全日本空輸を傘下に持つANAホールディングスってどんな会社?

あなたは海外旅行へ行くのは好きですか?海外旅行は飛行機で移動する方が多いです。快適な空の旅を楽しみながら目的地へ行けるので、それも込みで海外旅行が好きになる人も多いですよね。

 

そこで今回は、海外旅行好きの方が1度はお世話になるであろうANAホールディングスについての記事となります。単に飛行機会社だなあ、くらいの認識はどなたでもあるかと思いますが、今回は1つの企業としてのANAについて見て行きたいと思います。

 

先ほどお話した海外旅行好きの方や、飛行機好きの方におすすめの記事となっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

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ANAホールディングスってどんな会社?

まずは、ANAホールディングスについて解説していきます。ANAホールディングスとは

全日本空輸(ANA)を中心とする企業グループのことです。ANAは「ALL NIPPON AIRWAYS CO.Ltd」の略称です。

 

現在の日本で国内線、国際線の両方でNo.1を誇る企業です。2022年3月期には売上高約1兆7,100億円で営業利益は約950億円となっています。ものすごい金額ですね。これだけでも非常に素晴らしい企業ということが伺えます。(※1)

 

さらにANAは、英国の格付機関であるSKYTRAX社より世界最高評価の「5スター」に認定されています。そして驚きなのが、それを2013年から10年連続で認定されているということです。並々ならぬ企業努力を感じますね。(※2)

 

このことから単に飛行機の会社というわけではなく、世界で認められている超有名な企業ということですね。

 

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ANAの歴史

ANA誕生は1952年まで遡ります。第二次世界大戦終結後の日本の民間会社による運航は、GHQによって全面禁止とされていました。そしてその運航禁止が解除されたのが1950年のことでした。その2年後に誕生したのが、日本で初めての航空会社である日本ヘリコプター輸送です。こちらが後のANAとなります。

 

名前の通り、最初は飛行機ではなくヘリコプターでした。それも2機しか保有していないため、できることに限りがあります。まさにゼロからの挑戦ですね。創業当時は「高潔な企業」「権威に屈することのない、主体性を持つ企業」「独立独歩できる企業」の3つを理念として掲げていたそうです。

 

このころから、すでに理念が素晴らしいのがお分かりいただけますね。その理念の元、会社は成長を続けていきます。

 

1962年には、戦後初となる国産旅客機YS-11のローンチカスタマーとして日本の航空産業を牽引します。1964年には東京オリンピックの聖火輸送、1986年には成田〜グアム間の国際定期便の運航を開始などさまざまな功績を残しています。

 

途中、戦争やSARSなどの影響で需要が激減してしまう時期もありました。しかし、そんな時期でも希望を無くさず、コスト削減や逆境を機にグループでの結束を高め危機を乗り越えて成長してきました。(※3)

 

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今後の展望

ANAは日本が世界に誇れる企業だということが分かりました。そこで、その企業が次に何を目指しているか気になりますね。ここでは、そんなANAが次に目指すものを説明していきます。

 

ANAホールディングスは、2023年2月15日に来年度から3年間の中期経営戦略を発表しました。「ANA」「Peach」「AirJapan」の3つの航空ブランドを最適化し、ビジネスやレジャー以外にも訪日旅客などの幅広い需要を取り込もうとしています。(AirJapanは来年度下期に就航予定)

 

その他にも旅行や商社、プラットフォーム事業などの中核事業の拡大もしつつ、地域創生や不動産事業も強化していくとのことです。さらにメタバースやアバターなどの新しい事業にも挑戦するため投資を行い、2025年度に営業利益310億円を目指しています。

 

そして、航空事業と非航空事業を結び付けて利用者の利便性を上げ、マイレージクラブ会員を基盤としたANAアプリや新しいECモールである「ANA Mall」の利用を促進していくとのことです。

 

これらの要素により、2025年度にグループで過去最高の2000億円の営業利益を出すという方針を打ち出しています。また、「ワクワクで満たされる世界を」という新経営ビジョンを掲げて、航空以外でも新しい価値を生み出すという目標を立てているそうです。(※4)

 

ますますANAの発展から目が離せませんね。きっと、営業利益の2000億を達成することでしょう。

まとめ

いかがでしょうか。ANAが、どんな企業かお分かりいただけたかと思います。今すぐにでも旅行の予定を立てて、世界の認めるANAの飛行機で旅行したくなりましたね。そして、その超有名企業が日本の企業である、ということも日本人としてどこか嬉しいものがあります。

 

そして、実際に旅行へ行くとなると、まとまったお金が必要になります。快適な空の旅を楽しむためにも今からコツコツと貯金をしていきたいですね。

 

リサーチオンラインでは、投資や資産運用の相談を受け付けております。今回の記事で旅行に行くためにお金を貯めたい!とお考えになりましたら、ぜひリサーチオンラインまでご相談ください。

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