FXの始め方!ビギナー向けの基礎ステップと必要なもの

年金対策/資産運用

はじめに

FXを始めるには、まず何からスタートすればよいのか、初心者にはわからないことだらけかもしれません。

近年ブームになっているオンライントレード。

 

スマホのアプリだけでも投資が簡単にできるので、女性や学生さんなども興味を持ち始める人が増えていますよね。

 

FXはその中でもとても注目され、資産運用として活用している人もいます。

そこで今回は、FXを始めるには何が必要か、基礎ステップをわかりやすくご解説しましょう。

 

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FX始めるにはまず基礎知識から!

Foreign Exchange(外国為替)を略した「FX」。

初心者にもやりやすい投資方法として注目されていますが、リスクはもちろんありますので、きちんと基礎知識からまずは理解しておきましょう。

 

FXの仕組みについて

FXを始めるには、まずどうすると利益が生まれるのか、仕組みについて知ることが大切です。

「外国為替証拠金取引」とも呼ばれるFXですが、よくドルを日本円に両替することがありますが、これは外国通貨を交換することを意味します。

 

FXは難しそうなイメージがありますが、外貨両替するという観点から見ると、海外旅行に行く時と似ている部分があるでしょう。

為替の変動タイミングを掴み、為替差益を得ることが本来の目的なのです。

 

FXは、外貨の売買を目的にして通貨を交換するもの。

取引は証拠金を預け、少額で大きな金額取引ができる点が魅力です。

 

利益について

FXを始めるにはどのような利益が得られるのか、2種類の異なるパターンを理解しておきましょう。

 

まずは「為替差益」と呼ばれるもの。

キャピタルゲインともいわれますが、為替レートが安い時に購入した通貨を高いレートで売った場合の利益があります。

たとえば1ドル100円で購入したものを1ドル110円で売れば、1ドルあたり10円の為替差益が得られる計算になるでしょう。

 

もうひとつは「スワップ収益」。

インカムゲインとも呼ばれるこの利益は、低金利の国の通貨を売り、高金利の国の通貨を購入して得る利益です。

たとえば高金利のトルコリラを購入すると、日本の金利よりも遥かに高いため、トルコリラを保持しているだけでスワップ収益が発生する仕組みとなります。

 

レバレッジについて

FXを始めるには、よく耳にするレバレッジのことも理解しておきましょう。

FX取引のレバレッジについて簡単に説明すると、自力で持てない重いものをテコを用いて持ち上げるようなもの。

担保として預けた証拠金の何十倍にも相当する、多額のお金を取り引きできるのです。

 

たとえば米ドル2.5万ドル(日本円250万円相当)で投資する場合、通常の外貨預金ならその金額が必要になるでしょう。

しかしFXなら、10万円の証拠金で25倍のレバレッジを利かせ、250万円相当の取引が可能に。

 

日本の金融庁で定めたルールに基づいたサービスは個人名義の場合、レバレッジは25倍が上限になっています。

レバレッジの倍率を高めるほどリターンも多くなり、効率的な投資ができることがFXの魅力といえるでしょう。

 

FXの人気の秘密とは?

投資にはあらゆる種類があり、それぞれメリットとデメリットがありますので、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

近年FXが人気になっている理由として、いくつかの魅力が挙げられます。

 

まず投資期間は、数秒から長期まで自由自在であること。

そして決済にも柔軟性があり、扱う外貨の種類が豊富、レバレッジで投資効率が高いなどのメリットもあります。

 

また取引手数料が安いところや、金利受け取りがいつでも可能であることも嬉しいですね。

 

FXのリスクについて

FXを始めるには、リスクに関しても注意しなければなりません。まずは為替の変動による損失があります。

為替市場の動向は、いつどのように変化するかわかりませんので、そのリスクは常に抱えることになるでしょう。

 

金利の変更、レバレッジの副作用、さらにシステムダウンのような技術的なトラブルにより、利益が得られないこともあり得ます。

このようなリスクはFXだけに限らず、株や外貨預金などにも共通する点なので、FXを始める際にもきちんと納得したうえでスタートしてくださいね。

 

ビギナー向けの基礎手順

ではFXを始めるには何が必要か、ビギナー向けの基礎手順を簡単にご説明しましょう。

 

FX会社を選び口座開設

FX会社は日本に50以上も存在するといわれていますので、どこを選ぶかは最初に悩む部分です。

取引する場合に必要になるFX口座ですが、会社によって取引ツールが異なりますので、自分のレベルに合わせることがコツ。

 

ネットでも宣伝している会社が多いように、初めて口座を開設する人向けのキャンペーンも実施しています。

このような点を意識するのもコツですし、初心者向けのサポートが充実しているかチェックしてみることもオススメです。

 

FX会社を決めたら、口座を開設しましょう。

メールアドレス、パスワード、生年月日などを入力してアカウントの仮登録。

メールアドレスに本登録のURLが送信されるため、そこから最終的な手続きを完了させます。

 

本人確認書類として、運転免許証等の提出が必要になりますので、アップロードや郵送など都合のよい方法でやっておきます。

審査が終わり本人確認を終了したら、次は口座に証拠金の入金。

一般的な口座振替と24時間できるクイック入金、どちらかを選択してくださいね。

 

通貨を決める

FXでは2つの国の通貨を売買しますので、「基軸通貨」と「決済通貨」の通貨ペアを選択します。

決済通貨は、国際為替市場で交換しやすい通貨のこと。

米ドル、日本円、スイスフラン、イギリスポンドなどがあります。

 

主に取引されるのは、米ドル・日本円やユーロ・日本円などの通貨ペア。

初心者なら値動きが緩やかで、リスクが低いと考えられている米ドルと日本円の通貨ペアがオススメとされています。

 

取引する

続いて、一般的なFX取引の流れについてご説明します。

まず注文方法ですが、主に3通りあるといわれています。

「成行注文」は現在の値段で売買した時、「指値注文」は有利な為替レートを指定して注文する場合。

そして「逆指値注文」は、現在の為替よりも高くなったら買う、安くなったら売るという注文です。

売買するタイミングを判断するには、FX会社のサイトに掲載されているチャートでトレンドを判断することがコツ。

初心者向けのコンテンツが多いFX会社なら、わかりやすいチャートを提供しています。

 

決済する

所有している外貨の持ち高、ポジションの損益を確定する決済注文ですが、この手続きをしないと実際の利益は確定しません。

 

タイミングが大切なので、事前に決算する基準を決めておくと判断しやすくなるでしょう。

損失が出ている場合はタイミングを逃しやすいので、正しく損切りするよう、基準がとても重要なポイントになります。

 

トレードを上達させるコツ

初心者にとっては、FX会社の取引ツールに慣れるだけでも最初は大変かもしれませんが、少しでも多く利益を得るためにはトレードを上達させることが大切。

 

FXはテクニカルな部分で予測できる特徴があり、過去チャートで現在の法則性を推測することもいずれは可能です。

FXに関する知識や有利な情報は、ネットや本からも得られるとされており、FXトレーダーのことが無料でわかる場合もあるでしょう。

 

注意したい点も色々とありますので、まずは少額で始めることが鉄則。

またFX会社ではデモ取引ができるサービスもありますので、一連の流れを体験してみるのもオススメです。

 

まとめ

FXを始めるには、まず安心できるだけの情報収集が必要ですね。

投資は初心者には落とし穴もたくさんあります。

FXはスマホのアプリでもできる手軽なイメージがありますが、あくまでも投資のリスクがあることを忘れずに、早速チャレンジしてみましょう。

AUTHORこの記事のライター

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