この記事の目次
はじめに
あなたはご存知ですか?
純金融資産の保有額が1億円以上5億円未満の「富裕層」と呼ばれる人たち、そのうちの4人に1人、つまり25%は会社員だったということを。
にわかには信じがたいですが、会社員でも1億円の金融資産をつくれるという希望がある
話でもありますよね。
この記事では会社員がどのようにして「富裕層」になったかを紹介していきます。
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会社員が「億る」ためにやった投資
まずは「富裕層」会社員が実践した投資方法を紹介します。
投資というと株や不動産が思い浮かびますが、それだけではなく自己投資も欠かしていません。
金融資産への投資
株や債券に仮想通貨、さらには不動産への投資を行います。
預貯金だけで1億円を貯めることは効率的ではありません。
分散投資がいいとか集中投資がいいといった正解はなく、それぞれに適した投資方法を実践しています。
元金ゼロから株や投資信託への投資だけで1億円をつくるとなると、以下のようなプランが考えられます。
・毎月10万円を投資
年利12%で20年間
年利6%で30年間
・毎月7万円を投資
年利15%で20年間
年利8%で30年間
・毎月5万円を投資
年利17%で20年間
年利10%で30年間
目標金額が大きいのでリターンとリスクの振れも大きくなりますが、ボーナスや臨時収入などを追加することで実現できる可能性も高まります。
自己投資
知識や情報収集への投資も欠かすことはできません。
より深い知識や、最新・貴重な情報は無料では手に入らないことを理解しているので出費を惜しまないようです。
その結果として新しい投資チャンスを手に入れられるのですね。
簡単に始められる自己投資として読書があげられます。
本を読めばお金持ちに成れるというわけではありませんが、お金持ちの多くは読書家です。
事業投資
投資資金を増やすためにアルバイトや副業をしている会社員もいます。
アルバイトに投資は必要ありませんが、副業を始める際には初期費用が必要なケースもあります。
そういった費用を投資と捉えるか、単なる出費と捉えるかで資産をつくるスピードが変わってくるのですね。
会社員が「億る」ためにやった貯蓄方法
「富裕層」会社員の中の4人に1人は年収500万円ほど。少なくはないけど特別に高所得者というわけでもない金額ですよね。
では彼ら・彼女らは収支をどのように管理していたのでしょうか。
予算を立てない
家計を管理する上で予算を立てることこそ当然のように考えられますが、そこにはマイナスの側面もあります。
それは予算を立てると予算を使い切ろうとする、予算内なら使ってもよいと認識してしまうこと。
これらを避けるためにあえて予算は立てないようです。
投資資金の種銭をつくる
突然に舞い込んでくる投資チャンスのためにも預金もしくは現金も確保しているようです。
倹約する
億り人をはじめ、お金持ちや資産家には倹約家が多いようです。
テレビ番組の影響でお金持ちイコール派手にお金を使うというイメージがありますが、実はそういった方ばかりではありません。
モノの価値や必要性を見極めて不要な出費はしません。
会社員が「億る」ための思考方法
資産を構築する上では投資手法も大事ですが、それ以上にマインドも重要です。
富裕層はどのようなマインドセットを持っているのでしょうか。
損を受け入れる
意外かも知れませんが、富裕層の人は利益だけではなく、損も受け入れるのです。
損を受け入れるということはリスクを理解し、リスクを管理しているということでしょう。
また、リスクとリターンの関係性についても十分に理解していると言えるでしょう。
このことを逆説的に捉えると、損を避けて利益を得ることだけを考えていると大きな資産を構築できないとも言えますね。
先延ばし癖をやめる
嫌なこと、面倒くさいことはついつい先延ばしにしてしまいがち。
しかし大きな資産を築く人は先延ばしを嫌います。
現在バイアスという言葉があります。先延ばし癖は現在バイアスの象徴です。
現在バイアスとは将来の利益や価値よりも現在の利益や価値を優先してしまう心理状態のこと。
例えば、高カロリーな食べ物や喫煙など、将来健康を損なう原因になることはわかっていても今の気分を気持ちよくするために摂取してしまうことです。
現在バイアスは将来の自分が今の自分の延長線上にあると認識しにくい脳を持っている本能的な部分に原因があります。
本能を理性でコントロールできるような心構えが必要なのです。
まとめ
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
この記事では、会社員でも「億る」ことはできるという点について、その方法やマインドセットを紹介しました。
1億円の資産をつくるというとその桁の大きさに自分のこととして考えられない心理になりますよね。
1億円が無理だとしても、数千万円なら十分に目指せる金額ではないでしょうか。
そして数千万円の金融資産をつくることができれば、今までとは違ったスタンスで仕事や日常生活に向き合うことができそうですね。