扇風機電気代はエアコンよりも本当に安い?扇風機だけで夏を過ごすとどうなる?

はじめに

扇風機電気代はエアコンよりも安いイメージがありますが、もし夏場に扇風機だけで過ごした場合に、節約効果はどれくらい期待できるのでしょうか。
夏の光熱費はとても高くなり、家計を苦しくする要因です。
 
しかし近年熱中症の問題も話題になりますので、健康へのリスクを無視してまでも節約することは避けたいですよね。
そこで今回は扇風機電気代について、徹底的にご解説していきましょう。
 

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扇風機の電気代について


夏の電気代の節約は、扇風機が鍵を握っているといわれるほど、電気代が意外と安いことをご存知でしょうか。
一般的な扇風機電気代ですが、風の強さ弱(29kw)の場合、1時間連続使用で0.54円、24時間使用してもたったの12.96円。
 
1か月使用しても、扇風機電気代は400円前後の計算になります。
風の強さを「強」にしても、24時間で25.92円。電力の単価や扇風機のメーカーによって若干電気代は異なりますが、思っていた以上に安いと感じる人は多いでしょう。
 
扇風機を連続して何日もつけっぱなしにすることはまずないので、上手く夏場を扇風機で乗り越えれば、かなり電気代を節約できる可能性があるのです。
 

エアコンの電気代と比較してみよう

エアコンで夏の夜を快適に過ごしたいのは誰しも同じ気持ちですが、エアコンの使いすぎで電気代が高くなりそうな不安がありますよね。
 
では気になるエアコンの電気代ですが、最新モデルで10畳用エアコン、消費電力が790wなら、電気量単価が27円の場合、1時間利用で21.33円です。
 
扇風機電気代と比較すると、かなりの差があることがわかりますよね。
エアコンは短時間で室内の温度を効率的に下げるメリットはありますが、その分電気代がかかってしまうため、使い方が何よりポイントに。
 
またエアコンによる体調不良もよくありますので、健康管理を意識しながら空調を意識することも大切なのです。
 

扇風機の種類について


扇風機ならどれでも電気代が安いというわけではありませんので、さまざまな種類やタイプについて特徴を理解しておきましょう。
 
まずよく勘違いしてしまうのが、扇風機とサーキュレーター。
扇風機は風で体感温度を下げることを目的とした家電で、サーキュレーターは室内の空気循環を活発にさせる目的がある家電です。
 
直接的に扇風機のような風を出すものではなく、エアコンなどの空調機器と併用して使う場合や、作業中でホコリが舞う時に使う場合などもあります。
 
サーキュレーターは年間通して使えますので、あらゆる用途がある場合は扇風機よりも使いやすいかもしれません。
そして扇風機選びで大切なのは「ACモーター」と「DCモーター」の2種類があること。
 
ACモーターは価格が安い扇風機が多いのですが、電気代が高くなる傾向にあります。
DCモーターは、交流電流のACモーターとは逆に直流電流になっており、扇風機本体は数万円するタイプが一般的。
 
ただし1時間の電気代で比較すると、ACモーターは1.08円、DCモーターは0.54円と半分程度に抑えることが可能です。
 

扇風機を効率的に使うテクニック

扇風機電気代はエアコンよりも安いので、後はどのように快適に使いこなすがポイントです。
扇風機の使い方ですが、よくやってしまうのが自分の近くに置いて風をしっかり送る方法。
 
もちろん体感温度を短時間で下げる即効性はありますが、効率的に室温を下げるには窓際に配置するのがオススメです。
 
窓は開けた状態にして、外から風を室内に送ること。
窓を開けずに扇風機のそばに座っていても、結果的に高い温度の空気を室内でくるくる循環させているだけです。
 
屋外の空気を送るのは、室温よりも屋外のほうが涼しい場合に有効。
たとえば明け方や夕方など、気温が下がる時間はメリットが期待できるでしょう。
そして扇風機を配置する際は、風の通り道を作ることが効果的な使い方のコツ。
 
対角線上、対面上など、扇風機の風の抜け道を作っておきます。
目安として、扇風機電気代はエアコンの1/10程度なので、猛暑の時期は扇風機を2台使うこともオススメ。
1台は自分の近くに置き、もう1台は空気の入れ替え用として設置してみましょう。
 

エアコンの設定温度を変えて扇風機を使う

エアコンなしでも夏を過ごすことは可能かもしれませんが、やはり涼しい風がないと体には負担になりますよね。
一番よい方法としてオススメされているのは、扇風機とエアコンの併用です。
 
エアコンの設定温度を1度高くすると、10%前後もの消費電力を抑えることができます。
この節約を金額にすると、1時間あたりで約21円。
 
代わりに扇風機を利用しても、1時間あたり電気代は0.5円程度なので、一緒に使ってもまだ節約効果が得られる計算になります。
 
どちらもつけっぱなしにする必要はなく、エアコンの冷たい風が室内に行き届いたら、扇風機だけで対処することもできるでしょう。
 
また同時に運転させる場合は、エアコンの風向きと扇風機の設置場所を工夫して、室内の空気をできるだけ循環させてくださいね。
 
まとめ
扇風機電気代はエアコンよりも安いですが、扇風機だけで夏を過ごすかどうか、その年の気温や湿度も考え、無理せずエアコンとの併用も検討してみましょう。

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