iDeCoの加入者数はどこが多いの?オススメの証券会社は?

iDeCoとは、個人で加入できる年金制度です。iDeCoに加入することで、老後資金を溜めやすくなったり、税制上の優遇を受けたりとさまざまなメリットが得られます。

 

しかし、iDeCoに加入する際にどの証券会社を利用すればよいのかと悩んでいる方も多いでしょう。そこで今回は、iDeCoの加入者数やオススメの証券会社を解説します。iDeCoの加入を悩んでいる方は、本記事を参考にしてください。

 

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iDeCoの加入者数はどこが多いの?

iDeCoの加入者数は、2022年12月時点でSBI証券と楽天証券が全体の加入者のうち51%を占めています。(※1)

 

ただ、具体的なiDeCoの加入者数推移をSBI証券も楽天証券も公表していないため、現在両社にどれほどのiDeCo加入者数がいるかは明らかではありません。

 

そのため、iDeCoに加入する証券会社を決定するのなら加入者数の多さではなく、それぞれの会社のメリットとデメリットを把握したうえで決定するとよいでしょう。

 

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それぞれの証券会社のメリットデメリット

ここでは、それぞれの証券会社のメリットとデメリットとして、以下の3つの会社について解説します。

 

  • マネックス証券
  • SBI証券
  • 楽天証券

 

それぞれの証券会社のメリットとデメリットを把握したうえで、iDeCoに加入する会社を決定しましょう。

マネックス証券

マネックス証券とは、1999年に設立した当初からオンラインでの金融取引を実施しているインターネット証券会社です。マネックス証券のメリットとして、以下の2つが挙げられます。

 

  • 運営管理手数料が無料
  • 運用サポートが充実している

 

マネックス証券では運営管理手数料が無料であるため、利用期間が長いiDeCoでも運用コストの抑制を気にすることなく、利用できます。

 

また、マネックス証券は土曜日もお問い合わせに対応していたり、5つの質問に回答するだけで最適な運用プランをご提案したりと運用サポートが充実しているので、利用しやすいです。

 

ただ、マネックス証券の場合は、iDeCoの運営をすることでポイントはもらえません。そのため、マネックス証券に登録してポイントの付与をしてもらうことが目的ならほかの証券会社を利用したほうがよいでしょう。

SBI証券

SBI証券とは国内最大級のインターネット証券で、金融商品だけでいえば国内で一番多いです。SBI証券を利用するメリットとして、以下の2つが挙げられます。

 

  • バランスファンドが多くて信託報酬が安い
  • オンラインでの申し込み手続きが可能

 

SBI証券は信託報酬が安いため、リーズナブルな価格でiDeCoを利用できます。また、SBI証券はオンラインでの申し込み手続きが可能なので、手軽にiDeCoを利用したい方に最適の証券会社といえるでしょう。また、SBI証券には、以下の2つのデメリットがあります。

 

  • 原則60歳まで引き出せない
  • 給付に関する自由度が低い

 

SBI証券を利用するデメリットとしては、原則60歳まで引き出せないことです。もし、SBI証券を利用していて資金不足に陥ったとしても60歳まで引き出せないため、加入は自身の資産状況を検討する必要があります。

 

また、SBI証券は給付に関する自由度が低いです。他社の場合は給付期間に5年以上20年以下と柔軟性をもたせた選択肢が多いです。

 

しかし、SBI証券は5年、10年、15年、20年のいずれかしか選べないので、給付に関する自由度が高い証券会社がよいなら選ぶべきではありません。

楽天証券

楽天証券とは、1999年に設立された楽天グループが運営している証券会社です。楽天証券でiDeCoを利用するメリットとして、以下の2つが挙げられます。

 

  • 業界最安値で始められる
  • 24時間365日AIチャットで分からない疑問を解消できる

 

楽天証券の最大のメリットは、業界最安値でiDeCoが始められることです。楽天証券でiDeCoを始める場合は、信託銀行と国民年金基金連合会に支払う手数料のみの月額171円から始められます。なるべくリーズナブルにiDeCoを運用したいなら、楽天証券を選ぶべきです。

 

また、楽天証券を選べば24時間365日AIチャットで分からない疑問を解消できるメリットが得られます。知りたい情報を入力するだけで情報を知れるため、時間をかけずに疑問を解消できるでしょう。ただ、楽天証券には、以下の2つのデメリットがあります。

 

  • 対面で相談できない
  • 楽天ポイントで還元できない

 

楽天証券では対面で相談できないため、対面で相談したいことがある方には不向きです。加えて、楽天証券を利用しても楽天ポイントは還元されません。そのため、楽天ポイント目的で楽天証券へ加入するのは控えておくべきです。

まとめ

iDeCoの加入者数は、2022年12月現在でSBI証券と楽天証券が半数を占めています。ただ、SBI証券と楽天証券の加入者数は公式が明らかにしていないため、iCeCoを加入する証券会社選びはそれぞれのメリットとデメリットを把握したうえでおこないましょう。

 

また、本記事ではマネックス証券、SBI証券、楽天証券のメリットとデメリットについて解説しました。大手証券会社でのiCeCo利用を検討している方は、本記事を参考にしてください。

 

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