20代・30代女性の美容室代は年○万円!?気になる1,000円カットの実力とは? 
あなたは、美容室に年間どのくらいの金額をかけていますか? 美容室で特に利用機会の多い「カット」ですが、美容室によって価格は様々です。 例えば、最近街で良く見かけるようになった1,000円カット。 気になっているものの、安さゆえに不安があり、まだ利用したことのない方もいらっしゃるでしょう。 そこで本記事では、20代・30代女性の美容室にかける金額と利用頻度、1,000円カットの魅力や注意点について解説します。 美容室と1,000円カット、それぞれに良さがあるため、その時々で自分にとって良い方を選びましょう。

美容室にみんないくらかけているの?

まずは、20代・30代女性の美容室利用状況を見てみましょう。(※1) ・美容室の1回あたりの利用金額は【7,901円】 ・美容室の利用金額は年間【27,586円】 ・美容室の利用回数は年間【3.46回】 年間約3.5回の利用なので、平均すると、3~4ヶ月に一度美容室に行っていることが分かります。 また、美容室にかける費用は、年間27,000円以上。 この金額が大きいと捉えるか小さいと捉えるかは人それぞれです。 もし「払った金額に対して思うような満足感が得られていない」という方がいれば、美容室にかける金額を一度見直してみましょう。 場合によっては、1,000円カットも選択肢に入ってきます。 1,000円カットであれば、2ヶ月に1度カットしても、年間6,000円です。

1,000円カットの美容師は、実は実力派?

1,000円カットの美容師が「実は実力派」と言われる理由は、経験値にあります。 カットが上手な美容師は、次にあげる2点をクリアしているもの。 ・早くて正確 ・顔や頭の形、髪質に合わせてカットできる カット技術を身につけるためには、才能や勉強量に加えて、経験が必要です。 特に、色々な髪質に触れることが重要になります。 通常の美容室では、30〜40分ほどで一人のお客様をカットするのに対し、1,000円カットでは10分ほどで1人のお客様をカットします。同じ時間で3人カットしている計算です。 その分、経験値も3倍のスピードでついていき、結果的に、1,000円カットで働く美容師は経験豊富な人が多くなります。 ただし、1,000円カットの美容師全員がカット経験豊富とは限りませんのでご注意を。 美容師になりたての人や、他の美容室から移ってきたばかりで不慣れな美容師もいます。

メリット・デメリット

1,000円カットのメリット・デメリットを整理しましょう。

メリット

メリット1:安い

何といっても、安いのが魅力です。 しかし、「安い」から「カットの技術が低い」という見方は間違っています。 安さの理由は、カット以外のサービスを省いて徹底的に効率化しているから。 そのため、1,000円カットでは基本的にカットしか行わず、前後のシャンプーなどの付随サービスがありません。

メリット2:早い

1,000円カットのカット時間は、一人あたり10分程度。 美容室にかける時間を短縮できるのは、うれしいポイントです。 予約はなく、来店した順にカットされます。 そのため、仕事が忙しくて美容室の予約が取れなかったときなど、自分のタイミングで気軽に立ち寄れます。

メリット3:美容師と会話しなくて良い

最初に髪型の希望を伝えたら、あとはほとんど会話しなくて大丈夫です。 普段美容室を利用されている方の中には、カット中の美容師との会話が実はストレス、という方もいらっしゃるでしょう。 美容師と話さなくて済むように、目の前に置かれた雑誌を読んでいる方も多いのではないでしょうか。 またカットにかかる時間が10分ほどで短いので、話さないことを窮屈に感じません。 カットされている間、会話をあまりしたくない方にとって、1,000円カットは心地よい空間となるでしょう。

デメリット

デメリット1:混雑時は順番待ちがある

予約がないため、休日など混雑する時間帯には順番待ちが発生します。 平日や閉店間際の時間帯を狙ったり、お店に電話で混雑状況を聞いてから行ったりすることで解決できます。

デメリット2:シャンプーやヘアセットが無い

1,000円カットではシャンプーがないため、来店後にワックスやスタイリング剤を落としてもらってからカット開始とはいきません。 スタイリング剤がついたままではカットに影響が出てしまうため、髪には何もつけない状態で行きましょう。

デメリット3:個性的な髪型は難しい

個性的なヘアスタイルや奇抜な髪型は、担当者により対応してもらえる可能性もありますが、期待しない方が良いでしょう。 また1,000円カットでは回転率も重要なので、カットに時間がかかるような凝った髪型は難しいと考えてください。 手間がかかるこだわりの髪型や、個性的なヘアを望む場合は、美容室に行った方が無難です。
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失敗しないために、気をつけたいポイント2点

ポイント1:意思を明確に伝える

美容室では、美容師がお客様の髪質や頭の形などを踏まえて、お客様のオーダーとは違った髪型を提案することがあります。 しかし1,000円カットではオーダーしたままにカットされるのが基本。 そのため、自分の意思を明確に伝える必要があります。 便利なのは、ヘアカタログを見せること。 普段から、ネットやSNSで自分の希望のヘアスタイルを見つけたら、スクリーンショットなどで写真を保存しておくと良いでしょう。 また、髪型を変えずにキープしたい方は、前回美容室でカットした際の仕上がりを写真に撮っておいて、それを見せるのも一つの方法です。

ポイント2:ワックスやスタイリング剤は落としてから行く

スタイリング剤がついていると髪のクセが分かりにくいため、きれいなヘアスタイルに仕上がらない可能性があります。 普段ワックスやスタイリング剤を使っている方は、落としてからお店に行くようにしましょう。
http://research-online.jp/all/life/13692/
http://research-online.jp/all/life/13864/

まとめ 美容室と1,000円カット、どちらを選ぶ?

今回は、20代・30代女性の美容室にかける金額と、1,000円カットの魅力や注意点について解説しました。 美容室は、きめ細かなカウンセリングをもとに、「お客様に似合う髪型」の提案や「個性的なヘアスタイル」の実現が強みです。 一方の1,000円カットは、定番のヘアスタイルを「早く」「安く」かなえてくれます。 大切なのは、それぞれの特徴を知って、自分の求めているものを実現できるのはどちらなのかを判断することです。 「自分にとって満足度の高い」お金の使い方をしましょう。 この記事が、「より良いお金の使い道」そして「より良い暮らし方」を考えるきっかけになれば幸いです。
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