イベント割がスタート！国内をお得に旅行しよう！

経済産業省によるイベント割が、2022年10月11日から開始されました。（※1）

イベント割は、イベントや施設のチケット料金が割引される制度です。コロナ禍での自粛生活が落ち着き、旅行しようと考えているなら、知っておいて損はありません。

ただし、イベント割の対象者となるには一定の条件に当てはまる必要があります。ここでは、イベント割とはどういった制度なのか、対象者の条件や対象施設を見ていきましょう。

イベント割とは？

イベント割とは、2022年10月11日から始まった経済産業省の事業です。感染拡大防止対策を取りながら、観光業の復旧を狙いに始まりました。（※1）

まずは、イベント割でいくら割引されるのか、対象となる施設、そして適用期間を説明します。

イベントや施設のチケット料金が割り引かれる制度

イベント割とは、チケット料金から2割相当が割り引かれる制度で、割引料金の上限は2,000円です。（※1）

たとえば、入場券が5,000円の場合は4,000円に、15,000円なら上限の2,000円が割引されて13,000円となります。

割引が適用されるのは、文化芸術やスポーツ分野におけるイベントや施設です。文化芸術の分野の対象には、音楽ライブや遊園地・テーマパーク、映画館、美術館なども含まれます。

イベント割が適用される期間は？

イベント割が適用されるのは、2022年10月11日から2023年1月31日までです。ただし、イベント割の利用者が多かった場合、予算上限で早めに終了する可能性があります。（※2）

また、イベント割はすべてのイベントや施設で実施されるわけではありません。たとえば、テーマパークAは実施していても、テーマパークBが実施しているとは限らないため、利用する際は公式ホームページから確認しましょう。

イベント割の対象者になるには？

イベント割を利用するには、対象者の条件を満たさなくてはなりません。以下の条件のうち、1つを満たせばイベント割を利用できます。（※3）

• 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種歴（3回）
• PCR・抗原定量検査・抗原定性検査の陰性証明

上記のうち、いずれかを選んで各証明書を提示する必要があります。

ディズニーリゾートやUSJなどの人気施設にイベント割は適用される？

最後に、人気施設でのイベント割対応についてまとめました。「旅行したい」「割引されるなら行きたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

東京ディズニーリゾート

東京ディズニーリゾートでは、東京ディズニーランド（TDL）と東京ディズニーシー（TDS）にて、「イベントワクワク割対象パスポート」を販売しています。

対象期間中のチケットをすでに購入済みの方も、オンラインで手続きすればイベント割価格へ変更できます。

USJ

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）では、スタジオ・パスが通常料金より2割引きで購入できます。

さらに、「日本中から大阪いらっしゃいキャンペーン2022」を利用すれば、大阪への宿泊料を含む旅行代金が4割引（最大8,000円）や平日3,000円分、休日1,000円分のクーポン券がもらえます。

サンリオピューロランド

サンリオピューロランドでは、イベント割対象パスポートチケットを販売予定です（2022年10月15日時点）。

サンリオピューロランドへの入場には、来場予約とパスポートチケットが必要です。パスポートチケットは当日窓口でも販売されています。当日窓口でチケットを購入する場合でも、事前の来場予約はしておきましょう。

横浜アンパンマンミュージアム

アンパンマンミュージアムは、イベント割対象施設として参画予定です。ただし、公式ホームページによると、2022年10月15日現在は準備中とのこと。

2022年10月11日に始まったばかりの割引制度のため、対応がまだできていない施設もあるようです。

まとめ

イベント割を利用すれば、人気テーマパークやイベントの料金が2割引き、上限2,000円割引されます。ただし、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種歴が3回以上、または陰性証明書が必要となります。

各施設・イベントのイベント割は、2022年10月11日以降順次開始されるため、まだ詳細が発表されていないケースも。すでにチケットを購入してしまっている場合も、後から適用可能なこともあるため、参加予定のイベントや施設の情報は随時チェックすると、お得に利用できるかもしれません。

さらにお得な経済ニュースを知りたい方は、当サイトのブックマークをお願いいたします。リサーチオンラインでは、資産運用や金融商品のご相談にも乗っていますので、お問合せページからお問合せください。