ココイチが高くて客が急減|1000円を超えるからトッピング出来ない!?

はじめに

日本人が好きな食べ物の中で常に上位にランキングするカレーのチェーン店で知られるココイチですが、近年お客様のお財布事業によって、客足が遠のいているという指摘があります。
 
その理由は単品の各カレーと一緒に注文するトッピングが高すぎるという理由からです。一食にどの程度の金額を出せるのかということや実際のお客様のニーズなども合わせてココイチでの注文事情などを詳しく調べてみました。

 

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ココイチとは

ココイチは誰もが知っているカレーチェーン店として知られており、インドへの進出など海外展開が話題になることも少なくありません。確固たる地位を築くものの、値上げの影響もあって国内での来客数が減少傾向となっています。
 
気軽にトッピングをしたいと思ってもお財布の中身と相談すると難しいと考える方も少なくありません。カレー自体の採算は向上したものの、トッピングをしたいと思うお客様のニーズにマッチしているとは言い難いです。
 
値上げによってカレーしか注文しなくなったのはココイチとしては大きなマイナス要素となります。気軽にトッピングができなくなったことでカレーだけしか注文しなくなった理由であり、客数はマイナス成長となっています。
 
トッピングまで含めると予算オーバーとなってしまうことを懸念するお客様がそれほど多いといえる理由であり、1000円を超えることも少なくないものです。ココイチならではのウィークポイントが表に出た形となります。
 

ココイチの客数が減っている  

ココイチの客数が減っている根本の理由となるのは、トッピングをした場合に1000円以上の料金となることです。幅広いトッピングの種類を用意しているからこそ、トッピングを加えたいという気持ちが生まれるものです。
 
しかし度重なる値上げの影響によって、定番のカレーだけしか注文しないという方も少なくありません。食材や人件費の上昇による影響で値上げをしたのは当然であるものの、一抹の寂しさを感じる方も少なくありません。
 
トッピングに頼ることなくカレーだけで収益を上げることを目指した結果ではあるものの、トッピングを気軽に楽しめなくなったことによってココイチに足を運ぶ動機が少なくなったのもひとつのマイナス要素となります。
 
いちがいにどちらが正しいかについては見方によって異なるものの、少なくとも2020年時点においてはマイナス要素が目立つものです。ココイチの客数が今後増加していくためには、カレー単体での注文がスタンダードとなることが重要となります。
 

3月に値上げを決定 

2019年3月1日に行われた値上げによって客離れが深刻化しています。今までもココイチは強気な値上げが定期的に行ってきました。ベースとなる安価なカレーに利益率の高いトッピングを積み上げることによって、カレー単価の増加を狙ってきました。
 
ココイチのカレーは変な拘りがなく、良くも悪くもマイナス要素が目立つことはありません。最大の強みとなるのはトッピングであり、豊富なトッピングを自分の好みに合わせて食べることができるのが魅力です。
 
ほかのカレーチェーン店にはないセールスポイントであり、多くのファンを獲得することにつながりました。しかし3月に値上げを行った影響によってトッピングを加えにくくなったことがファン離れにつながっています。
 
ほかにココイチと同等レベルのカレーチェーン店は存在せず、ライバルが不在であることも強気の値上げ戦略を取り続けることができた理由となっています。トッピングが魅力的ではあるものの、足かせにもなりかねない状況となっています。
 

ココイチはトッピングすると1000円超える

ココイチでカレーを食べる場合、トッピングを加えると1000円を超えるのが当たり前です。カレーを食べるのに1000円を超えるのは気が引けるという方も少なくないでしょう。
 
本当はトッピングを加えたいと思っても、お財布の中身の問題でできない方も多いものです。一度きりならまだしも、継続的にココイチでカレーを食べるのであれば、トッピングはやはり欠かせないものといっても過言ではありません。
 
不景気の影響もあって一食にかけられる予算が少なくなったことによる影響も大きいものです。ココイチを脅かすカレー専門店も急増しており、トッピングを加えることができないウィークポイントが目立つことにもつながっています。
 
良くも悪くもココイチのセールスポイントであるのは多岐にわたるトッピングを加えることにあります。気軽にトッピングを加えることができなくなったことで、足が遠のくようになるのは自明の理です。
 

1億通りのトッピング  

ココイチは1億通りものトッピングができて、どういった内容にするかがひとつの楽しみにもなっていくでしょう。揚げ物を多くしたり野菜系を多くしたりとそれぞれの好みやそのときの気分に合わせての選択もしやすいです。
 
しかし外食チェーン店では数少ないトッピングを楽しめるカレー店であることのセールスポイントが損なわれる結果となったのが値上げです。さまざまな内容のトッピングを楽しめるにしても、現実問題としてお財布の中身のことを考えるのは当然といえるでしょう。
 
多岐にわたるトッピングを楽しめるのが魅力的であるとともに、値上げによって自分の希望に沿ったトッピングを選択しにくい問題が浮き彫りになっています。
 
カレー専門店は全国に存在しており、ラーメン店並みに急増しています。見た目が華やかでインスタ映えする要素があるとともに、栄養バランスのよさが際立つカレー専門店も少なくなく、ココイチが取り残されてしまう可能性もないわけではありません。

ココイチのフランチャイズシステムがすごい

ココイチでは独立支援制度を採用しており、社員をランク付けして経営スキルを身につけていき、一定のランクに達すると自身のチェーン店を持つことができるものです。努力次第で一国一城の主となれると考えるとモチベーションアップにもつながっていくでしょう。
 
ココイチの店舗拡大に一役買った仕組みといえるもので、トッピング積み上げ方式も同様に独自性のあるものです。カレー単体で利益を上げるのはもちろん、利益率の高いトッピングによって利益を上げることをコンセプトとしています。
 
しっかりフランチャイズシステムが確立されているからこそ、カレーチェーン業界でオンリーワンの存在となったといえるものです。どの店舗に足を運んだとしてもいつものココイチの味を楽しむことができて、変わることなく楽しめる理由になっていくでしょう。
 
さらに店舗がどんどん拡大していき、足を運びやすくなる理由にもなります。
 

ココイチでは今後変革が必要

ココイチはカレーチェーン店として確固たる地位を築くに至ったものの、値上げによって客数が減少しているのが事実です。家庭では食べられないカレーを食べることができるのがセールスポイントであるものの、野菜感が乏しくて値段も高いことが問題になっています。
 
今後ココイチがさらに多くのファンを獲得するためには改革が必要で、他のカレー専門店に負けないだけのセールスポイントを設ける必要があるものです。
 
どういった改革を進めるべきであるかは事業者と消費者の両方の立ち位置から考えないといけないもので、決してすぐに答えが出るわけではありません。しかし現状のままだとさらに売上の減少が予想されており、ココイチらしさも影を潜めてしまうものです。

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