職場で言い方がきつい人の心理と対処法!ストレスを減らすコミュニケーション方法を徹底解説!【監修:菅琴美氏】
【この記事を監修した人】

菅 琴美 (一般社団法人日本衛生管理者ネットワーク 理事)
一般社団法人日本衛生管理者ネットワーク 理事
精神科・保育園・こども園カウンセラー
トータルリラクゼーションサロンRikott オーナーセラピスト
カウンセリング実績約150名。
都内精神科クリニックでの心理士をはじめ、今までの経験を活かし幅広く活躍中。

はじめに

会社でもプライベートでも、年齢が上でも下でも、言い方のきつい人は存在するものですよね。

きつい言い方をされると、気分が落ち込んだり、イライラしたりしてしまうものですが、言い方のきつい人の特徴を知ることで、対応しやすくなる可能性があります!

今回はそういった相手のことをよく理解して、上手に接していくコツについてお伝えしていきましょう。


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人から否定されるのが怖い


言い方のきつい人の大前提として、自分の考えや思いなどを他人から否定されたくないために、言い方がきつくなる場合があります。

他者に肯定してもらえると嬉しいと受け取る人もいますが、それを当然のことだと感じる人もいます。

いずれにしても自分の考えている内容を伝えて、そのうえで誰からも否定されないようにしたい、肯定させたいと思うと、言い方がきつくなってしまう場合があるのです。

このような相手にはひとまず肯定をしておいて(例:なるほど、そういうアイデアも素敵ですね!、たしかに、私もそう思います。)、後から穏やかに意見を伝える(例:ただこの場合には・・・、でももしかしたら・・・)ようにしてみましょう。

相手の話を遮ってしまうと、更に相手がヒートアップするリスクがあるので、これも避けるようにしたいですね。

イライラしやすいタイプ

怒りっぽくイライラしやすい人は、言い方がきつくなりやすいものです。

自分の伝えたい内容を早く相手に理解してほしいと思うのは、せっかちな性格が関係していることがあります。

理解してくれていないように感じると「こんなに丁寧に伝えているのに」とイライラに繋がり、更に言い方がきつくなってしまう場面もあるでしょう。

自分でも後から「少しきつすぎたかな」と思う場合もありますが「理解してくれなかったから仕方がない」と割り切ってしまうこともあるのです。

イライラしやすい性格の人に対しては、聞き上手になるようにして、理解していることを表現(例:なるほど~、そういうことだったんですね、理解しました、相手に身体を向けて聞く、大きくうなずく等)するようにしてみましょう。

言葉や表情、相づちの打ち方で受ける印象は大きく変わりますから、できるところから意識してみましょう。

自分の考えがちゃんと伝わったと感じると達成感を持つため、言い方がだんだん穏やかに変化していくかもしれませんね。

話を早く終わらせたがる

相手と親しく話していたいと思う時には、時間を長く取りたいものですよね。
その逆で、早く終わらせたいという時もあるのではないでしょうか。

例えば人からの伝言で、とりあえず伝えなければいけないというケースもあるでしょう。
自分の意見はまた別のものでも、上司から言われたのでそれを伝えなければいけない場合もあるはずです。

このような時には、早く話を終わらせたい思いが強いので、話すスピードが速くなったり、言い方がきつくなったりしやすいでしょう。
相手に対して親しみを覚えているとしても、話の内容に対して興味が持てない時には、つい言い方がきつくなってしまう人もいるのです。

最初は相手にとって分かりやすいように話そうと思っていても、話を早く終わらせたいため言い方がきつくなり、自分でもコントロールできなくなってしまう場合もあるでしょう。

相手が話してきた時には、できるだけ早く相手が伝えたい内容や思いを汲み取ることが求められるのです。

また、もしかすると急いでいるのかもしれない、やむを得ず思いと違うことを言っているのかもしれないなどと、相手の背景を想像してみるのも、自分の心を守るために良いかもしれません。

合っているか間違えているかは置いておいて、自分が何かしてしまったかも・・・とくよくよするよりずっと健康的です。

自分の意見を押し通そうとする

会議やミーティングなどで自分の意見を伝える時には、周りに対して分かりやすいように穏やかな口調で話す人もいるでしょう。
ですが、言い方がきつい人の場合、威圧をすることで自分の意見を通したいと考えている可能性が高いのです。

口調が粗いタイプの人に対して周りは萎縮してしまい、話を聞かなければいけない空気になる場合もあるでしょう。

このような空気を作りたい思いがあるので、言い方をきつくしている人もいるのです。

元々柔和な雰囲気の人もいますが、意思が強く少しきつく見えるタイプの人もいますよね。

このタイプの人は、自分をどう見せるべきなのかを知っているのです。

世の中には様々なタイプの人がいると思うようにして、話を聞く側は過剰に気にしないようにすることも必要でしょう。

傷つけようとして話してくるタイプの人もいますので、このようなことが続く場合には信頼できる人に相談をしたり、一度数名で話す時間を持ったり、必要最低限の関わりにとどめたりする必要があるのです。

プライドが高い人にはどう接する?

プライドが高い人は、自分のプライドを守りたいと思う気持ちがとても強いです。

このため言い方がきつくなるケースもあるでしょう。

自分にとって大切にしているプライドを傷つけてくる相手に対しては、負けたくない、面白くないという思いになるのです。

そして自分のプライドを守るために、どうしても言い方がきつくなってしまうのでしょう。

自分の信念のようなものだと考えているので、それに対して認めようとしない相手には敵対心を持つのです。

しかし、他人から見ると「あの人はプライドが高いよね」と言われるケースも。

そのプライドを理解したり、共感したり、評価したりする必要はありませんが、できるだけ尊重するように接していけば、親しくなれたり、無駄な衝突を避けられる可能性があるでしょう。

まとめ

言い方のきつい人の特徴については、自分でも理解をしている場合と無意識にそうなる人がいるでしょう。

自分でも「もう少し言い方を和らげたいのに」と思っている可能性があるとしたら、二人で話してみるとその思いについて知ることができるかもしれません。

できるだけ深く関わらないようにするのもひとつの方法ですが、そうもいかない場面も多いはず・・・どうしてこちらがこんなに心を砕かなければいけないの!?という気持ちもあるかもしれませんが、親しくしていきたい相手だと感じるのなら、こちらから歩み寄るようにしたいですね。

相手としても自分が相手を傷つけてしまうことを恐れて、人との距離を取るようにしている場合もあるのです。

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