同棲生活の家計管理はどうする?方法とメリットデメリット
同棲するとき、家計管理はどうしますか? 二人での新しい生活、お金のことで揉めたくありませんよね。 今回は、同棲生活でのお金の管理方法やメリット・デメリットをご紹介します。 同棲は、価値観が合うか、永く一緒に暮らしていけそうかを見極める大切な期間。 また同時に、二人で一から生活を作っていく期間でもあります。 お金の管理についても、二人で相談して、二人に合った方法を見つけましょう。 今回の記事が、幸せな同棲生活の一助になれば幸いです。

お金の管理方法

方法1.一定額を出し合う

(画像:筆者作成) お互いに一定額を出し合い、そこから支払う方法です。 共同の財布や口座を作り、出し合ったお金を入れます。 収入に差がある場合は、収入の多い方が少し多めにお金を出してもよいでしょう。 日用品など二人で使うものや、二人で食べるときの食事代などは、そこから支払います。 現金で管理したい方は、共同財布がおすすめ。 一方、キャッシュレス決済をメインで使いたい場合は、共同で利用する銀行口座を用意するのがおすすめです。 どちらかの名義で新たに銀行口座を開設し、そこに各自が入金します。 キャッシュレス決済の引き落とし口座を共同口座に設定しておけば、キャッシュレス決済を利用した際の割引やポイント還元を受けられます。 キャッシュレス決済なら支払い履歴も残るので、家計簿をつけるのにも便利です。 ただし、まだ現金でしか支払えない場面もあることや、口座の名義人でない方はキャッシュレス決済に紐づけられない場合もあることを考えると、共同財布も作っておくのが無難です。 共同口座や共同財布に余ったお金は、緊急時や旅行などのためにプールしておけます。 メリットは、各自が自由に使えるお金を持てるため、ストレスが小さいことです。また、緊急の出費にもある程度対応できます。 デメリットは、各自の自由に使えるお金については、出費が不透明になるため、お金が貯まりにくいことです。 それぞれに一定の収入があるカップルで、各自が自由に使えるお金も持ちたい場合におすすめです。

方法2.都度折半

(画像:筆者作成) 毎回の会計時に、半額ずつ出し合う方法です。 paypayなどQRコード決済の送金機能を使えば、1円単位の折半も楽にできます。 メリットは、完全に折半になるため不公平感がないことです。また1回1回完結するため、未来に持ち越す必要がありません。 デメリットは、毎回のお金のやり取りが面倒な点です。ただその分、毎回の支出に敏感になっていくため、結果的に無駄な出費を抑えられる可能性があります。 今日の分は翌日に持ち越さず、また細かいところまできっちりと管理したい方におすすめです。
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方法3.項目を分けて負担

(画像:筆者作成) それぞれが負担する項目を分ける方法です。 一例として、収入の多い方が家賃、光熱費、通信費などの固定費と呼ばれる部分を負担し、収入の少ない方が変動費と呼ばれる食費や日用品などを負担する分け方があります。 メリットは、各自が自由に使えるお金を持てるためストレスが小さく、管理が楽なことです。共同の財布や口座を作る必要がなく、家計簿をつけて各自の負担金額を計算する必要もありません。 デメリットは、二人の支出全体を把握しづらいことです。結婚資金などのためにお金を貯めたいなら、お互いに家計簿をつけて定期的に支出全体を確認するなど対策しましょう。 また、負担金額に差が出る可能性があるため、不公平感が出ないように注意が必要です。金額の大きい家賃をどちらが負担するかがポイントになります。 楽に家計管理したい方におすすめの方法です。

方法4.どちらかがまとめて払う

(画像:筆者作成) 支払いをどちらかにまとめる方法です。 収入が多い方、または、やりくり上手な方に支払いをまとめます。 やりくり上手でも収入が少ない場合は、パートナーから定期的に送金してもらうことで対応可能です。送金金額は、毎月固定、月の支出額に合わせて変動させるなど、二人で相談して決めましょう。 どちらかの収入のみで二人が生活できる場合、支出をまとめてしまえば、もう一人の収入はまるごと貯金に回せます。将来は一方が専業主婦(主夫)になる場合や、結婚や出産で女性側の収入が一時的に下がる場合に有効です。 メリットは、支出全体が見えやすく、家計のやりくりがしやすいことです。 デメリットは、支払いを担当している方に負担がかかり、担当していない方は無関心になりやすいことです。 収入差があるカップルや、どちらかがお金の管理が上手(または苦手)なカップルにおすすめです。

方法5.収入のすべてを合算する

(画像:筆者作成) 家計全体の収入と支出を一元管理する方法です。 「方法1.一定額を出し合う」に似ていますが、こちらは収入のすべてを出し合います。 各自のお小遣いは、収入を合算した後に割り振ります。 メリットは、支出全体が見えやすいことです。 デメリットは、お小遣いの金額を超える出費は、相手に事前相談する必要があることです。これまでは、自分のお金は自由に使えていたので、ストレスを感じる場面も出てくるでしょう。 各自のお小遣いを予め設定するため、結婚資金や住宅資金など大きな金額を貯めたいときにおすすめです。

方法6.時間で分ける(交代制)

(画像:筆者作成) 各自の負担期間を決めて、交代して負担する方法です。 1ヶ月ごと、数ヶ月ごとなど、期間を設定して交代します。 数ヶ月ごとにする場合は、冬場は光熱費が上がりがちなので、季節も考慮しましょう。 メリットは、互いに交代で不公平感がないことです。 デメリットは、各種の支払い手続きが面倒なことです。家賃や光熱費は口座引き落としにすれば自動で支払いが完了しますが、各月の交代のためにコンビニなどでの振込支払いにした場合、毎回手続きが必要です。
http://research-online.jp/all/life/2200/

まとめ

以上、同棲生活における家計管理の方法とメリット・デメリットをご紹介しました。 大事なことは、二人にとって続けやすい方法を見つけることです。そのために、二人で相談してまずは1つの方法を試してみましょう。自分たちに合わないと感じたら、もちろん変更もOK。試行錯誤していくうちに、今回取り上げた方法にアレンジが加わって、自分たちだけの方法が見つかるかもしれません。 また、家計管理を始めたら、次は将来の結婚生活やその先の老後生活に向けての資金準備にも目を向けましょう。どうやって計画したらいいのか、どんな商品を選んで資産運用したらいいのかなど、分からないことがあれば、下の「ご相談はこちら」ボタンからお気軽にご相談くださいね。
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