はじめに
投資価値のある車はトレンドの車種か、高級車なのか、選ぶポイントが難しいですよね。投資目的で購入するものは、不動産や金など色々なものがありますが、車も投資対象になるのでしょうか。
そこで今回は、人気がある外車の投資価値や選び方について詳しくご解説していきます。
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車に投資価値はあるか？
生活必需品のひとつである車。購入する際はメーカーやスペック、価格は誰しも慎重に考えているはずですが、憧れの外車は投資にもなりそうな気がしませんか。
ブランドのバッグを購入してオークションで売れば、利益を出すことは可能です。では車は果たして投資価値があるかどうか考えた時、購入した時の相場よりも将来値上がりする可能性はあるのです。
たとえばクラシックカーのように古くても、手が出せないほど高級な外車も多いですよね。そう考えると、車が好きな人や車生活をする人には、投資対象として考えることはできるといえますね。
お金持ちが外車を購入する本当の意味
富裕層が大きな家に住みカッコいい外車に乗るのは、周囲にステータスをアピールするため。人よりも高くてよいものを持つことは、それだけ財力があるという証です。
しかし外車の場合は必ずしも富裕層がオーナーとは限らず、車のローンの返済で苦しみながら生活する一般的なサラリーマンも少なくありません。
外車を購入する目的はさまざまですが、ステータスなのか見栄なのかが違いに。富裕層の場合は、外車などの高級車を資産と考えて保有していますので、いずれお金を生み出すものとして投資する意味があるのです。
またビジネスオーナーなどは高級車を社用車にすれば、必要経費として計上できるため、法人税で負担軽減効果が得られることもメリット。
車はただの移動手段ではなく、投資として考えると購入する際にさらに慎重になるかもしれません。
車の価値が下がる理由はなぜか？
車を下取りに出したら、思ったよりも安く見積もられたという話はあちこちで聞かれます。投資価値のある車は、購入した時よりも売却価格のほうが高くなるもの。
しかし一般的なケースでは、年数が経過するごとに車の価値は減っていきますので、少しでも高く売却するなら早めに手放したほうがよいともいわれています。
年数による減価償却は、3年目の車の場合は30～45%の減り。8～10年経過したものは95～100%価値が下がるので、査定額がゼロ円になる場合もあるのです。
ボディやエンジンの状態、走行距離などは車の価値に影響を与える要素になりますので、一般的な車の場合は売却時に利益を生むことはあまり意識せず購入されているでしょう。
投資価値のある車の選び方
最近は女性でもカッコよく外車をマイカーにしている人が増えていますが、もし投資対象にするならどのような点を意識して選ぶとよいでしょうか。
購入価格だけでなく、売却時の価値を考えることは資産選びに大切なこと。マンションや土地も同じで、安いから購入するという感覚では資産には化けないのです。
富裕層が投資価値のある車を選ぶ際は、希少で入手が困難な車種を選びます。場合によってはかなり高額になるかもしれませんが、いずれ戻ってくると思えば貯金するようなこと。
またトレンドを意識して話題を呼んでいる車を選ぶことも、将来高値で取引される可能性がありますね。さらに将来的な利益を考えるなら、購入価格をできるだけ安くすることもコツに。人気がある車種は、中古でよい状態のものを選ぶことも方法ですね。
車で投資するためには、できるだけ維持状態をよくしておくことも必要なので、毎日乗るよりも絵画のようにただ保管しておくと利益を出せる可能性はさらに高くなります。
車は維持費がかかりますので、保有期間と維持費を考えると、金融商品や不動産で投資する方法よりも難易度は高くなるかもしれません。
投資価値のあるオススメの車
今購入すれば投資価値が見込める車は、80～90年代のネオクラシックと呼ばれるタイプ。日産のスカイラインなど、国産車でも投資は可能です。
外車は中古車市場でリセールバリューが低いといわれ、国産車の同じ年式と同じ走行距離なら価格の下落は外車が大幅に下がることが特徴。しかし世界的に人気がある車種はそれだけ需要があるため、高く売却できる可能性もあるでしょう。
日本でも人気が高いドイツ車のBMW。絶大なステータスを誇るメルセデスベンツも、老舗自動車メーカーで富裕層にも人気がある定番です。個性的な人が好むフィアットやアルファロメオは、他の外車よりも多少は劣るものの、映画「ローマの休日」で使用されたフィアット500などは愛好者が多いので投資対象になるかもしれません。
まとめ
投資価値のある車を手に入れるためには、安く購入して充分カーライフを楽しみ売却することが大切でしょう。カッコいい外車を乗りこなすステータスは、お金には代えられない価値があるといえますので、売り時を考えながら上手に車選びすることは、投資家としての質も問われるところかもしれません。
