この記事の目次
はじめに
さまざまな投資スタイルがある中、どの投資手法が自分に合っているかわからない方はいませんか?
そのようなあなたに、ただ眠っているだけで利益が増えていく投資手法の「バリュー投資」をご紹介いたします。
バリュー投資は長期的な利益を見据えて、株が割安な段階で仕込んでおく投資スタイルです。
今回の記事ではそんなバリュー投資について、
- そもそもバリュー投資とは
- バリュー投資のメリット、デメリットとは
- バリュー株を探すためのポイントは〇〇と〇〇であること
などをご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
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バリュー投資とは
そもそもバリュー投資とは一体どのような投資手法であるのか。
バリュー投資で押さえておきたいポイントを記載しながらご紹介します。
バリュー投資について
バリュー投資とは株式の割安具合を重視しておこなう投資手法です。
そもそも株式が割安である状態とは、企業が持つ本来の価値より株価が低い状態である株式のことを意味します。
つまりバリュー投資とは、株価が割安で安価なタイミングで購入しておき、将来的に価値が上がったタイミングで株式を売却する手法です。
一般的に株価が割安な株式のことを「バリュー株」、割安な銘柄ばかりを運用している投資信託やETFのことを「バリューファンド」と呼びます。
バリュー投資のメリット
バリュー投資のメリットは以下の2点です。
- いちいち株価を気にしなくても問題ない
- 大きなリターンも期待できる
それぞれのメリットについて詳しくご紹介します。
毎日株価を気にしなくても問題ない
バリュー投資は基本的に長期投資です。
そのため将来の株価が最終的に上がっていれば問題ないですので、毎日株式市場をチェックする必要はありません。
つまり日々仕事で忙しい方や、株価の値動きが気になって仕方のない方にはうってつけの投資手法です。
大きなリターンが期待できる
もともと割安で放置されていた株式であるため、株式が正当に評価されれば大きな売却益を得られる可能性があります。
また基本的には割安で放置されているため高値づかみする可能性が低く、大きな損失が発生しにくいことがメリットです。
バリュー投資のデメリット
主にバリュー投資のデメリットは以下の2つです。
- 割安かどうか判断が難しい
- 利益が発生するまで時間がかかること
それぞれのデメリットについて詳しくご紹介します。
割安かどうか判断が難しい
ひとことにバリュー株といっても、判断が難しいところが実際のところです。
安い株価で購入して、株価が値上がりしてから売却できたとしても、それは結果論です。
もしかしたら株式を購入してから値下がりする可能性もあります。
そのためバリュー投資においては、株式が割安かどうかを徹底的に調べることに時間を割くべきです。
利益が発生するまで時間がかかること
もとより割安で放置されている株式というものは、評価されるまで時間がかかるものです。
またバリュー投資自体が長期投資ですので、そもそも利益が発生するまで時間がかかってしまいがちです。
そのためあなたのリスク許容度に合った金額で株式を購入して、株価が上がるまで辛抱強く待たなくてはいけません。
バリュー株を探すためには
バリュー投資をおこなうためには、大きく分けて2つのポイントをチェックしておくと成功しやすいです。
そのポイントは以下の2つです。
- PER(株価収益率)
- PBR(株価純資産倍率)
それぞれの指標についてご紹介します。
PER(株価収益率)
株価に対して、どの程度の利益が見込めるかを判断する指標のことをPERと表します。
以下の式でPERを表せます。
PER = 株価÷1株当たり当期純利益
だいたいPERが15倍以下の場合には、株式が割安だと判断できます。
PBR(株価純資産倍率)
株価に対して、企業がどれだけの純資産を保有しているか判断する指標がPBRです。
以下の式でPBRを表せます。
PBR = 株価÷1株当たり純資産
株式を割安かどうかを判断する基準は、だいたい1倍以下であるかどうかです。
注意するポイント
PERやPBRが低い場合は割安だと判断できると記載しましたが、全ての株式がそう判断できるとは限りません。
単純に業績が悪すぎてPERやPBRが低下している可能性があります。
そのため株式を購入する際には、企業の業績を確認した上で購入するようにしてください。
まとめ
今回の記事ではバリュー投資について、
- 割安な株式を探して、長期的な目線で利益を獲得する投資手法であること
- 長期投資であるため毎日株価をチェックする必要がなく、大きなリターンも期待できる投資手法であること
- 利益が発生するまで時間がかかってしまうこと
- バリュー株を探すためにはPERやPBRの指標を利用すること
などを記載しました。
バリュー投資は時間がない方こそおすすめの投資手法です。
どのような投資手法をおこなおうか迷っている方は、ぜひバリュー投資を検討してみてください。
今回の情報があなたのお役に立てると幸いです。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。