アナログの魅力再発見:三菱鉛筆と富士フイルムが示す新たな成長戦略

三菱鉛筆と富士フイルムがアナログに魅力を見出し、成功を収めています(日本株の動向)

デジタルトランスフォーメーション(DX)が私たちの生活や業務を変革している現代において、その便利さと効率性により、日々の生活は向上しています。しかし、その一方で、アナログ製品への関心も高まっています。アナログ製品固有の手間や質の粗さが、デジタルネイティブな世代には新鮮な楽しみとして受け入れられています。

三菱鉛筆「ポスカ」の売上げ拡大により、記録的な利益更新が見込まれる

三菱鉛筆(7976)は、2024年12月期の連結営業利益が前年比5%増の125億円になる見込みであり、過去最高の営業利益を更新する方針です。この増益は、特に欧州市場での「ポスカ」マーカーの販売好調が寄与しています。筆記具の需要がデジタルデバイスの普及により減少する中、三菱鉛筆は趣味やレジャー活動を通じて新たな市場を開拓しています。「ポスカ」はその鮮やかな発色と多様な素材への描写可能性がSNSで共有され、広く支持されています。

富士フイルムの「チェキ」がイメージング事業の利益を支える

富士フイルムホールディングス(4901)では、インスタントカメラ「チェキ」がイメージング事業部の主力として大きな役割を果たしています。この製品は、高い利益率と継続的なフィルム購入の見込みにより、会社全体の利益向上に貢献しています。今後も「チェキ」の売上を拡大し、アナログカメラ市場での地位を確固たるものにしていく計画です。

特定の趣味やスタイルで個性を重視する動きと古着市場の成長

現代の若者は時間の有効活用を重視していますが、個性を出すために特定の趣味やファッションにこだわる傾向にあります。古着ブームがその一例で、リユース市場の成長を支えています。トレジャー・ファクトリー(3093)はこのトレンドを活かし、衣料品の売上げ増加を背景に今後の成長を加速させる見込みです。

以上の動向から、アナログ製品の持つユニークな魅力がデジタル時代においても価値を見出され、多くの企業が新たな成長機会を探求していることが伺えます

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