毎月保険っていくら払っている?年齢別保険の種類を徹底解説!

日々の生活を過ごす中で万が一のリスクの発生の回避は困難です。そのため、多くの方が生命保険に加入していますが、実際のところ月々どの程度保険料を支払っているのかは気になるところです。

一口に保険料といっても、年齢や家族の有無、ライフスタイルによっても大きな違いが発生します。

今回は、毎月支払う生命保険の金額や種類を年齢別に調べてみました。

保険の加入を考えている方のヒントになれば幸いです。

20代の方の保険料の平均額や種類・内容とは!?

公益財団法人『生命保険文化センター』(※1)の調査によると、20代の方々が支払っている毎月の保険料の平均額は毎月1.1万円です。

 

少し古いデータにはなりますが、国税庁の「令和元年分 民間給与統計実態調査 調査結果報告」(※2)によると20代を前半(20歳~24歳)と後半(25歳~29歳)に分けた平均年収は以下の通りです。

男性 女性 男女平均
20歳~24歳 278万円 248万円 264万円
25歳~29歳 403万円 328万円 369万円

 

上記の数字は額面での金額となり、手取りとなると税金等が控除されるので記載の金額よりも少なくなります。手取りの金額は額面のおおよそ85〜75%となるため(※3)、額面年収が264万円であれば約225〜約200万円、額面金額が369万円であれば約315〜約280万円です。

 

20代の方々の場合、平均的には手取り月収の1割(10%)前後の保険料を支払っています。保険に入った理由の多くは家族に勧められたり、万が一の場合に備えたりで、加入する保険の種類としては死亡保険、医療保険、就業不能保険が多いようです。

 

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30代の方の保険料の平均額や種類・内容とは!?

30代の方々が支払っている保険料の平均額は以下の通りです(※4)

世帯主年齢 月間平均額 年間平均額
30歳~34歳 約2.2万円 26.2万円
35歳~39歳 約3.2万円 38.2万円

上記のデータから、30代全体での年間の保険払込料の平均額は33.4万円となり、1月ベースで考えると約2.8万円となります。20代の年間保険払込料の平均額と比べるとおおよそ1.6~1.7万円ほど多い形です。。

 

働き盛りの30代は仕事のやり方やコツなども掴み公私ともに充実した状態を送られる方が多いですが、その反面ケガや病気のリスクも気になり始めます。日本は公的な医療保険が充実していますが、それ以上の保証を求めるのならば民間の生命保険や医療保険への加入が必要です。リスクに備えるための意識の変化が払込料に反映されているのです。

 

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40代の方の保険料の平均額や種類・内容とは!?

世帯主が40代の保険料の平均払込額は以下の通りです(※4)。

世帯主年齢 月間平均額 年間平均額
40歳~44歳 約2.9万円 約34.8万円
45歳~49歳 約3.1万円 約37.5万円

上記の結果をもとに40代全体の保険料の払込額の平均を計算してみると、月間平均額は約3.0万円、年間の平均額は約36.2万円となります。

30代後半の平均の保険料払込額と比較すると月間ベースではおおよそ2千円程度、年間ベースでは2万円程度安くなる形です。

 

理由としては、30代は結婚や出産といった大きな変化をともなうライフイベントを迎える方が多く、それに伴って生命保険や医療保険への加入割合が高くなります。

40代では家族の状態としても30代と大きく変わらない場合が多いですが、子どもが成長し、それにともなう形で生活費や学費への負担・出資額が多くなり、保険料への支払いを節約する傾向が高まるのです。

 

ただし、1点注意・懸念すべき点としては女性の場合30代と比較すると40代では乳がんや子宮がんといった女性特有の疾患の確率が高くなるため保険料が割高になります。

 

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50代以上の方の保険料の平均額や種類・内容とは!?

世帯主が50代の場合の保険料の平均払込額は以下の通りです(※4)。

世帯主年齢 月間平均額 年間平均額
50歳~54歳 約3.6万円 43.2万円
55歳~59歳 約3.6万円 43.6万円

上記の結果をもとに50歳代の保険料の平均払込額を計算してみると、月間ベースでは約3.6万円、年間ベースで43.4万円程度になります。

月間ベース・年間ベースどちらの場合でも30代・40代と比較して保険料の払込額は多くなりながらも、50歳代前半・後半どちらも大きな差が開いていない点が特徴的です。

 

50歳代では子どもが独立し生活費や学費などの負担は軽減されますが、反面健康面でのリスクが大きくなってしまいます。そのため、老後の生活の不安を軽減させる意味合いを含めて保険料への払込額が多くなるのです。

 

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まとめ

日本は諸外国と比較をしても公的なセーフティーネットが充実している点が特徴的です。とはいえ、リスクはゼロにはできず万が一に備える心構えが重要です。今回は、20代~50代までの各年代ごとの保険料などの払込額についてお話をしました。

 

自身が毎月支払っている保険料が平均と比較してどの程度の位置に属しているのか、保険への加入を検討しているがどの程度を目安に考えればいいのか。

この記事がそういったお悩みを持つ方へのヒントになれば幸いです。

 

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