電設備を用いて電力を供給しています。このサービスでは、高圧電力を低圧に変換し、各世帯に割安な電力を提供。導入済みのマンションは約2,200棟、世帯数は約178,000に及びます。2023年4月からは太陽光発電や蓄電池を導入し、停電時でも電力供給が可能な「マンション防災サービス」を開始しています。

グリーンエネルギー事業

レジルは、中小企業や自治体に対して、再生可能エネルギーを中心とした電力を提供しています。この事業を通じて、持続可能なエネルギー源への移行を促進し、環境負荷の低減を目指しています。契約先は約7,500に及びます。

エネルギーDX事業

この事業では、電力会社の設備保安点検や顧客対応業務を受託し、業界全体のデジタルトランスフォーメーションをサポートしています。現在は売上が小さいものの、将来的な成長が期待される分野です。

レジル株式会社の業績動向

2024年6月期(予想)

  • 売上高:37,827百万円(前期比 -22.6%)
  • 営業利益:2,638百万円(営業利益率 7.0%、前期比 +61.3%)
  • 経常利益:2,569百万円(経常利益率 6.8%、前期比 +30.3%)
  • 当期純利益:1,808百万円(純利益率 4.8%、前期比 +34.4%)
  • 1株当たり純利益:99円23銭
  • 1株当たり配当金:30円00銭

2023年7月〜12月期

  • 売上高:20,268百万円(売上高比率 100.0%)
  • 営業利益:1,767百万円(営業利益率 8.7%)
  • 経常利益:1,730百万円(経常利益率 8.5%)
  • 当期純利益:1,215百万円(純利益率 6.0%)
  • 1株当たり純利益:66円82銭
  • 1株当たり配当金:不明

2023年6月期

  • 売上高:48,867百万円(売上高比率 100.0%)
  • 営業利益:1,636百万円(営業利益率 3.3%)
  • 経常利益:1,972百万円(経常利益率 4.0%)
  • 当期純利益:1,344百万円(純利益率 2.8%)
  • 1株当たり純利益:73円92銭
  • 1株当たり配当金:22円00銭

業績と今後の展望

調達資金の使途

調達資金総額: 約9億6200万円(想定発行価格ベース)
資金の使用目的: 新規事業であるマンション防災サービスの設備投資

具体的な設備投資内容
  • 受変電設備
  • 太陽光発電設備
  • 蓄電池
  • EV(電気自動車)充電設備
  • これらの設備を自社の保有資産として設置

レジルは2024年6月期に向けて、新設されるマンション防災サービスへの投資を計画しており、増益が見込まれています。売上高は前期比で23%減の378億円、純利益は34%増の1.8億円を予想しています。

上場概要

2024年4月24日に東証グロース市場への上場を控え、公募株数は15万株、売出株数は510万株です。大和証券が主幹事を務め、仮条件は1,100円から1,200円、公開価格は4月16日に決定されました。

レジルの上場は、エネルギー業界での持続可能なサービスを提供するビジネスモデルと成長戦略を広く投資家に知らせる絶好の機会です。その興味深い事業展開と将来の成長ポテンシャルに注目が集まっています。

代表者プロフィール

画像:コーポレートサイトより引用

  • 代表取締役社長: 丹治保積
  • 生年月日: 1971年10月4日
  • 職歴:
    • 1998年4月、日本ヒューレット・パッカード(現日本ヒューレット・パッカード合同会社)入社
    • 2001年5月、楽天株式会社入社
    • 2010年5月、株式会社ミスミグループ本社入社
    • 2015年4月、シグニ株式会社代表取締役社長
    • 2020年12月、レジル株式会社(旧中央電力DX株式会社)入社
    • 2021年1月、レジル株式会社代表取締役社長に就任 (現任)

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