日本市場から撤退した、FOREVER 21が再上陸!アダストリアってどんな会社?

日本市場から撤退していたFOREVER21が、2023年春、3年ぶりに再上陸することとなり話題を呼んでいます。早くFOREVER21に行ってみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、FOEVER21再上陸の話題を中心に気になる外資系アパレルについて解説します。FOEVER21をはじめとした外資系アパレルに興味のある方は、是非目を通してくださいね。

日本市場から撤退した、3年ぶりにFOREVER 21が再上陸!

アメリカ発のファッションカジュアルブランドとして、そのデザイン性や価格の安さから人気のあったFOEVER21。

2009年に日本国内に第1号店を出店しましたが、2019年10月末、日本事業から全撤退しています。

そのFOREVER21が2023年春、3年ぶりの日本再上陸を決めたと発表され話題となっています。

2023年春にアダストリアグループの公式オンラインストアで販売開始、実店舗としては、関東・関西のららぽーとに出店予定です。

FOREVER21について

FOEVER21は、1984年に創業された、ロサンゼルス発のファストファッションブランドです。

リーズナブルな価格でありながら、トレンドを捉えた豊富なアイテムが揃っている点が魅力の1つと言えるでしょう。新商品が入ってくるサイクルも早く、店舗に行くたびに新しいファッションに出会えるお店でもあります。

伊藤忠商事とアダストリアってどんな会社?

FOREVER21の再上陸にあたり、伊藤忠商事が販売権を獲得、アダストリアの子会社であるゲートウィンが商品販売を担います。(※1)

伊藤忠商事とは

伊藤忠商事は繊維・金属・食料をはじめ幅広い事業分野でビジネス展開している総合商社です。

一株当たりの配当金はここ数年右肩上がりとなっており、2022年3月は一株当たり110円でした。(※2)

アダストリアとは

株式会社アダストリアは「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など、多くのカジュアルファッションブランドを持ち、国内外で店舗展開している専門店チェーンです。

一株当たりの配当金は2022年に1株あたり55円(第二四半期末25円、期末30円)でした。また、株主優待として日本国内のアダストリアグループ店で利用できる商品優待券を贈呈中です。(2022年現在)(※3)

外資系アパレルで好調な会社はどこ?

ここ数年、新型コロナウイルス感染症の影響で、多くのアパレル会社は苦戦を強いられていました。しかし、2022年になってからは、業績回復している企業も少なくありません。

日本はもちろんのこと、世界で有名で現在業績が好調な外資系アパレル会社を2つ紹介します。

インディテックス

ZARAはアイテムがバリエーションに富んでおり、トレンドアイテムからベーシックなものまで揃っているファッションブランドです。

ZARAを中核ブランドにするスペインの企業、インディテックスの2022年2月~7月の決算は次のとおりでした。(※4)

売上高:148億4500ユーロ(前年比+24.4%)

営業利益:24億3100万ユーロ(前年比+44.3%)

H&M

H&Mはリーズナブルでファッション性のある衣料品を扱うファストファッションブランドとして日本でも人気の高いブランドの1つです。

スウェーデンのH&Mでは、2021年12月~22年5月期の決算は次のとおりで好調でした。(※5)

売上高:1036億7000万スウェーデンクローナ(前年比+19.7%)

営業利益:54億4600万スウェーデンクローナ(前年比+99.9%)

ヨーロッパ株式投資について

今回紹介した、インディテックスやH&Mは欧州に拠点があります。そのため、ヨーロッパ株式投資を扱う証券会社からの投資が必要となります。米国株と異なり、取り扱っている証券会社には限りがあるため、購入する際は注意が必要です。

例えば、大和証券ではスウェーデン、スペインを含んだ広いヨーロッパ株の取り扱いを行っています。

https://research-online.jp/all/life/2678/
https://research-online.jp/all/economy/13909/

まとめ

2023年春、FOREVER21の再上陸が決まり楽しみにしている人も多いでしょう。

ここ数年、いくつかの外資系アパレルブランドが日本から撤退していますが、これを機にまた再上陸や新たなアパレルブランドの上陸があると、ファッション業界もさらに賑わいをとりもどすのではないでしょうか。

コロナ禍の影響が徐々に過ぎようとしている今、外資系アパレルへの株式投資を考えようと思っている人もいるでしょう。外国株式への投資は、日本の証券会社から行えるため初心者でも簡単です。ただし、米国株を取り扱っている会社は多数ある一方、ヨーロッパ株を取り扱っている会社は限定されているため注意しましょう。

外国株に不安がある場合は、伊藤忠商事やアダストリアなど外資系アパレル関連の国内の株に注目してみてもいいですね。

しかし、初心者であれば株式投資を始めるにあたり、不安を覚える人も多いのではないでしょうか。リサーチオンラインでは、初心者の皆様からの投資に関する相談を承っています。投資に関する悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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