自宅カフェを開業したい!物件探しをする際に知っておきたい大切なこと

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はじめに

自宅カフェを始めるには、物件探しで色々な不安があるでしょう。

独立してビジネスを始めたいと考えている人は近年とても増え。

 

オンラインで簡単にショップをオープンするなど、昔よりもビジネスオーナーになるチャンスは増えているのではないでしょうか。

 

そこで今回は、自宅カフェの物件探しのポイントについて徹底解説しますので、興味がある人はぜひ参考にしてくださいね。

 

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自宅カフェのさまざまなパターン

自宅カフェを開業したいという夢はとても素敵ですね。

小さなスペースでもこだわりのあるコーヒーや個性的なインテリアで料理を提供するのは、人生を刺激的に充実させるチャンスにもなるでしょう。

 

自宅カフェの物件探しでまず知っておきたいのは、意外とさまざまなケースがあることです。

たとえばすでに一軒家に住んでいる人が、リビングやキッチンをカフェのスペースとして使う場合。

 

またリフォームして自宅カフェを作る場合、もしくは新築物件や中古物件を購入して自宅カフェ用に間取りを変える、賃貸物件で自宅カフェを始めるケースもあります。

 

自宅カフェ開業にあたり、物件探しはとても重要なポイント。

その際にまずはどのようなカフェにしたいのか、自分なりのコンセプトをまとめておくと安心ですね。

自分の世界観を最大限に表現するためにも、「場所」はとても大切な意味を持っています。

 

自宅カフェに必要な届出について

自宅カフェをやりたいと思っても、今自宅ですぐに始めることはできません。

自宅カフェは通常のお店と同じで、届出や資格が必要になるのでご注意くださいね。

 

まずは「食品衛生責任者」の資格です。飲食店の営業は、各都道府県の食品衛生協会が行う公衆衛生学や食品衛生学などの講義を受講して資格を取得します。

 

開業前には取得しておきたいことなので、物件探しをしながら同時に準備しておきましょう。

そしてもうひとつは「飲食店営業許可申請」です。

 

管轄の保健所に申請するもので、店舗となる場所の見取り図、食品衛生責任者手帳などが必要。

もし自宅をリフォームする場合は、施工業者に相談しておくと安心ですね。

 

保健所の規約について

自宅カフェを開業する際、保健所の規約をクリアしないと営業はできません。

更新や変更される箇所もあるので、事前に必ず問い合わせしておきましょう。

 

たとえば「調理場」は入り口があり仕切られているかどうか、シンクが2槽以上あるか。

さらにお湯が出る給湯設備、L5サイズ以上の手洗い場所、石鹸液の設置、調理場と冷蔵庫の温度計、ごみ箱の蓋など、細かいルールが設定されています。

 

マンションの場合は一軒家を使う以上に厳しい条件があり、カフェの内装工事ができない、営業利用不可の物件もあります。

 

興味がある人は、まずお住まいのマンションの管理規約を確認し、管理会社に相談してみましょう。

仮にできるとしても高層階になると、水回り設備の工事費用は高額になる傾向があります。

 

物件探しのコツについて

自宅カフェをやりたくても、今のスペースでは足りない場合。

選択肢としては、テナント物件の賃貸で開業することも可能です。

その際に知っておきたいことは、どのようなサービス形態にするか。

 

店内でイートインするカフェ、もしくはテイクアウトだけ、または雑貨やコーヒー豆などを販売するお店など。

 

小さい自宅カフェ程度のテナントだとしても、用途によって物件探しのポイントが変わってきます。

 

通常業態として多いイートインタイプなら、キッチンスペースの有無、さらに窓からの景色など、店内の雰囲気を意識することも重要。

 

賃貸は家賃も負担になるので、2階以上のフロアを選ぶことも方法です。

テナントでカフェを開業する場合は、家賃の6~10か月分ほどの補償金が契約時に必要。

 

内装と設備費などを合わせると、自宅で開業するよりも初期費用はかかります。

しかし事業資金としてローンを組むことは可能なので、日本政策金融公庫などで相談してみましょう。

 

自宅カフェのメリットとデメリットについて

自宅カフェ兼住まいの物件探しは、一般住居にする物件とは違い、選択肢はかなり狭くなります。

今お住まいの家を使う場合は、メリットとして開業資金が抑えられる点や、家賃がかからないことが最大のメリット。

 

さらに在宅勤務するのと同じで通勤時間がないことは魅力でしょう。

仮に閉店しても、自宅カフェ部分はテナントとして家賃収入を得ることが可能です。

 

デメリットは住宅地だと集客力が弱くなることや、自宅をカフェにリフォームするには100万円以上コストがかかる場合も。

 

また人の出入りが多くなり、近隣から違法駐車や騒音などで苦情が出る可能性も注意が必要です。

適切な場所で自宅カフェの物件を探すには、自宅のリフォーム、もしくはテナントのどちらかのプランを立ててみるとよいかもしれません。

 

まとめ

自宅カフェ用の物件は、居抜きですぐに開業できる場所は少ないものの、リフォームを計画しているなら納得できる物件は色々とあるはずです。

まずはお近くの不動産会社で相談してみてはいかがでしょうか。

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