話題のiDeCoを始めるなら?初心者でも分かるiDeCoの始め方

年金対策/資産運用

はじめに

近年では資産運用している方も多くなっています。

特に資産運用の中でも「iDeCo」をおこなっている方も少なくないはずです。

 

しかし実際のところ、2020年10月時点のデータでの加入者率は、加入条件を持っている人の中でも約2.6%程度にとどまっています。

 

このことから踏まえても、まだまだiDeCoをしていない方はたくさんいることがわかります。

なぜiDeCoの利用者率がこの程度なのでしょうか?

それはどうiDeCoを始めたらいいのか、よくわからないことが原因です。

 

iDeCoがどのようなものであるかを紹介する記事はたくさんありますが、どのように始めるかは難しく書かれている記事ばかりです。

そのためiDeCoは難しいものだと認識されてしまい、手を出しにくいのが現状です。

 

今回の記事ではそのような事情を踏まえて、iDeCoのはじめ方について簡単に解説いたします。

ぜひ最後までご覧ください。

 

iDeCoをもっと詳しく知りたい方はこちらをチェック。

【おすすめの選び方】idecoでの商品選びのポイントを解説します

 

iDeCoのメリット・デメリットを解説/おすすめのシュミレーションサイト

 

そもそもiDeCoとは

iDeCoをはじめようにも、iDeCoがどのようなものであるのかわからないと、始めにくいはずです。

まずはiDeCoについての理解を深めることから始めます。

iDeCoについて

iDeCoとは一言で表すと、加入が自由な私的年金制度のことです。

iDeCoは自分で申込み、自分でどの商品を運用するのかを決めます。

原則として、20歳以上60歳未満の国民年金などの公的年金に加入している方であればiDeCoに加入できます。

メリット・デメリット

iDeCoのメリットは大きく分けて以下の三点です。

  • 月々の積立金が所得控除の対象になっているため、所得税と住民税が軽減されること
  • 運用益が非課税であること
  • 受給時に所得控除が受けられること

 

このようにiDeCoは税制面での優遇が大きいです。

そのため節税を考えている方にとっても、価値がある制度といえます。

 

次はiDeCoのデメリットについて記載します。

iDeCoのデメリットは以下の三点です。

  • 退職金をさらに充実させるための制度であるため、60歳まで受け取れないこと
  • 毎月の運用に手数料がかかってしまうこと
  • 投資信託の商品もあるため、価格変動リスクがあること

 

iDeCoを始めるための簡単3ステップ

ここまでiDeCoとはどのような制度であるのかを記載してきました。

iDeCoについての理解を深めたところで、続いては本題であるiDeCoの始め方をご紹介します。

いくら積み立てるかを決める

まずはどの程度の金額を積み立てるのかを考えるところから始めましょう。

iDeCoの積立金は月々5,000円以上、1,000円単位で設定できます。

そのため利用する方のリスク許容度に応じた運用ができます。

 

リスク許容度とは、どの程度の金額であれば投資元本がなくなっても問題ないのか、またはどの程度の金額であればマイナスになっても問題がないのかという気持ちに耐えられるかというものです。

運用商品を決める

いくら積み立てるのかを決めたら、次は運用する商品を選びましょう。

運用商品ごとに仕組みや特徴が異なりますので、しっかり検討した上で商品を選ぶようにしてください。

この際金融商品に関する知識がある方であれば、さほど問題はありません。

 

しかし金融商品に対する知識がない方は、iDeCoを取り扱っている金融機関などに相談してから商品を選ぶことをおすすめします。

金融機関を決める

iDeCoを取り扱う金融機関を通して、iDeCoへの加入の申し込みをおこないます。

数ある金融機関の中から、一社だけを選ぶ必要があります。

 

金融機関ごとに取り扱っている商品に差があります。

そのため金融機関を選ぶ際には、よく比較してから選ぶことがおすすめです。

 

iDeCoの注意点

続いては、iDeCoを運用する上での注意点についてご紹介します。

元本割れのリスクがあること

iDeCoは価格変動リスクのある商品も取り扱っています。

そのためもしかしたら、投資金額よりも資産額が下回る、元本割れが起きる可能性もあります。

 

どの商品を選ぶかは個人の自由ですので、元本割れを避けたい方はローリスクローリターンの商品に投資することをおすすめします。

投資の上限額が決まっていること

iDeCoでの上限金額は自身の職業によって異なります。

  • 自営業者の場合…6万8,000円まで
  • 会社員で企業年金、企業型拠出年金ともに加入していない場合…2万3,000円
  • 会社員で企業型拠出年金のみに加入している場合…2万円

 

このように自身の職業や、企業型拠出年金をしているかどうかで投資の上限額は決まっています。

最低投資額は5,000円からですが、上限が2万円程度の場合であると物足りなさを感じるかもしれません。

 

まとめ

今回の記事ではiDeCoのはじめ方について、

  • まずはどの程度の金額から積み立てるのか決めること
  • 次は運用商品を決めること
  • 最後はどの金融機関でiDeCoをおこなうか決めること

以上の三ステップをご紹介しました。

 

これらの情報があなたのお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

AUTHORこの記事のライター

Research Online編集部は、年金対策や、税金対策、金融情報や経済ニュースまで、将来に漠然とした不安(何をしたらいいかわからない方)を抱えている方への役立つ情報を、取材、配信しております。

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