都民共済とは?コスパ最強説はほんと?

あなたは生命保険に加入していますか?もしも怪我や病気で入院し、急にお金が必要になった時の為に加入している方は多いと思います。

 

その中でも今回は、都民共済についての記事となっています。これからどの生命保険に加入して良いかお悩みの方や、保険の見直しを考えている方におすすめですので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

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都民共済とは?

まず初めに、都民共済について説明します。都民共済とは、全国生活協同組合連合会が運営する保険事業です。都民共済は東京在住か、勤務地が東京の方が対象です。その他の地域では、以下のように名称が変わります。

 

  • 京都府、大阪府・・・府民共済
  • 北海道    ・・・道民共済
  • 神奈川    ・・・全国共済
  • 上記以外の県 ・・・県民共済

 

それぞれの対象地域にちなんだ名称になっていますので、ご自身のお住まいでどの共済の名称になるか予め見ておくのも良いでしょう。

 

そしてキャッチフレーズとして「思いやりの心から生まれた非営利団体。くらしの安心を、地域で支えあうしくみです。」(※1)ということを掲げています。つまり、非営利団体なので営利(企業の利益)を第一としない団体ということです。

 

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コスパ最強説

続いて、なぜ都民共済はコスパ最強と言われているかを説明します。先ほど都民共済は非営利団体というお話をしましたが、これがコスパ最強の一因となっています。営利を目的としないため、誰もが掛け金一律、保障も一律で掛け金が安く設定されています。

 

掛け金が安いので、コスパが良いということですね。営利が目的となると、ここまで安く掛け金を設定することは難しいでしょう。後ほど説明する返還金(割戻金)があるのもコスパが良くなる要因の1つです。

 

割戻金とは、8月上旬に掛金振替指定口座に掛け金の一部が返還されるというものです。割戻金があれば実際に年間に支払う掛け金が抑えられるのでコスパ向上につながります。(※2)

 

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メリット・デメリット(※3)

最後に都民共済のメリットについてです。メリットは以下の3つです。

メリット

 

  1. 他の保険に比べて掛け金が安い
  2. 安い掛け金の割に保障が充実している
  3. 返還金がある

 

この3つについて順に説明していきます。

 

1.掛け金が安い

保険に加入するにあたって掛け金の安さは、最重要事項とも言えるでしょう。保障内容にもよりますが、掛け金は1,000円〜4,000円です。掛け金が月々1,000円程度になれば、かなり負担が軽くなるでしょう。

 

保障を充実させ過ぎて、あまりにも掛け金が高くなってしまうと、そもそも継続して支払うことが困難になってしまいます。掛け金の安さは、継続しやすさに直結するので大きなメリットと言えますね。

 

2.値段の割に保障が充実

先ほど紹介した掛け金の中で、2000円の保障内容のものを例に挙げます。

 (例)月々2000円 総合保障2型

 病気入院 1日あたり4,500円 入院1日目から

 病気死亡 400万円

※一部抜粋

 

この他にも、さまざまな保障が付きます。これが月々2,000円の掛け金で保障されるとなるとお安く感じますね。

 

3.返還金がある

都民共済には、割戻金という仕組みがあります。これは、実際に支払われた掛け金に対して、支払われた共済金が少なかった場合に掛け金の一部が払い戻されるというものです。この仕組みは、都民共済が非営利団体のため可能です。

 

必ず割戻金があるという保証もありませんし、掛け金の全額が戻ってくるわけではありませんが、支払った額が戻ってくるのは他には無いメリットですね。

 

続いて、デメリットについてです。デメリットは以下の3つです。

デメリット

 

  1. 保障が不足する可能性がある
  2. 一生涯の保証プランが無い
  3. 高齢になると保障が減る

 

この3つについて順に説明していきます。

1.保険会社の保険に比べて保障が足りない場合が出てくる

掛け金が安いことがメリットである一方で、保障できる金額と範囲が一般の保険に比べて少なめです。よって、これ一本だけで全ての病気や怪我の保障ができると思っているとお金が足りない場合が出てくるので注意が必要です。

 

2.一生涯の保障が無い

都民共済には一般の保険会社が提供するような、いわゆる終身タイプのようなプランがありません。全てが1年更新の定期タイプとなります。そして、申し込みできるのも69歳までで、最長85歳までの継続となります。

 

85歳以降も保障が必要な方は、終身タイプのものを検討すると良いでしょう。

 

3.高齢になると保障が減る

都民共済は60歳から、歳を重ねるごとに保障が減額されます。先述したように保障が85歳までなので、それ以降は保障が無くなってしまいます。85歳以降こそ入院や病気のリスクがあるので、その期間の保障が手薄になるのはデメリットと言えます。

まとめ

いかがでしたか?民間の保険も保障内容が厚くて魅力的ですが、都民共済も都民共済ならではの魅力がありますね。家計の負担を軽くしつつ保険に入りたい方は一考してみてはいかがでしょうか?

 

これを機に、ご自身の家計の見直し、ひいてはご自身の資産の運用方法について考えてみてはいかがでしょうか。リサーチオンラインでは資産の運用方法などの相談を受け付けておりますので、興味がありましたらぜひご相談ください。

 

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