【2022年最新】1位はあの区!?東京23区の平均年収ランキング
日本の首都機能があり、多くの人・モノ・お金が集まる「東京23区」。 巨大な大都市地域であり、950 万人以上が生活、1,200 万人以上が活動しています。(※1) 23区に住む人は何となくお金持ちのイメージがありますが、実際の年収はどれくらいなのでしょうか? 今回は、2022年最新版、東京23区の平均年収ランキングをご紹介します。 また番外編として、東京都内全62市区町村の平均年収ランキングも載せました。 都内への引っ越しや転職を検討されている方、不動産投資に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

東京23区の平均年収ランキング

それではさっそく、ランキングを見ていきましょう。 堂々の第1位は「港区」でした。平均年収は1,000万円を超えています。 また、1位の港区と最下位の葛飾区との差は、828万円となりました。
順位 平均年収(万円)
1 港区 1,185
2 千代田区 985
3 渋谷区 912
4 中央区 712
5 目黒区 639
6 文京区 624
7 世田谷区 572
8 新宿区 561
9 品川区 517
10 杉並区 478
11 豊島区 466
12 江東区 462
13 台東区 446
14 大田区 445
15 中野区 432
16 練馬区 430
17 墨田区 405
18 北区 390
19 荒川区 388
20 江戸川区 378
21 板橋区 377
22 足立区 357
23 葛飾区 357
※総務省「課税標準額段階別令和元年度分所得割額等に関する調」より「課税対象所得÷市町村民税 納税義務者数」にて算出 ここからは、トップ3の区について、それぞれの特徴を見ていきましょう。

第1位:港区 【平均年収 1,185万円】

「麻布」、「白金台」、「高輪」、「六本木」、「南青山」といった、日本屈指の高級住宅街を有する港区。 新橋や虎ノ門といったビジネスの中心地がある一方で、赤坂や青山にはおしゃれなショップが立ち並び、繁華街や文化の街としての側面も。さらには東京タワーやレインボーブリッジなどの観光名所もあり、港区はエリアごとに様々な顔を持っています。 人口に対する社長比率の高さが特徴で、港区赤坂は「社長の住む街」全国トップ。 港区の社長比率は13.8%で、「住民の7人に1人は社長」という計算です。(※2)

第2位:千代田区 【平均年収 985万円】

23区のほぼ中央に位置し、皇居がある千代田区。 「番町」、「紀尾井町」、「麹町」といった歴史ある高級住宅街を有しています。 霞が関や永田町は、国会議事堂や官公庁が集まる政治と行政の中心地。 丸の内や大手町には有名企業の本社が集まり、また古本街として有名な神田神保町エリア、電気街として有名な秋葉原もあります。 昼夜間人口比率が23区内で最も高く、2015年の数字ではありますが、港区や中央区が夜間人口の3~4倍程度なのに対して、千代田区はなんと約15倍。(※3) 多くの人が、仕事や学校、観光などで千代田区を訪れていることが分かります。 また、平均年収が高い一方で、千代田区のワンルーム・1K・1DKの家賃相場も、11.67万円とかなり高めです。(2022年5月31日時点)。(※4)

第3位:渋谷区 【平均年収 912万円】

渋谷、原宿といった「若者の街」のイメージが強い渋谷区。 アパレルやデザイン、IT関連の企業が集まっています。 渋谷駅周辺の再開発では渋谷ヒカリエ、渋谷ストリーム、渋谷スクランブルスクエアと、次々に新しい施設が誕生。 コロナ禍になる前は、外国人観光客の姿も多く見られました。 トレンド発信地として常に注目される渋谷区ですが、落ち着いた格式高い高級住宅街もあり、「広尾」、「松濤」、「猿楽町」が有名です。

東京都 全62市区町村別の平均年収ランキング

東京都内、全62市区町村の平均年収もランキングにしてみました。 トップ10を23区が多く占める中、23区以外で唯一トップ10にランクインしたのが「武蔵野市」です。
順位 市区町村 平均年収(万円)
1 港区 1,185
2 千代田区 985
3 渋谷区 912
4 中央区 712
5 目黒区 639
6 文京区 624
7 世田谷区 572
8 新宿区 561
9 武蔵野市 542
10 品川区 517
11 杉並区 478
12 豊島区 466
13 江東区 462
14 三鷹市 455
15 国立市 448
16 台東区 446
17 大田区 445
18 国分寺市 444
19 小金井市 437
20 中野区 432
21 練馬区 430
22 調布市 429
23 小笠原村 420
24 稲城市 415
25 狛江市 405
26 墨田区 405
27 府中市 403
28 町田市 396
29 小平市 395
30 西東京市 393
31 北区 390
32 荒川区 388
33 青ヶ島村 385
34 日野市 380
35 立川市 380
36 江戸川区 378
37 板橋区 377
38 多摩市 377
39 東久留米市 365
40 八王子市 360
41 足立区 357
42 葛飾区 357
43 利島村 354
44 東村山市 354
45 清瀬市 352
46 東大和市 352
47 昭島市 346
48 御蔵島村 341
49 羽村市 339
50 三宅村 337
51 あきる野市 326
52 青梅市 321
53 福生市 320
54 武蔵村山市 318
55 神津島村 318
56 瑞穂町 315
57 新島村 309
58 大島町 306
59 八丈町 305
60 日の出町 303
61 奥多摩町 285
62 檜原村 279
※総務省「課税標準額段階別令和元年度分所得割額等に関する調」より「課税対象所得÷市町村民税 納税義務者数」にて算出

23区以外で唯一トップ10入り、武蔵野市 【平均年収 542万円】

武蔵野市は東京都のほぼ中央、23区と多摩地区の間に位置しています。 吉祥寺駅・三鷹駅・武蔵境駅の3駅圏からなり、人口は14万8,300人(2022年5月1日現在)とコンパクトな市です。 武蔵野市には芸術家や事業家・学者の方が多く住んでおり、「吉祥寺」は住みたい街ランキング(関東)2位。(※5) 新宿から約12km(電車で約20分)の都心へのアクセスと、緑豊かな住宅環境、文化レベルの充実により、住みたい街としてのイメージが定着しています。
https://research-online.jp/all/asset/13832/
https://research-online.jp/all/economy/12780/

まとめ

以上、東京23区の平均年収ランキングと上位の区の特徴、都内全62市区町村の平均年収ランキングについて解説しました。 あなたの住んでいる地域や住みたい区は、何位でしたでしょうか? 上位3区の港区・千代田区・渋谷区はいずれも、ビジネスや文化の中心地であり、23区以外で唯一トップ10入りした武蔵野市は、アクセスの良さと生活環境の調和が魅力です。 引っ越しを検討している方は「お家選び」の参考に、不動産投資を考えている方は「エリア選び」や「物件選び」の参考にしてみてください。 不動産投資に興味はあるけれど、何から始めたらいいのか分からない方は、リサーチオンラインまでお気軽にご相談ください。

 

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