損して得取れ精神が大事!投資で失敗したときの立ち直り方法

年金対策/資産運用

はじめに

損して得取れという言葉には、失敗した時に励ましてくれる素敵な意味があります。とくに「投資」は勝ち負けがはっきりわかり、自分の判断力を疑ってしまう場面もあるでしょう。

 

お金が関係する損は、今まで努力して働いたことが水の泡になるようで、精神的なダメージも多いはず。

しかし投資で成功するためには、損して得取れの精神がとても大切な理由があるのです。

 

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失敗するのは投資が向かないから?

株投資で損失を抱えてしまった時、投資の知識がないためか、それとも投資の種類が合っていないのかなど、さまざまな不安や疑問を抱きますよね。

 

金融商品に投資するのにリスクはつきものなので、損失を抱えることは決して珍しくはありません。

しかし損失によっては自信をなくし、投資から遠ざかってしまう場合も考えられるでしょう。

 

投資で失敗してもそれが終わりではなく、そこから何を学ぶかがリベンジできる人との違いです。

 

精神的なダメージをできるだけ最小限にするためにも、初心者は投資金額を無理せず、まずは練習のつもりでプランを考えてみましょう。

 

経営者になったつもりで考える

損して得取れという言葉は、一時的に損をしても将来的に得をするように考えるという意味で、損だけに意識を集中させてしまうと失敗から学ぶことがないとも理解できます。

 

投資はたとえ慣れた人でも、経済状況の急転により損失を抱えることはありますので、誰にでもリスクはあるということ。

失敗した時に立ち直るためにも、投資を会社の経営者になったつもりで考えてみませんか。

 

株投資なら、銘柄選びを商品の「仕入れ」のつもりになってやってみましょう。

安く仕入れたものを高く売り利益を出すことは、一般人が行うオークションでも同じ。

 

株投資なら企業が有する価値よりも、割安で市場に出ている株、通称バリュー株を購入して値段を高い時期に売る手法もあります。

 

会社の売り上げに影響を与える商品の仕入れ。

どのようなものでも手当たり次第に仕入れても、ほとんど利益がないのと同じです。

 

経営者として利益が出そうな商品を見極めることは、投資家が銘柄を選択するスキルと同じなのでしょう。

 

目先の利益にこだわらない

投資信託、株投資、外貨投資など、初心者でも手軽に投資ができる時代。

そのため少しでも儲かればいいと、目先の利益だけにとらわれて気軽に投資を始める人が増えています。

 

投資とは短期的思考では成功しにくく、損得だけで判断しないほうがよい場面がよくあります。

長期的に考えメリットを出すことが大切なので、たとえ損をしてもそれが将来の得につながればよいのです。

 

たとえば年利20%の利息を10年間で100万円運用したら、元本の約6倍になる計算に。利息分を短期的に捉えて使ってしまえば、元本は10年後もそのまま。

 

しかし長期的な利益を考えられる人は、得をさらに再投資する発想がありますので、このような運用の場合も元本に利益を組み込み、10年後に6倍のお金を手にすることができます。

 

損して得取れ精神は忍耐も必要。そのためには長期的な視点で物ごとを考える習慣を始めてみましょう。

 

損しても立ち直る人がやっていること

投資で失敗した時、たまたま運が悪かったとやり過ごしてしまうと、「損して得取れ」という流れにはならないでしょう。

 

投資家の9割は損失経験があるというように、すぐに成功しないことが投資の難しさであり惹かれるところ。

 

損しても投資を続ける人は、無理せずに行っていることが前提にあります。

たとえば貯金を全部解約して株を購入したり、退職金を全部つぎ込んでしまったり、一気に儲けることは考えていないのです。

 

そのため期待通りにならなくても、ダメージが少なく自分でも納得しやすいでしょう。

株式のように値動きが頻繁にある投資の場合、買った時よりも価格が下がると怖くなり、すぐに売りたくなる人が多いもの。

 

心理的に損している状態とは、決して楽しいものではありませんが、投資は価格が動くものなので、ポジティブに捉え長期的な戦略を考えることが大切です。

損はしたくないからと投資に悪いイメージを持たず、できる範囲で続けてみましょう。

 

損は勉強代にする

損して得取れという言葉は形のあるものではなく、自分が生きているうえで価値になることを見つけるという考え方です。

 

株のように売り買いのタイミングがとても大切な投資は、経験を重ねた人でないと判断できない場面がたくさんありますよね。

 

それは本や人づてに教えてもらうことではなく、自分の経験値から作り出されるもの。

投資で失敗しても人生のよい教訓になった、次回の投資でやってはいけないことを学んだと納得できれば、最終的に「得」になるのです。

 

大人になると自分の価値観や考え方に固執してしまい、新しいことを学ぶ余裕がなくなりますので、損や失敗を勉強代として受け入れる心の余裕も大事でしょう。

 

まとめ

損して得取れという精神は、投資だけに限ったことでなく、仕事や人間関係でも活かされます。

いつまでも失敗を悔やむよりも、それをエネルギーにしてリベンジする人は、投資でも成功しやすいのかもしれません。

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