2022年3月決算、役員報酬ランキング1〜3位を独占したZホールディングスとは

役員報酬ランキング1〜3位を独占したことで話題になったZホールディングスを知っていますか?

Zホールディングスの名前は知らなくても、以前の名前なら多くの人が思わずうなずくほど有名な企業です。

今回はZホールディングスとはどんな企業なのか?上位を独占した役員は誰なのか?について紹介します。

Zホールディングスってどんな企業?

Zホールディングスとは、ソフトバンク傘下の持ち株会社です。銘柄コードは【4689】。日経平均株価およびTOPIX Large70の構成銘柄のひとつです。

元の企業名はヤフー株式会社。2019年10月1日に持株会社体制に移行し、商号を変更しました。持株会社体制とは持株会社を作り、関連各社をグループ会社化して、グループ経営に移行することです。別名ホールディングスカンパニーとも呼ばれています。

TOPIX Large70の構成銘柄のひとつとは?

TOPIX Large70とは、東京証券取引所の市場第一部全銘柄のうちの70銘柄を指します。この70銘柄で構成された株価指数に含まれている企業ということです。

株価指数とは、取引所全体や特定の銘柄の株価の動きを表すものです。投資信託のベンチマーク(基準)や先物取引やオプション取引の原資産としても用いられています。

株取引や投資信託の基準になる企業のひとつに選出されているというだけでも、かなり信頼性のおける企業のひとつといえるでしょう。

選出されているのは、日本を代表する企業ばかり

ほかにTOPIX Large70として選出されているのは以下のような企業です。一部抜粋して紹介します。【】内は銘柄コードです。

  • ダイワハウス【1925】
  • アサヒグループホールディングス【2502】
  • キリンホールディングス【2503】
  • 味の素【2802】
  • 日本たばこ産業【2914】
  • 東レ【3402】
  • キャノン【7751】
  • イオン【8267】
  • オリックス【8591】
  • ファーストリテイリング【9983】他計70社

他にも日本を代表する企業が、全部で70社選出されています。上記のように選出された企業の中に、Zホールディングスも含まれているのです。

TOPIX Large70は、年に1回(毎年9月)構成銘柄の見直しが行われています。東京証券取引所により算出され、公表されています。

役員報酬を開示するのは、法律で義務付けられているため

2010年より、年間1億円以上の報酬を得た役員の氏名と金額を個別に開示することを金融庁より義務付けられるようになりました。理由は、当時上場企業の不祥事や株主の利益を著しく損なう資本政策など、後を絶たない出来事が起きたためです。

それまでは、経営は会社内部のみで、公表されることなくおこなわれていました。株主や投資家、金融機関などの利害関係者への説明責任を果たす必要性があるとして法律が制定されることとなり、今日に至ります(※1)。

コーポレートガバナンスの強化を求めて行われるようになった

コーポレートガバナンスとは、企業統治とも呼ばれます。

企業の組織による不祥事を防ぐ為に、社外取締役や社外監査役など、外部の管理者によって経営を監視する仕組みです。これにより企業が健全に保たれるようにされています。

金融庁と東京証券取引所が、コーポレートガバナンスのガイドラインを公表しています。

ランキング1位は誰?

Zホールディングスの役員3人が1位から3位までを独占したことで話題になったのが2022年6月20日時点のことです。

Zホールディングスでもっとも高い報酬を受け取ったのは慎ジュンホ氏

東京商工リサーチによると、2022年役員報酬額ランキングに掲載されたZホールディングスの役員は3人。

ランキング1位になったのは慎ジュンホ氏(43億3,500万円)です。

報酬の内訳は、連結子会社のLINEからの報酬41億4,600万円が9割以上を占めているためで、残りはほかの関連子会社からの役員報酬になるのだとか。その他2位に出澤剛氏(9億1,700万円)、3位に舛田淳氏(7億2,300万円)が入り、上位を独占したことでニュースになりました。

6月20日17時現在での個別開示29社70人が公表された時点での順位となります(※2)。

慎ジュンホ氏は「LINE生みの親」

慎ジュンホ氏は、韓国出身の実業家です。大学院ではAIや検索技術を研究していました。独立系の検索の「チョンヌン」のスタートアップに携わり、2006年NAVERに買収されます。

その後2008年に来日し、LINEの前身ネイバージャパンの企画本部長として勤務されていました。2014年4月にLINE株式会社の取締役CGOに就任し、さまざまな取締役を経て現在は、Zホールディングスの取締役GCPOとなっています。

とても人見知りでインタビューが苦手なため、メディアに登場する機会がほとんどなかったようです。

https://research-online.jp/all/economy/13941/
https://research-online.jp/all/economy/13909/

まとめ

2022年6月20日に公表された役員報酬ランキングでは、「LINE生みの親」であり、Zホールディングスの取締役GCPOの慎ジュンホ氏が1位でした。また2位と3位もZホールディングスの役員となり、話題になりましたね。

慎ジュンホ氏の報酬は43億3,500万円。想像もつかない金額ですね。しかし、彼のおかげで私たちの生活に欠かせないLINEが誕生したのだと思えば、納得のいく金額かもしれません。

今後もLINEをはじめとして、生活に欠かせないサービスやツールを提供してくれるのを期待したいですね。

 

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