給料半分貯金って可能なの?貯金地獄にならずゴールを目指す秘訣

はじめに

給料半分貯金する目標を立てた時、どのくらい生活が厳しくなるか、それとも意外と簡単に続けられるのか、多くの人が興味を持つところですよね。
 
貯金は「できる時にやる」という意識ではなかなか貯まりませんが、無理をしても途中で挫折してしまいます。
貯金はあらゆるタイプの目的があり、たとえば結婚資金、車の購入、海外旅行など、短期間で高額貯蓄したいこともあるでしょう。
 
そこで今回は給料半分貯金のコツや、貯金地獄にならない方法について徹敵的にご解説していきますね。
 

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給料半分貯金を成功させるために重要なポイント

たとえば月収20万円の人なら、半分の10万円を貯蓄に回すこと。
世の中の多くの人が悩むように、生活費を考えると貯金する余裕がないという声はよく聞かれます。
では本気で貯金を始めたいという人に向けて、給料半分貯金の方法や成功のコツについてご説明しましょう。
 

シミュレーションしてみよう

高収入でも貯金ができない人がいるように、貯金は給与と比例するものではありません。
給料があまり高くなくても、やりくり次第では給料が多い人以上に貯金は可能なのです。
 
給料半分貯金するのは決して楽ではありませんが、実践することはできるでしょう。
とくに親元で一緒に生活している人なら、家賃を払う必要がありませんので、かなり貯金の余裕はあるはず。
 
ライフスタイルにより給料の使い道は代わりますが、まずプランを立てる前にシミュレーションしてみましょう。たとえば給料が毎月20万円の一人暮らしの場合。
家賃の目安は給料の1/3といわれていますので、家賃は6万円、食費2万円と光熱費、通信費、お小遣いなどの諸費用が2万円になります。
これで給料半分はなくなってしまい、残り10万円が貯蓄となるでしょう。
 
かなりざっくりとしたカテゴリーですが、このようなシミュレーションで毎月必要になる出費を考えて、全体的なバランスを想定し、自分にできるかどうか考えてみてください。
 

給料半分貯金の極意は貯めやすい体質づくり


貯金はコツコツと続けること。しかし私たちにとって何かを「継続」するのは、気持ち的にストレスになります。
貯金と似ている要素があるものは「ダイエット」。
 
体重を減らすために、食事制限やエクササイズして頑張るイメージがありますよね。
ダイエットを続けていると必ず起こる停滞期があり、ここで挫折してしまう人も多いはず。
 
しかし停滞期を乗り越えて痩せやすい体質になると、ダイエットは楽に続けられるようになるかもしれません。
そこで給料半分貯金も、同じコンセプトとして捉えてみませんか。
 
お金を貯める習慣、貯まる体質を土台にすること。
自分に合ったダイエット方法があるように、お金を貯めるコツも自分に合う部分を強化していくと、かなり成功しやすくなります。
 

口座を分ける

給料の振り込み口座は、すでに持っている人が多いはずですが、そこからお金の用途に合わせて口座を分けることはあまり意識しませんよね。
 
ここが貯まる体質づくりのコツで、まず口座を給与振り込み以外に、固定費などの支出用の「使う」口座と貯蓄用の「貯める」口座を分けておきます。
貯める口座は目標額を決めておき、ゴールに達したら余裕のある部分を、次は「資産運用」の口座で管理することもひとつの方法です。
 
給料の振込口座ひとつでお金の管理をすると、収支の目的がとても把握しにくく、結果的に給料日前に金欠状態になりやすくなってしまいます。
またざっくりと残高だけを増やすつもりでいるのも、お金の動きが見えない要因になるでしょう。給料半分貯金をする際は、まず給料が振り込まれたら、半分を貯蓄専用口座へ移動しておいてくださいね。
 

固定費を見直す


給料半分のうちは、毎月の固定費として光熱費、通信費、食費などがあります。
この中でもとくに高額で、節約できる可能性が高いのが通信費。
 
ネットのプロバイダーやスマホ代は、月額で数千円近く安くすることが可能です。
たとえば代替品に変える方法。大手キャリアを利用中なら、いわゆる格安スマホといわれるMVNOに乗り換えることもよいでしょう。
 
そうすると毎月のスマホ代は、場合によっては1/3ほど安くできる場合もあります。
大手キャリアを使う理由としては、キャリアメールや独自のアプリ、サービスなどが魅力になりますよね。
 
しかしこのようなこだわりがないのであれば、スマホ代は大幅な固定削減になるポイントです。
その際は解約金や手数料なども調べて、各社のサービスを検討してみましょう。
 

お金の使い方を考える

給料半分貯金するには、数字とにらめっこしているだけではなく、お金の使い方についても考えてください。
一歩深く考えると、お金の使い方は自分自身と向き合う意味にもなるはず。
 
給料半分貯金して残りでやりくりをすると、生活がとてもきつく感じるでしょう。
その際にどのような出費が多いのか、無駄を判断してみてくださいね。
 
たとえば交際費なら、友人と外食をすることが多い、通っていないジムの会費を払い続けているなど、見直せる出費はきっとあります。
また現金を持たず、クレジットカードが習慣になっている人も、この機会に現金派になって家計に及ぼす影響を比較してみましょう。
 

貯金地獄にならない方法とは?

給料半分貯金をするには、節約や我慢がどうしても必要になります。無理をしてすぐに挫折しないためにも、次のポイントを意識してください。
 

物欲を極力なくす


お金が貯まらないのは、貯める意志以上に物欲があるためではないでしょうか。
たとえば給料100万円の人と15万円の人の半分貯金は、かなり節約度が違ってきてしまうので、我慢しなければならないことは色々とあるかもしれません。
 
人並み以上に物欲がある人は、欲しいと思ったものを我慢せずにどんどん購入しているはず。
物の価値を改めて知ることで、本当に必要かどうかが判断できるようになります。
 
貯金を続けるには、節約は重要なポイントになりますので、物欲を上手くコントロールして余分な出費をなくすことがコツ。
あれもこれも欲しい時は、欲しい理由を考えるのではなく「要らない理由」を頭に浮かべてください。
 
たとえば洋服のセール。25%引きで安くなっているから、今買わないと損という考え方もあるでしょう。
そう解釈していたところを、これからは「安い買い物でも出費になる」「同じような服をすでに持っている」「そのお金でスマホ代が払える」と、自分で自分を冷静にしてみてください。
 

モチベーションを維持する

給料半分貯金をしたいと思うきっかけや理由は、そもそも明確になっていますか。ダイエットと同じで、貯金も闇雲に続けるのでは失敗しやすくなります。
貯金のモチベーションを維持するためには、目的がないといけないもの。
 
たとえば高い買い物をするなら、はっきりした貯金の理由があるので続けやすいかもしれません。
しかし老後資金、万が一のための貯金など、形がない目的だと挫折しやすくなりますよね。
 
そのような場合は、貯金の目標額をゲームのように達成することも、モチベーションを維持するコツ。
たとえば50万円貯まったらご褒美に美味しいものを食べるなど、メリハリのある貯金生活で楽しみながら続けることが大切ですね。
 

貯まっても不安になる時

貯金額が確実に増えているにもかかわらず、なぜか将来に不安を感じる人もいます。
すると家計を無理に切り詰める貯金地獄になる可能性があるので、その場合は見えない不安を形にすることがコツです。
 
たとえば将来やってくるライフステージの変化。
たとえば独身女性なら結婚資金、出産・育児、老後の不安などもあるでしょう。
この場合は貯金がいくらあればよいのか、老後資金までをある程度目安として算定しておくことも、安心材料のひとつになります。
 

まとめ

給料半分貯金するのは理想的ですが、必ずしも全ての人に向いている方法とは限りません。
貯金は少しの節約と、効率的な資産運用や価値観を変えるなど、あらゆる方向からアプローチが必要です。
また定期的に貯金方法を見直すなど、ストレスにならない貯金習慣を考えてみましょう。

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