出典:Apple
はじめに
Appleの2020年メインストリームとなるiphone12がリリースされました。
iPhoneファンが楽しみに待っていたこのシリーズには、どのような魅力があるのでしょうか。
徹底的に検証していきましょう。
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iPhone12の概要
何かと混乱が多い2020年。このような時代のため、Appleの発表が1か月遅れとなりましたが、ようやく待望のiPhone12が販売開始されました。
どのような機種があるのか、iPhone12の概要についてまずはご説明します。
発売日とモデル
今年新たに加わったのは、「iPhone12」「iPhone12 mini」「iPhone12 Pro」「iPhone12 Pro Max」の4モデル。iPhone12と12 Proは、予約開始日が10月16日(金)で、発売日10月23日(金)となっています。
続いてiPhone12 miniと12Pro Maxが予約開始11月6日(金)で、発売日は11月13日(金)です。
スペックと価格
次に気になる価格について見ていきましょう。4つのモデルを、価格の安い順にご紹介します。
「iPhone12 mini」:64GB 74,800円・128GB 79,800円・256GB 90,800円
「iPhone12」:64GB 85,800円・128GB 90,800円・256GB 101,800円
「iPhone12 Pro」:128GB 106,800円・256GB 117,800円・512GB 139,800円
「iPhone12 Pro Max」:128GB 117,800円・256GB 128,800円・512GB 150,800円
本体カラー
「iPhone12 mini」と「iPhone12」:ブラック・ホワイト・レッド・グリーン・ブルー
「iPhone12 Pro」と「iPhone12 Pro Max」:グラファイト・ゴールド・パシフィックブルー・シルバー
画面サイズ
画面は4モデル共通して、Super Retina XDRディスプレイを採用しています。
「iPhone12」:6.1インチ
「iPhone12 mini」:5.4インチ
「iPhone12 Pro」:6.1インチ
「iPhone12 Pro Max」:6.7インチ
iPhone12全機種対応する5Gの魅力
ビジネスシーンでも活躍すると、Apple社が自慢の「5G」。iPhone12全機種が対応され、どのような活用方法ができるのか世界中で話題になっています。ではどういった特徴や魅力があるのか、徹底検証していきましょう。
5G(第5世代移動通信システム)とは?
多くの人が興味を持っている5G。今までの4Gとは何が違うのか、気になっている人は多いでしょう。
アメリカでは大手プロバイダーのヴェライゾン社が、5Gのエリア整備に大変力を入れていることもあり、米国向けモデルはミリ波用に本体側面にアンテナのようなへこみがついています。
日本国内では3月からサービス開始している5G。2020年7月時点では、渋谷などの人が集まる一部のエリアだけが対象になっています。
しかし今後2023年~2025年にかけて、利用エリアは拡大される予定です。
今後5Gを利用する可能性を考え、知っておきたいのが「ミリ波」と呼ばれるもの。
これは5Gから利用可能な新しい周波数で、新たな無線技術を使用し、ミリ波とsub6という2つの周波数帯を使うことが5Gの特徴です。
では具体的に5Gだと何ができるのか、期待できることをご説明します。
まず5Gのミリ波は送信間隔が短いため、端末の位置推定が高速化できること。
今までは送信間隔が長く、多少の時間のずれが生じていました。
5Gになるとより正確でスピーディにわかるので、従来メートル単位だったものがセンチメートル単位まで精度がアップ。GPS機能がさらに快適になるでしょう。
この技術をビジネスシーンで活かすと、工場内での無人搬送車やロボットの制御がさらに正確で、とても精密になると考えられています。
動画ダウンロード速度が速い!
5Gは動画ダウンロードのスピードが、断然4Gよりも早くなるのも魅力。
4Kや8Kなどの容量の大きな動画を、スマホでスムーズに観られるようになります。
またスマホ画面を分割し、スポーツ観戦中にはあらゆる角度から撮影されている映像を合成して観ることが可能。
自宅にいながら、スタジアムのようなリアルな臨場感を体験できます。
iPhone12次世代のカメラ機能搭載
iPhoneのシリーズが新しく登場するたびにアップグレードされているカメラ機能。
iPhone12では、どのような使い方や魅力があるのでしょうか。
コンピュテーショナルフォトグラフィー
iPhone12は全機種とも、カメラ画質が大幅に向上しています。
ビジネスシーンでカメラ機能を使い、商品の撮影などを行うことはよくありますよね。
今回のカメラ機能に関しては、プライベートだけでなく仕事もスムーズにはかどるよう、動画撮影機能も向上しています。
モデルによってカメラ機能に若干差があるシリーズが従来多かったものの、今回のiPhone12はサイズの違いによるカメラの制約はほとんどないため、製品を購入する際に選びやすいといえるでしょう。
新しいカメラ機能で気になるのが「コンピュテーショナルフォトグラフィー」と呼ばれるもので、コンピューターが映像センサーで捉えた情報を分析し、適切な処理を行うという機能。
iPhone12シリーズは、さらに「A14 Bionic」を搭載し、画質面がさらにクリアで精密に映し出されます。
従来以上によい写真を生み出すプロセスがありますので、ビジネスシーンでもメリットがあるでしょう。
フォーカス精度がアップ
iPhoneで写真を撮る際に、被写体にフォーカスするまで時間がかかり、タイミングを逃した経験は皆さんもあるのではないでしょうか。iPhone12シリーズには、画素ごとに距離情報を測定することが可能な「LiDAR」を搭載。
この機能は、被写体から反射される光がセンサーに戻るまでの時間を測定して、その空間の形状を認識します。これによりオートフォーカスの速度と精度がアップし、背景と被写体もきちんと判別が可能。
暗い場所でナイトモードがなくても、正確にポートレートモードが使用できることも魅力です。
デュアルレンズ
iPhone12と12miniに搭載されている、背面のデュアルレンズ。2つついたレンズは、スタンダートなiPhone12とProモデルの一番の違いです。
このデュアルレンズは120度の角度で撮影できるため、工事現場の撮影、会議の様子などもさらにスーパーワイドに見ることができます。
これだけでも通常のカメラ機能以上の楽しみ方はできますが、さらに望遠機能をプラスするのであれば、proシリーズの3つのレンズを選択することもオススメです。
ビジネスシーンで使いやすいのは?
ビデオ再生時間がどれも15時間以上という魅力があるiPhone12シリーズですが、どれが一番ビジネスシーンで使いやすいのでしょうか。
使用する用途などによっても、多少異なるかもしれません。結局のところ、どのモデルが一番よいか、使いやすさやコストなどで考えたいポイントを見ていきましょう。
カメラにこだわるならProがオススメ
写真撮影、動画撮影などでiPhoneをよく使うなら、よりなめらかに動画撮影ができるフレームレートのProシリーズがよいかもしれません。
望遠とLiDARスキャナも搭載されていますので、高画質にこだわる人にはカメラのスペックが高いProがオススメです。
デザインで選ぶなら?
iPhone12シリーズの素材は、アルミを採用しています。
デザインが従来シリーズよりも進化して、側面のエッジがフラットであること。
とても洗練されたマットな質感は、ビジネスシーンでも馴染みやすいデザインといえるでしょう。
ディスプレイはセラミックシールドを初めて搭載し、従来の4倍以上の強度が可能に。
カラーバリエーションにこだわるなら、スタンダードな12モデルがオススメです。
とくにブラックはProモデルにはないカラーで、新色ブルーに負けず人気が高い色になるといわれています。
軽さで選ぶなら?
iPhone12シリーズは従来と比較しても、軽量に設計されています。12はProよりも25g軽量。
ディスプレイサイズは11シリーズと同じでありながら、重さは32gも軽量になっています。
薄くて軽いものなら、iPhone12シリーズ miniがオススメ。
厚さや幅、高さともに他のモデルよりも薄型で軽量なのです。
しかもスペックもほとんど同じで、耐水性も浸水6メートルで最大30分間。
さらにコストも4モデルの中で一番安いので、新機種に買い替えることを検討しているなら、miniでも満足する人は多いはずです。
まとめ
年々アップグレードされるiPhone。今までのシリーズでも充分という人でも12シリーズは興味を持ってしまう魅力がたくさんあるのです。
まずはお店で実際に手に取って、新たなスマホライフをイメージしてみませんか。