この記事の目次
はじめに
果たして将来、年金はいくら貰えるのでしょうか。
コツコツ年金を支払っていても、受給開始となった時に十分な額が手に入るとは限りません。
誰しも、明るい老後を想像するのは難しいものです。
ここでは、老後の不安を払拭するためのフィリピン移住の提案をしています。
「アジアは衛生面や治安面に心配」という方も多いと思いますが、物価の安いアジアの国は想像以上に暮らしやすく、快適なのです。
中でもフィリピンはおすすめの国。
老後のフィリピン移住の魅力を見ていきましょう。
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老後のフィリピン移住の魅力①フィリピンはアクセスが良い
フィリピンは、東南アジアの中で、日本からの距離が最も近いです。
行きは4時間30分、帰りは4時間ほどで往復することができます。
たとえば、家族が事故や病気になった際、帰国に一日以上かかるとなると大変です。
フィリピンであれば、日本まで手軽に行くことができます。
また、フィリピンの首都マニラを拠点とすると、マニラから台湾、香港、タイ、インドネシア、シンガポールなどへすぐ行くことができます。
マニラはアジアの中心に位置しています。マニラ~香港・台湾間はたったの2時間30分です。
近年は、大手航空会社に加えてLCCと呼ばれる格安航空会社が増加したことにより、便数が多くなってきています。
航空券が安価であることもポイントです。
スカイスキャナーによれば、日本からの直行便がある航空会社は8社、フィリピン行きの就航がある会社は26社あります。
マニラのニノイ・アキノ国際空港は、83都市との直行便就航をしています。
ニノイ・アキ空港以外にも、国際便の本数が増加している空港があります。
特に、リゾート地であるセブ島のマクタン・セブ国際空港は顕著です。
老後のフィリピン移住の魅力②豊かな暮らしを実現できる
出典:YAHOO!JAPAN ファイナンス
フィリピンは物価が安い、というイメージはありますよね。
老後に豊かな生活を送るためには、物価の安さはキーとなります。
フィリピンの為替レートを見てみると、2020年4月現在、1ペソは日本円で約2.1円です。
約2倍と考えると、計算がしやすいですね。
次に、消費者物価指数を見ていきましょう。
消費者物価指数は、消費者が購入する商品(財やサービス)について、物価の変化を総合的かつ客観的に表すもの。
数値が大きいほどモノやサービスなどの価格が高くなります。
NUMBEOによれば、アジアの消費者物価指数ランキングは、1位が日本の83.35ポイント。
フィリピンは27位の37.63ポイントです。
ちなみに26位はベトナムとなります。
ベトナムは物価が安い国として有名なので、それより低いとは驚きですよね。
商品・サービスごとの値段もチェックしていきましょう。
たとえば、飲料水500mlは日本では約100円です。
フィリピン・セブ島だとたったの約25円となっています。1/4の価格ですね。
タクシー初乗り料金は日本は410円、フィリピン・セブ島は約85円。1/5の価格です。
インターネット料金(5GB/30日)は日本は約5,000円、フィリピン・セブ島は約1,270円。3/10の価格です。
マッサージ&スパは日本は約6,000円、フィリピン・セブ島は約2,120円。2/5の価格です。
日本より格段に安く商品を購入したり、サービスを受けたりすることができます。
これなら日本からの年金受給額が低くても、ゆとりを持った生活を送ることができそうです。
ただひとつ、注意点があります。
フィリピンの物価が安いといっても、生活圏を現地のフィリピン人の生活圏と同じくすることが前提です。
輸入品を用いるサービス業、たとえば日本食レストランなどは日本の値段とそれほど変わりません。
ブランド物の化粧品やファッションアイテムは、日本より高い値段(約1.5倍~2倍)で取り引きされることも。
日本での生活レベルを保つイメージではなく、フィリピンの中で新しく豊かな生活を送るイメージを持って下さい。
特に食事は現地の味に慣れにくいかもしれませんが、適応していくように心掛けましょう。
老後のフィリピン移住の魅力③英語が話せなくても永住資格が取れる
永住権を取得するのに、英語を話せることが必要不可欠である国は多いです。
現地で生活したり、もしかしたら仕事をするかもしれないのですから、当然といえば当然です。
たとえば、パラオの場合は投資委員会のメンバーの前で事業計画のプレゼンテーションをしなければいけません。
年を重ねてからビジネス英語を覚えるのは、大変なことです。
フィリピンでは、英語を話すことが永住権取得の条件となっていません。
ほとんど英語が話せないとしても、審査に影響しないのです。
フィリピンは英語を学ぶための語学留学先として、人気の国です。
英語はフィリピンの公用語であり、東南アジアの中で英語の発音がキレイだということもあって、セブ島などで英語を学ぶ方はたくさんいます。
つまり、永住権を取得してからフィリピン現地で英語を学ぶ、ということができます。
たとえ仕事をしないとしても、生活をしていく上で現地の方とのコミュニケーションは必要となってきますよね。
英語を学ぶことが老後の楽しみとなるかもしれません。
老後のフィリピン移住の魅力④温暖な気候で過ごしやすい
フィリピンの1年の平均気温は26~27度と暖かいです。
マニラのあるルソン島の一部では、大きく2つのシーズンに分かれます。
6~11月の雨季は、熱帯性気候らしいスコールがあります。
しかし、一日中降り続けるのではなく、激しい雨が突然降り出して1~2時間程度で止むことが多いです。
少しの間、雨宿りすれば大丈夫ですね。
折り畳み傘は持ち歩くようにしましょう。
12~5月の乾季は、雨が少なく晴れた日が続きます。
特に3~5月はSummerと呼ばれ、この時期の平均気温は32度ほどになります。
ただし、日本の真夏のように湿度が高くないため、暑くてもとっても過ごしやすいのです。
紫外線は強いので、帽子や日傘などを活用しましょう。
日本の冬が苦手、真夏が苦手という方にとって、フィリピンは住みやすい国といえます。
まとめ
フィリピンはアクセスが良く、物価が安い上、英語を話せなくても永住権が取れて、気候もちょうどよい。
ゆったりと老後を過ごすのにはぴったりですよね。
“日本にずっと住み続ける”という固定概念から解放されると、新しい道が開けてきます。
仕事を引退したら、フィリピンに移住してみませんか?
ぜひ検討してみて下さい。