看護師が転職でよくある後悔事例と後悔しないための転職成功ポイント

看護師の年収は一般的な会社員よりも多いというのは、ほとんどの人が抱くイメージかもしれません。年収500万円以上の看護師も多く、給与アップを狙う人にとっては憧れの的のような存在になるでしょう。

そこで今回は、看護師で年収500万円以上もらう人の共通ポイントや特徴について、徹底的にご解説していきます。

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看護師の年収が500万は高いの?

看護師の年収で「500万円」は果たして職業柄高収入なのか、それとも平均的なのか、とても気になるラインですよね。看護師の年収は年代ごとに異なり、25~29歳は平均461万円、30~34歳は475万円、40~44歳は504万円。

平均的な年収額を見てもわかるように、看護師は勤続10年を超えると500万円前後に近くなることが可能なのです。日本では年収500万円稼ぐ女性は一体どれくらいいるかというと、全体の上位12%ほどなので高額所得になるといえるでしょう。

また業種別で見ると、年収500万円が多いのは医療福祉関係なので、すでに看護師として活躍している方、これから高額年収を期待してキャリアプランを考えている方にとっても魅力的であることは間違いないですね。

 

正看護師か准看護師の違い

看護師の年収は「正看護師」と「准看護師」の二種類があり、両者とも看護業務を行いますが、それぞれに専用免許があり、給与にも関係しています。

正看護師は、厚生労働大臣が認定する国家資格を保持している人。准看護師は都道府県知事が発行する公的資格で、正看護師業務とはあまり差がないともいえるでしょう。

准看護師の平均年収は413万円。正看護師よりも少なくなるので、500万円以上を目指すなら正看護師の国家資格を持っているほうが有利です。

なぜこのような年収の違いがあるかというと、資格の種類が大きく関係しているからなのです。また資格だけでなく、正看護師のほうが准看護師よりも昇進しやすいこと、准看護師は正看護師のサポート役になることも多く、管理職になるなら国家資格を持っているかどうかを条件にしている医療機関もあります。

さらに正看護師は活躍できる職場の選択肢が多く、高い看護基準を求める救急外来や高度な医療技術を行う病院では、正看護師の募集のほうが圧倒的に多いことも特徴です。

 

学歴と勤続年数は関係するか?

看護師の年収は学歴も関係しており、新卒の初任給で比較すると高卒よりも大卒のほうが1~2万円ほど高くなる傾向があります。看護系大学大学院卒は初任給が一番高く、平均すると27万円前後に。

そのため賞与も必然的に大卒のほうが高くなりますので、年収500万円を目指すにも高卒より大卒のほうが有利になるかもしれません。また看護師で年収500万円以上の人は、勤続年数が長いことが特徴。

早い人は勤続年数10年で500万円を超える可能性があり、10年以上になると500万円前後が相場になります。

 

給料の差をつける手当がある

看護師の給与で意外な部分は、基本給が他の仕事とあまり変わりがないこと。ではなぜ高額年収になる女性は医療関係の人が多いかというと、看護師の場合はさまざまな手当てがあるからなのです。

給与は所定内給与と所定外給与に分かれており、基本給や通勤手当など定例的にもらう所定内以外のところが高額年収のポイントに。年収500万円以上の人は役職手当があることが多く、たとえば主任は5,000円~15,000円、副主任は5,000~10,000円など。

さらに資格手当も年収500万円以上の人の共通ポイントで、専門性の高い資格の専門看護師手当や認定看護師手当、さらに国立病院では月額60,000円ほどの手当になる診療看護師手当はとても魅力的です。

他にも法的に基準が決められている夜勤加算手当、救急呼び出し待機手当、ストレスの多い職場で支給される特殊業務手当など、さまざまな所定外給与がありますので、同じ勤続年数でも看護師は手当で高額年収が可能になるのです。

 

年収が高い職場について

小さなクリニックと国立大学病院では給与が異なり、年収500万円以上の人は給与の高い職場にいることも共通点のひとつ。

たとえば都市部の公立系病院で支給される地域手当は、物価水分が高いエリアでよく見られる手当で、国立病院なら地域の物価に応じ基本給3~12%が支給されることもあります。

さらに診療科目によっても給与は変わり、保険診療が少ない美容皮膚科系や美容整形外科は年収500万円以上も多い傾向があります。他にも給与水準が高く設定されている大学病院、社会保険関係法人が運営する規模の大きな病院なども小さなクリニックよりも年収は高く期待できるでしょう。

看護師が公務員として勤務できるとさらに収入は安定し、年収500万円以上も期待できます。ただし公務員として勤務できるのは、厚生労働省の内部部局や自衛隊、公立の看護学校などに限られてしまいますが、公務員の看護師の職場は安定しているので離職率が低い特徴もあります。

 

まとめ

看護師の年収は場所や勤続年数、保持する資格の種類や内容など、あらゆることが関係しています。しかし年収500万円以上になる期待感が高い職業なので、今から資格取得するなど、できることからプランを立ててみましょう。

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