住みたい街、住みやすい街。アートとカフェで有名な清澄白河の魅力

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出典:流通ニュース

はじめに

出典:住建ハウジング

江東区・清澄白河。

耳にしたことはあっても、実際に訪れたことはないという方も多いのではないでしょうか。

 

清澄白河は名前の響きがよいこともあり、近年スタイリッシュな若年層やファミリーに好ま

れています。

少し知っている方でしたら、アートとカフェの街、という印象をお持ちですよね。

 

ここでは、清澄白河が人気な理由を解説していきます。

 

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清澄白河の魅力①東京メトロ半蔵門線と都営大江戸線が通る利便性

まず、清澄白河の位置をご説明します。

飲み屋街で有名な門前仲町はご存知でしょうか。

富岡八幡宮や深川不動尊の門前町として賑わう下町、深川を観光する際に起点となるのが、地下鉄の門前仲町駅です。

 

そこから大江戸線で一駅、北側に位置するのが清澄白河駅です。
清澄白河と深川は異なるエリアを指す地名のように感じられますが、深川とは広い地域を示す地域名であるため、清澄白河も深川に含まれます。

 

この清澄白河エリアに駅ができたのは2000年代のことです。

2000年に都営大江戸線が、2003年に東京メトロ半蔵門線の駅が開業されました。

それまで、清澄白河という名称はありませんでした。

駅名を付けるために、清澄という地名と白河という地名がくっ付けられたのです。

 

清澄白河は東京メトロ半蔵門線が通っているため、渋谷や表参道、三越前に一本で行くことができます。

都心からやや離れている印象ですが、ショッピングエリアに足を運びやすいんですね。

また、都営大江戸線は上野御徒町や六本木、新宿西口などを結んでいます。

 

清澄白河の魅力②東京現代美術館を主軸とするアート

出典:東京都現代美術館

清澄白河は寺院なども多く、古き良き時代の面影も残す街です。

そんな街にそびえ立つのが、コンテンポラリー・アートを紹介するモダンな美術館、東京現代美術館です。

 

東京都現代美術館の会館は1995年3月。

日本の戦後美術を中心に広く内外の現代美術を体系的に研究、収集、保存、展示するための機関です。

それまで東京には現代美術を総合的に常設で展示する美術館がなかったため、コンテンポラリー・アートの動向を知ることのできる施設の設立は長く望まれてきたことでした。

東京都による設立の構想が始まったのは、1980年代です。

 

東京都現代美術館の収蔵作品は5,500点を超え、図書資料は総冊数にして約27万点を数えます。

多彩な分野を横断する、国内外のコンテンポラリー・アートが積極的に取り上げられています。

 

この東京現代美術館が開館してから、周辺にたくさんのギャラリーが誕生しました。

街全体に、20軒以上も点在しています。

 

有名なものがEARTH+GALLERY(アースプラスギャラリー)。

アーティスティックな真っ黒な外観とは裏腹に、一歩中に入ると真っ白な空間が広がっています。

美術展覧会のみならず、演劇や音楽イベントなども開催され、幅広い表現を味わうことが可能です。

 

清澄白河の魅力③ブルーボトルコーヒーをはじめとするカフェ

サード・ウェーブ・コーヒーの先駆者、ブルーボトルコーヒー。

ブルーボトルコーヒーは、フェアトレードにこだわったオーガニックの豆、自家焙煎から48時間以内に提供する新鮮さが特長です。

 

サードウェーブとはそもそも何を示すのでしょうか。

ファーストウェーブは19世紀後半から1960年代、インスタントコーヒーなどの普及により急速に家庭に広まった時代を指します。
安価ゆえポピュラーになったコーヒーは、大量生産・大量消費されていました。

 

セカンドウェーブとは1960年代から2000年頃、コーヒーの風味を重視したスターバックスなどのシアトル系コーヒーを指します。

ロゴ付きの紙コップを手に颯爽と歩くのがオシャレであるという風潮も生まれました。

 

そして、サードウェーブはコーヒー本来の価値を重視する第3のコーヒーの流行を指します。

コーヒーの生産地への配慮や価値などが注目されるようになり、ブルーボトルコーヒーなどではコーヒーがカップに運ばれるまでのトレーサビリティ、豆の素材や淹れ方など、各々の工程において配慮が行き届いています。

 

そんなスペシャリティ・コーヒーを提供するブルーボトルコーヒーが日本進出の場に選んだのは、銀座でも、青山でも、渋谷でもなく、清澄白河でした。
出店初日から大騒ぎになって、数年後には忘れ去られるようなブランドにはなってほしくなったようです。

 

清澄白河は静かで、道が広くて、建物が高くなくて、空気がゆったり流れています。

また、少し歩けば清澄庭園や現代美術館があります。

この街のゆったりとした空気が、アメリカの創業地オークランドに似ていたからだそうです。

 

2015年にブルーボトルコーヒーが開業してから、清澄白河には続々とカフェが増えていきました。
「コーヒーの聖地」と呼ばれることもあり、一日に何軒もはしごしてカフェ巡りを楽しむ方も多いです。

 

中でもARiSE COFFEE ROASTERS(アライズ コーヒーロースターズ)は人気があり、スケートボードが並ぶ店内はとても個性的。

一方、カフェスタイルの系列店、ARiSE Coffee Entangle(アライズ コーヒーエンタングル)は清澄公園のそばに位置しており、ほのぼのとした雰囲気です。

 

清澄白河の魅力④人気ゆえ、地価が上昇中

出典:土地代データ

清澄白河の地価は、2014年よりグングンと上昇しています。

公示地価の平均値が2013年では50万6333円/m2でしたが、2020年では70万5666円/m2(2020年[令和2年])となっています。

坪単価は233万2782円/坪であり、変動率+9.13%の上昇となっています。

 

また、リクルート住まいカンパニーによる2016年度の「地価が値上がりしそうと思う街ランキング」では、清澄白河が11位にランクイン。

一般にも地価が上昇しそうだと認識されていたんですね。

 

家賃相場はワンルームで8.4万円、1Kで9.83万円、1DKで10.39万円、1LDKで16.11万円、2Kで10.57万円、2DKで11.82万円、2LDKで21.38万円、3LDKで23.54万円となっています。

江東区全体の家賃相場はワンルームで7.3万円、1K/1DKで8.2万円、1LDK/2K/2DKで11.9万円、2LDK/3K/3DKで15.2万円、3LDK/4K~で18.6万円となっています。

比較すると、たいへん高値であることが分かります。

 

まとめ

利便性が高く、ギャラリーやカフェも豊富な清澄白河、魅力的ですよね。

休日の散策にもぴったりですが、思い切って住んでみたくなります。

 

引っ越しを検討中の方は、清澄白河も候補に入れてみてはいかがですか?

自然やアートにあふれたこの街でなら、きっと素敵な日々を送ることができますよ。

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