女性にとって美容代とは、生活費と同じくらい重要なもので「毎月かかる必要経費」だと思いますが、かける金額は人それぞれでしょう。
今回はその中でも、20代独身女性が毎月かける美容代にフォーカスした記事となっています。周りの方たちは一体どのくらい美容にお金を使っているのでしょうか?一緒に見て行きましょう。
20代女性の平均所得
まず、20代女性の平均所得から見ていきましょう。20代女性の平均所得は317万円です。20歳から29歳までの上がり幅を見ると、24歳で303万円で25歳は323万円となり、それ以降も徐々に伸びていって29歳で362万円まで上昇します。
20代女性の年収の分布としては、300万円未満が41.6%、次に300万円から400万円が39%でここまでで全体の約80%を占めています。つまり20代女性のほとんどの人が年収400万円以下という状況です。
合計 | 割合 |
300万円未満 | 41.6% |
300万円以上400万円未満 | 39.0% |
400万円以上500万円未満 | 14.0% |
500万円以上600万円未満 | 3.8% |
600万円以上 | 1.6% |
平均生活費
平均所得についてご理解いただけたかと思います。続いてその中から、平均の生活費についてお話します。生活費といいますと代表的な物として家賃、食費、水道・光熱費が挙げられますので、順に見て行きましょう。
家賃(管理費含む)
5万円未満の物件に住んでいる方は36.2%で、5万円以上6万円未満の方は30.4%、6万円以上7万円未満の方は15.8%と、ここまでで全体の約80%を占めています。
それ以上の家賃の方もいらっしゃいますが、あまり高い家賃の方を目安に含んでしまうと、平均的な所得では生活費の設定が困難になってしまいますので割愛させていただきます。
全体 | 割合 |
5万円未満 | 36.2% |
5万円以上6万円未満 | 30.4% |
6万円以上7万円未満 | 15.8% |
7万円以上 | 17.6% |
食費
食費は割合が多い順に1万円以上1.5万円未満の方が24.5%で、次いで1.5万円以上2万円未満の方が24.1%、そして2万円以上2.5万円未満の方が15.3%となっています。
一番安い1万円未満にされている方は11.8%です。食費は3万円以下に抑えている方が全体の約75%を占める結果となりました。
合計 | 100% |
1万円未満 | 11.8% |
1万円以上1.5万円未満 | 24.5% |
1.5万円以上2万円未満 | 24.1% |
2万円以上2.5万円未満 | 15.3% |
上記以上の食費 | 24.3% |
水道・光熱費
水道・光熱費は割合が多い順に3000円以上4000円未満が21.4%でトップとなっています。水道・光熱費が6000円以下で過ごされている方は、全体の約70%という結果となりました。
合計 | 割合 |
3000円未満 | 12.7% |
3000円以上4000円未満 | 21.4% |
4000円以上5000円未満 | 18.7% |
5000円以上6000円未満 | 16.1% |
6000円以上 | 31.1% |
公式LINE「Research Online +Plus」は、ビジネスマンが気になる情報発信や、資産運用を行う際に直面する独自の課題を解決する環境を提供します♪
美容にかける金額
いよいよ美容にかける金額についてです。20代女性の1ヶ月にかける美容代は1位が5000円未満の38.8%となっています。次いで5000円以上6000円未満の方が15.2%で、次に1万円以上1.5万円未満の方が15.2%です。
化粧品は値段がピンキリで、プチプラからデパコスまでさまざま。ブランドにこだわって購入している方は、かける金額が高めのようです。
合計 | 割合 |
5000円未満 | 38.8% |
5000円以上6000円未満 | 15.2% |
1万円以上1.5万円未満 | 11.0% |
その他 | 35.0% |
【20代の年収】平均は約300万円!収入の高い業界は?(2021年最新版)こちらから。
http://research-online.jp/save/364/
【20代女子東京一人暮らし】職業ベルで見るリアルな生活人恋愛事情。こちらから。
http://research-online.jp/life/12961/
まとめ
今までのお話で、割合の多い部分をまとめると以下のようになります。
- 年収…300万円から400万円(月収で25万円から33万円)
- 家賃…5万円から6万円
- 食費…1万円から2万円
- 水道・光熱費…3000円から4000円
- 美容代…5000円
その中で一番低いところを見ますと、月収25万円から保険料控除などがあるので20万円とします。そして家賃の5万円、食費の1万円、水道・光熱費の3000円、美容代の5000円で残りは約13万円です。
ここから通信費や交際費、娯楽費、日用品費、貯蓄などを考えると妥当な金額となっていることがご理解いただけるかと思います。20代女性の平均所得が317万円ということもあり、あまり美容代にお金をかけられていないというのが現状なのではないかと推測される結果ですね。
しかし、最近はドラッグストアなどで購入出来るプチプラ化粧品の登場や、美容系YouTuberの動画配信を参考に購入するなどして、20代女性はコストパフォーマンスの良い物を選べているのも要因の1つとなっているのではないでしょうか。
リサーチオンラインを運営するリサーチバンク株式会社では、最新ニュースや、資産管理や投資についてのニュースを発信しています。また、NISA、iDeCo、投資などの資産運用の個別相談も行っています。゙LINEで簡単に無料でお申込みできますので、お気軽にお問い合わせください。