気になる!冬のボーナスの使い方

冬のボーナスが気になる時期がやってきました。今年のボーナスはいくらくらいになるのか、何に使おうかワクワクしながら待っている人も多いのではないでしょうか。

 

既に使い道を決めている人もいるでしょう。

 

本記事では2022年の冬季ボーナスの平均額や使い方についてみていきます。ボーナスの使い方について迷っている人は参考にしてくださいね。

冬のボーナスは平均いくら?

 

ボーナス額は大企業と中小企業で大きく異なることが少なくありません。

 

厚生労働省の「毎月勤労統計調査」による昨年冬の平均ボーナスは380,787円でした。(※1)

 

今年のボーナスも同じくらいと予想している人が多く見受けられます。(※2)

 

一方、大企業の冬のボーナスについては、11月7日に日本労働組合総連合会(連合)が、今年の冬のボーナスについて発表しています。それによると、組合員1人あたりの冬のボーナスの加重平均額は72万6,893円です。(※3)

 

前年の実績が67万4,221円なので、5万2,672円の増加となります。

何にボーナスを使う?

 

冬のボーナスの使い道、上位5つについてみていきましょう。なお、複数回答可のアンケートとなっております。(※2)

 

  • 預貯金(55.2%)
  • 生活費の補填(32.2%)
  • 旅行・レジャー(13.2%)
  • ローン返済(11.0%)
  • 投資(11.0%)

 

使い道を決めていない人は、「預貯金」と答えることが多い傾向です。とくに使用予定がない場合、無駄遣いせずに貯めておこうと考える人は少なくありません。

 

また、光熱費や食費をはじめとして生活費全般が高騰していますので、生活費の補填に当てる人も多く見受けられます。

 

最初からボーナスを見込んでローンを組んでいる人は、ローン返済に利用しています。

 

旅行やレジャーなど、自分の楽しみに使う人もいます。ボーナスで思い切りリフレッシュするのもいいですね。

 

冬のボーナスを投資に充てる人も少なくありません。初心者におすすめの投資については後述します。

 

もしも、今年のふるさと納税の上限額に余裕があるのであれば、節税を兼ねてふるさと納税をしてもよいでしょう。寄付する自治体が5つ以内の場合「ワンストップ申請書」を提出すれば、確定申告を行う必要はありません。

 

冬のボーナスで投資を始めるなら?

 

使い道のないお金をそのまま口座に置いていても、低金利の今、お金の増加は望めません。そのため、冬のボーナスで投資を検討する人もいるでしょう。

 

しかし、資産運用に取り組む際何から始めればよいかわからない人は少なくありません。

 

ここでは、初めて投資する人におすすめの方法を3つ解説しますので、参考にしてください。

つみたてNISA

つみたてNISAとは、年間40万円までの資産運用が非課税枠でできる口座です。非課税期間が最長20年となるので、長期間節税と資産運用ができる点がメリットといえるでしょう。

 

さらに、つみたてNISAでは、金融庁が認めた金融商品にしか投資できません。取り扱い商品は、長期・分散投資に適した投資信託やETFのみとなっています。

 

初めての投資でどの金融商品に投資すればいいかよくわからない人でも、安心して始めることができるでしょう。

iDeCo

iDeCo(個人型拠出年金)は老後の資金を無理なく貯めるための仕組みです。毎月、決まった額の掛け金を、原則として65歳まで継続的に積み立てていきます。自分で資金の配分比率を決め、自分で選択した商品に投資していく仕組みです。

 

投資上限額は職業や加入している年金制度により異なります。

 

運用状況や方針の見直しにより、途中で資金の配分比率を変更できます。

 

積み立てた掛け金が全額所得から控除される点がメリットです。ただし、原則として途中で換金することができませんので、その点は把握しておきましょう。

投資信託

投資信託とは、運用の専門家に依頼して投資してもらい、運用成果によりその収益の分配を受けとる仕組みです。

 

株式投資と異なり、自分で株を選択して投資する必要がないため、初心者向けの金融商品といえます。

 

しかし、初めて投資信託を行う場合、ボーナスをいくら使えばいいか気になる人も多いでしょう。実は、証券会社によっては100円から始められる投資信託があることをご存じでしょうか。ポイントを利用して投資信託に取り組める会社も増えてきています。

 

ポイントや少額での投資は、「投資を始めてみたいが心配だ」「まずはお試しに少しだけやってみたい」と考えている人にとっての第一歩として、おすすめの投資方法といえるでしょう。

まとめ

冬のボーナスの平均は約38万円くらいと予想されています。何に使おうか迷っている人も少なくありません。

 

使い道として一番多い回答は「決めていない・預貯金」です。

 

しかし、低金利の今、お金を銀行口座に置いておくだけでは資産増加は望めません。今すぐ使う予定がない場合、冬のボーナスで資産運用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

リサーチオンラインでは資産運用に関するさまざまなご相談に応じています。資産運用について興味がある人や取り組み方に不安がある場合などは、ぜひお気軽に、リサーチオンラインまでご相談ください。

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