ネット口コミの影響力!購買意欲を高める口コミの意外な経済効果

はじめに

ネットの口コミ評価をチェックしてから、買い物をしたり出かけたりする人は世の中に多いでしょう。
ネットで話題になった商品はすぐに売り切れてしまうように、経済効果は思った以上にあるようです。
そこで今回は、少し気になるネットの口コミの影響力について徹底検証してみましょう。
 

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商品やサービスを利用する際に重視する情報源は何か?


ネットの口コミは消費力に影響を与えるため、世界的な経済の原動力になるといっても過言ではないでしょう。
パソコンやスマホが生活必需品になっている今の時代、手軽に情報収集できる環境は、消費者が商品やサービスを購入する際に活用しやすいといえます。
 
20代以上のインターネット利用者を対象にした統計によると、商品やサービスを購入する際に何を情報源にしているかという質問で、全体の半数が「テレビ」と回答しています。
 
ニュース番組やバラエティ番組内で紹介されたレストランや商品などは、翌日にすぐツイッターのトレンドに入っていることもありますよね。
 
その次に情報源となるものは、テレビと同じく半数近い割合で「口コミサイト」が2位。
さらに「SNS」「企業のサイト」「知り合いの紹介」などが続いています。
 
このアンケートを見てもわかるように、ネットの口コミは消費力を左右する大切な意味があるもの。
テレビしかない時代には考えられない情報ソースで、スマホをタップするだけで欲しい商品のレビューがわかるのは、消費者にとってとても便利な時代なのです。
 

若い人ほどネット口コミを重要視する

ネット口コミは、店頭販売商品以上にオンラインショッピングで6割以上の人が参考にしていると、2016年の総務省が発表した情報白書で明らかになっています。
 
その6割の中で、年齢層が低くなるほどネット口コミの重要度が高まる傾向にあり、情報収集の手段と年齢が関係していることがよくわかりますね。
 
とくにオンラインショッピングの場合、欲しいなと思った商品には購入者のレビューが記載されてあります。
買うか迷っている時に、口コミを最終的な判断基準にした経験は誰しもあるでしょう。
そのため企業としても口コミを充実させることが、商品やサービスの認知度を高めることにもつながるのです。
 

ネット口コミが購買意欲に与える影響は?


ネット口コミがわからない、掲載されていない商品などに対して不安を抱いたことはありませんか。
ネット口コミの影響力は、その商品の質を判断するのだけでなく、世間がどれほど興味を持っているか話題性を知るためにも大切。
 
たとえ悪いネット口コミが多い商品でも、レビュー数が多いとつい興味を持ってしまいますよね。
知名度がある、話題性があるということは、商品やサービスの信頼性を高めるメリットにつながります。
またネット口コミは「鮮度」が大事。高評価の口コミ投稿日が何年も前では、最新の購買力にはつながらないこともあるでしょう。
 
消費者はこのような点も意識して、トレンド性を考えながら商品を決めることもありますので、ネット口コミは内容だけが消費力に影響を与えているわけではないのです。
 

悪い口コミは購買力を低下させる?

ネット口コミで悪い評価がされている商品は、できれば購入することは避けたいですよね。
欲しいと思った商品のレビューがよくないと、やはり他社の商品に乗り換えてしまうでしょう。
 
しかしネット口コミの影響力は、全てポジティブな内容の投稿なら必ず売れるというわけではありません。
消費者はとても慎重に口コミをチェックし、よい評価ばかりの口コミ投稿は逆に企業関係の人が書いたのではないか、そんな疑いを持ってしまうのです。
 
たとえば飲食店の口コミで「店員の態度が悪かった」「料理が冷たかった」など、マイナス印象を与える評価を見ると、利用者は「この店はやめよう」と考えます。
 
しかし悪い口コミも正直に掲載する姿勢は、とても真摯な態度でビジネスを行っていると評価する消費者もいるのです。
悪い口コミの影響力は最小限に抑えるべきですが、どうしても欲しい商品、行ってみたい場所があれば、多少悪い評価があっても、購入者の気持ちは変わらないのかもしれません。
 

インフルエンサーの影響力は?

YouTubeやブログなどで活躍する「インフルエンサー」は、ネット口コミの究極の形といえるでしょう。
購買意欲に強い影響力を与えるインフルエンサー。
 
自分が得意な分野や興味があるジャンルを中心に、商品やサービスを紹介しています。
たとえば女性のインフルエンサーならコスメやグルメなど。
 
とても身近な存在で、インフルエンサーのマーケティング手法があるように、経済効果がかなり高い存在です。
ネットの口コミサイトよりも、インフルエンサーが提供する情報はとてもわかりやすく、信憑性が高いことも利用者が情報収集として参考にする理由。
影響力がある人には、企業としても自社の商品をどんどん紹介してほしくなりますね。
 

まとめ

ネット口コミは、消費活動に欠かせない判断基準になっています。
中には信用できない内容も見受けられますが、消費者が自分にとって有利になる情報は、ネット上にたくさん隠されていることは確かですね。

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