本格的な冬が始まり、電気代も高騰!今から実践できる冬の無理ない節電方法!

気温がグッと下がり、本格的に冬が到来しました。外に出ず、暖かい家の中で過ごす時間も増えるでしょう。

2022年の冬は、夏に引き続き電力のひっ迫が予想されます。すでに政府は今冬の節電を要請。電気代値上げの報道も出ています。(※1)しかし、私たちの冬の生活には暖房が欠かせません。冬期に暖房が使えないといったことが起きると、死活問題に関わります。そうならないために少しでも電気代を安くするには、節電対策が重要です。

今回は、すぐに実践できる節電対策を5つ紹介します。この冬の寒さを乗り切るべく、ぜひ試してみましょう。

節電方法5選


節電というと、待機電力を減らしたり電気の使用を控えたりといったイメージを持つ方もいるでしょう。しかし、待機電力の現象は節電効果が薄く、電気の使用を控えれば家で快適に過ごせなくなってしまいます。

節電は工夫次第で、無理なく行うことが可能です。その方法は以下の5つです。

1.エアコン・ヒーターを上手に利用する
2.こたつ・電気毛布を使用する
3.冷蔵庫やトイレの温度設定を下げる
4.断熱グッズを使う
5.加湿をする

それぞれの方法を紹介します。

1.エアコン・ヒーターを上手に利用する

エアコンやヒーターを効率よく使うことで消費電力を減らしましょう。環境省によれば、冬の室温の目安は20℃であり、暖房の温度設定を1℃低くすると約10%の消費電力の削減になると言われています。(※2)

部屋の広さによっては暖まらない場合もあるため、以下の方策も試してみるとよいでしょう。

サーキュレータや扇風機で空気の循環をする
防寒の服を着る、または厚着をする
フィルターや室外機などの清掃を行う

空気は暖かいものが上方へ行きやすく、冷たいものが下方へ行きやすいという特徴があります。そのため、サーキュレーターなどで循環させると暖かい空気と冷たい空気がムラなく混ざるため、早く温まります。サーキュレーターなどが手元にない場合は、防寒の服や厚着をして暖かくして過ごしましょう。エアコンを使用する場合は、フィルターや室外機を掃除しておくと、効率よく空気を送り出せるようになります。

2.こたつ・電気毛布を使用する

エアコンやヒーターと一緒に、こたつや電気毛布を併用するとさらに暖かくなり、電気代の節約にもつながります。エアコン・ヒーター・電気毛布・こたつの1時間あたりの電気代は以下のとおりです。

エアコン:3円〜40円
ヒーター:9円〜24円
電気毛布:1円
こたつ:2円〜4円
(※4)(※7)

電気毛布やこたつは1時間あたり5円以下となっており、コストパフォーマンスの高さが窺えます。

寝室でゆっくりする場合は電気毛布、リビングではこたつ、外出から帰ってきたらエアコン、というように生活スタイルによって使い分けると、光熱費を抑えながら暖かい部屋で生活することができるでしょう。どれかに偏ってしまうと結果的に電気代が嵩んでしまうこともあるため、満遍なく使用するとよいです。
3.冷蔵庫やトイレの温度設定を下げる
冷蔵庫の温度設定や、トイレの温度設定を変えると、節電につながります。冷蔵庫は、温度設定を「中」にするだけで1,500円程度の節約が可能です。(※3)冬は夏と違い食材が傷みにくいため、庫内の温度が極端に冷たくなくても問題ありません。

トイレは、便座やウォシュレットの温度を少し下げれば、節電効果が期待できます。便座が温まる機能がないトイレは、便座が冷たくなるため健康に危害を加える可能性もあるので、防寒の便座カバーなどを使って冷たくなるのを防ぐようにするとよいでしょう。

4.断熱グッズを使う

カーテンを断熱素材にしたり、サッシにシートを貼ったりすれば、空間内の熱が逃げにくくなります。特に窓は空気が漏れやすい場所であるため、隙間を埋めるテープやシートで暖気を閉じ込めるようにするとよいでしょう。

ホームセンターや100円ショップなどで手軽に購入できるため、作業の手間を惜しまない方は積極的に使ってみましょう。(※4)(※5)

5.加湿をする

湿度の高さに応じて体感温度が変動するのが、人間のメカニズムです。加湿をしてほどよく湿度を保つことで、体感温度が高く感じるようになります。湿度を保てば実際の気温よりも高く感じるようになるため、エアコンやヒーターの温度を上げずに済みますし、喉の乾燥やウイルスの繁殖を防ぐこともできます。

加湿器がない場合は、濡れタオルを部屋にかけておくとよいでしょう。洗濯物を部屋干ししても、湿度を上げられます。(※4)(※5)

まとめ


ここまで、この冬からすぐに実践できる無理ない節電方法を5つ紹介しました。今冬は現時点では例年並みの気温という見立てになっていますが、冬の生活には暖かい空間が欠かせません。ぜひ紹介した方法で少しでも電気代を節約して、寒い冬を乗り越えましょう。(※6)

 

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