【注意】Kyash還元率の改悪はいつから?0.2%まで低下しました(2021年最新)

はじめに

 Kyashは、ポイントを貯める「ポイ活」をしている人たちにとって、人気のプリペイドカードです。
VISA加盟店で決済ができ、利用した金額によって、Kyashポイントが還元され、クレジットカードのチャージでもポイントを貯められます。
 
しかし、2020年の最新情報によると、Kyashの還元率が4月より、現在の1%から0.2%まで下げられることがわかってきました。
今回の変更ポイントを詳しくご説明いたします。  
 

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Kyashの還元率が改悪!2021年2月より0.2%に

Kyashは、本人確認が要らないVisaブランドのプリペイドカードです。2017年にサービスを開始されました。
お手持ちのクレジットカード、デビットカードを紐づけ、もしくは現金で残高にチャージをすることで使えるようになります。
 
Kyashには、プラスチック製の「リアルカード」とスマートフォンのアプリに表示させる「バーチャルカード」の2種類があります。
Kyashのリアルカードの還元率は最高1%、バーチャルカードは最高0.5%だったのですが、2020年4年より、リアルカードも最高0.5%と半分の率に変更されることになりました。
さらに、2021年2月10日(水)より、決済金額に応じて付与されるKyashポイントの還元率および上限が0.2%に変更となりました。
Kyashが誕生した当初は、還元率が最高で2%だったことを鑑みると、1/10まで低下する改悪となってしまいました。
 

Kyashの発行手数料が有料に


Kyashによる変更点は、還元率だけではありません。2020年4月に「Kyash Card」が新たに登場したことに伴って、既存のカードの名称が変更になりました。
リアルカードが「Kyash Card Lite」、バーチャルカードが「Kyash Card Virtual」と変わりました。
 
変更に際して「Kyash Card」と、旧リアルカードである「Kyash Card Lite」では、発行手数料が発生することになりました。
 
リアルカードは、それまでは発行手数料が無料だったのが、300円かかります。
新規発行だけではなく、現在お手元にあるカードに期限が到来して更新する場合、また上限額に達したさいに行う再発行の手続きを依頼する場合にも、同様に300円の発行手数料がかかります。
バーチャルカードに際しては、引き続き発行手数料は無料のままです。
 

Kyashの代わりになるカードは? 

Kyashが改悪されたことに伴い、代わりとなるカードを探す方もいらっしゃるでしょう。
Kyashと同じように、クレジットカードからチャージすることで、ポイントを貯めることができ、使い勝手が良いとされるプリペイドカードには、どんなものがあるのでしょうか。
 

Kyash Cardもおすすめ

 同じKyashでも、リアルカードではなく、2020年4月の変更により、新たにKyashから登場することになった「Kyash Card」に注目してみましょう。
 
新しいKyash Cardは、還元率が1%です。そして、決済上限が1回30万円・月に100円となっています。
さらに、リアルカードではなかったICチップが搭載されています。
 
また、タッチ決済にも対応可能です。特徴としては、カードにNoが表示されていません。
そのため、もし盗難にあった場合でも、番号がないので不正に使われる心配がなくなります。
 
発行手数料が900円かかるのがネックですが、還元率が1%と高いですので、海外などで頻繁にタッチ決済をある程度の金額で使う方、Kyashの使い勝手が気に入っている方におすすめのカードと言えます。
 

Kyashと楽天カードでポイントを2%に!?

 Kyashのリアルカードの還元率は残念ながら下がってしまいましたが、登録するクレジットカードを選ぶ技を利用すると、最大で2%のポイントを獲得できる可能性があります。
 
方法はKyashで登録するカードを、楽天カード、もしくは楽天ゴールドカードを選択します。
そして、VISA加盟店やタッチ決済での利用金額とカードの種類に応じて、0.5%もしくは1%が還元されます。
 
そしてKyashの残高チャージを、登録した楽天カード、楽天ゴールとカードで行うたびに、楽天ポイントが貯まります。楽天カード・楽天ゴールドカードは、どちらも1%の還元があります。
 
併せて使うことで、Kyash利用の還元率と、楽天カード・楽天ゴールドカードでの還元率との合わせ技によって、1.5%~2%のポイントが獲得できるようになるのです。
 

楽天市場では還元がつかない

楽天カードとの合わせ技を利用すると、最大で2%の還元となるのでお得に使えますが、使い方によっては、注意が必要となります。
 
楽天市場では、楽天グループによる、幅広いジャンルでの買い物、サービスが利用できます。楽天市場では、複数のサービスを使えば使うほど、付与されるポイント倍率がアップする「 SPU(スーパーポイントアッププログラム)」と呼ばれるシステムと、定期的に実施されているキャンペーンと併せることで、最大で16倍のポイントが貯まります。
 
そして楽天カード、楽天ゴールドでの決済を行うことが条件で、ポイントアップされることも良くあります。ポイントの倍率によっては、Kyashを利用するより、楽天カードで決済を行う方が還元率が高くなるケースもあります。
 

Kyashに楽天カードを登録する方法


  Kyashに楽天カードを登録するためには、まずお手持ちのスマートフォンにKyashアプリをインストールしておきます。そして、楽天カードのVisaか、マスターカードを用意します。
 
アプリを立ち上げて「カードをKyashにリンク」を選びます。画面でカード券面の情報を入力した後、画面最下部の「カードをリンク」をタップしましょう。カメラのアクセスを許可すれば、カード情報をカメラで読み取って登録することもできます。
 
そしてカード番号を入力するか、カメラ機能を使えばカードに印字されている情報を自動的に読み取って登録することも可能です。
 
カードを登録できる時間は限られていて、AM8時から翌日の0時までとなっています。
2枚以上登録するには、24時間以上空ける必要があります。
また、KyashはJCBには対応はしていませんので注意しましょう。
 

Kyashは改悪したので他のカードを検討しよう

 新しい「Kyash Card」の登場により、改悪となってしまったKyashですが、楽天カードを登録することで、ポイントを二重に貯めることはまだ可能だと言えます。
 
しかし、すべての決済に使えるわけではありません。
リアルカードの還元率が半減したことや、更新時や上限に達成したときの発行手数料が無料から有料になった等、マイナスになる点も多いです。
 
Kyashの使い勝手が気に入っていて、引き続きKyashを使いたいと考えているのであれば、新しい「Kyash Card」の利用をおすすめしますが、今後もまた変更される可能性もあります。
ポイントを積極的に貯めることに重点を置きたい方であれば、Kyashだけにこだわらず、他のプリペイドカードへの乗り換えも検討をしてみましょう。

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