お節介な人の心理とは?5つの心理ポイントを徹底解説! 【監修:菅琴美氏】
【この記事を監修した人】

菅 琴美 (一般社団法人日本衛生管理者ネットワーク 理事)
一般社団法人日本衛生管理者ネットワーク 理事
精神科・保育園・こども園カウンセラー
トータルリラクゼーションサロンRikott オーナーセラピスト
カウンセリング実績約150名。
都内精神科クリニックでの心理士をはじめ、今までの経験を活かし幅広く活躍中。

はじめに

お節介な人はもちろん親切心がベースにある場合が多いですが、心理的な特徴となると、表面的にはなかなか分からないものがあります。

理解をすることにより、親しくなるのが可能になる場合もあるでしょう。

今回はお節介な人の心理と特徴を知って、上手に付き合うコツについてお伝えしていきます。

相手に必要とされたい気持ちが強すぎる心理とは?


人から必要とされたい、求められたい、頼られたいという思いがあるので、必要以上に相手に対してかまってしまうのが、お節介な人の特徴です。

今のありのままの状態では相手から必要とされていないように感じるので、不安な思いを持っている場合もあるでしょう。

必要とされるためにどうしたらいいのかと模索した結果、相手に何かしてあげたい気持ちが強くなるのです。

でも相談を受けたりアドバイスを求められたりするわけでもなく、自分から行動してしまうケースが多いでしょう。

このため結果としてお互いの関係性が、今までよりも良くならないケースもあるのです。おせっかいな人の心理については、自分を必要としてほしいという思いが関係していると理解しておきたいですね。

他人と親しくなりたい心理がお節介に繋がる理由

自分が親しくなりたいと思う人に対して、どうすれば近づけるのかと悩む時もあるでしょう。
そのためには相手が困っている時に、すぐにサポートができる自分でいたい気持ちがあるのです。
でも相手がサポートしてほしいと思っていない時でも、つい面倒を見たいと行動に移してしまうと、お節介な人になってしまうのです。
自分でやってみたいと思っている時に、色々と意見を言われることにより相手は「面倒な存在だ」と感じてしまうかもしれません。
親しくなる方法について考えてみた時に、少しでも相手と接する機会を増やすようにしようと思っての行動、。
相手にとってプラスになる存在になりたい気持ちの強さゆえの行動なのです。
少しでも仲良くなりたくて行動をしていると分かれば、今後は心を広く持ってやりとりができるようになるかもしれません。


公式LINE「Research Online +Plus」は、ビジネスマンが気になる情報発信や、資産運用を行う際に直面する独自の課題を解決する環境を提供します♪

他人を深く知りたいと思う心理と行動の背景

相手のことを今まで以上に深く知りたいと思った時に、お節介になる心理が働く可能性があります。
何か相手の役に立てることはないかと考えたうえで行動しているのかもしれませんが、相手としてはこれをお節介だと思ってしまう時もあるでしょう。
このため距離を置いて、引いてしまうケースもあるのです。
でももっと深く知りたい気持ちがあるため近づいてきていると分かると、お節介な人への対応の仕方も変わってくるでしょう。
例えばもし、こちらからも親しくなりたいと思っているなら、自分から話しかけるようにすると、お節介な人が受け身になって、距離を過剰に詰めてくることが減るというケースもあります。攻めは最大の守りです。

少しずつでも、親しくなることが出来ているという安心感を持たせてあげることで、お節介が和らぐこともあるかもしれません。

強い正義感が引き起こすお節介な行動

自分にとっての信念を強く持っている人は、それを大切にする傾向があります。

正義感が強いと自分でも思っているのでしょう。

このため、相手を助けてあげたくなったり、自分が行動しなければいけない!と思ったりするのです。

でもその正義感が結果として、お節介になってしまう例もあるでしょう。

特に求められてもいないのに自分の正義感だけで動いてしまうのは、相手の気持ちを考えることができていないからです。

良かれと思ってしている行動かもしれませんが、面倒な存在だと思われる場合も多いでしょう。

自分の思いを押し付けてくるタイプの人には、表面的には受け身で接するようにすると、楽なやりとりができる可能性もあるのです。

自分を認めたい心理が引き起こすお節介な行動

「人を助けることができる自分はとても素晴らしい」と思いたいので、お節介な心理になる場合もあります。

自分を好きになりたいために、誰かを助けたり役に立ったりすると思われる行動をする。これもお節介な人の特徴です。

おせっかいな行動がもし喜ばれたり感謝されたりすると、これが自信につながり今後も積極的に誰かを助けたり役に立ったり

するような行動を強化しようと感じてしまうのでしょう。

でも相手が「助けてくれてありがとう」という思いを持ってくれることばかりではありませんよね。いちいち口を挟んでくるというように、疎ましく思われてしまうケースもあるのです。

もしも相手がお節介な行動してきた時には「お気持ちはありがたいのですが、自分でやるようにします」とストレートに伝える勇気も必要でしょう。

伝えなければいつまで経っても、相手がお節介な行動をしてくる可能性があります。

まとめ

お節介な人の心理には、理解しがたいと思うものもあるかもしれません。

でも悪気なく行動している場合もあるため、少し視野を広くして接するようにしてみましょう。おせっかいな人は少なからず不安感や孤独感を抱えていることが多いです。

ただし、過度に干渉をしてくると感じた時には、一度二人きりになる時間を持ったうえで、相手に対して本音を伝えることも必要です。

言われてみて初めて、自分がお節介な行動をしていると気付くタイプの人もいるでしょう。

必要とされたい思いが強すぎて、自分の行動がお節介になってしまっていると分かっていない人もいると理解しておくと、やりとりがしやすくなるのです。


【この記事を監修した人】

菅 琴美 (一般社団法人日本衛生管理者ネットワーク 理事)
一般社団法人日本衛生管理者ネットワーク 理事
精神科・保育園・こども園カウンセラー
トータルリラクゼーションサロンRikott オーナーセラピスト
カウンセリング実績約150名。
都内精神科クリニックでの心理士をはじめ、今までの経験を活かし幅広く活躍中。


リサーチオンラインを運営するリサーチバンク株式会社では、最新ニュースや、資産管理や投資についてのニュースを発信しています。また、NISA、iDeCo、投資などの資産運用の個別相談も行っています。゙LINEで簡単に無料でお申込みできますので、お気軽にお問い合わせください。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Xでフォローしよう

おすすめの記事