沖縄軽石被害とフリマの意外な関係。経済的な影響がこんなところにも?!

経済/ビジネス

はじめに

沖縄軽石被害はどんどん深刻化し、専門家も驚くほどの軽石が海を埋め尽くしています。

沖縄といえば海。

 

観光業は沖縄経済を支える大切なものですが、軽石被害は意外なところにもあらゆる影響を与えているようです。

そこで早速ですが、ニュースでも話題になっている沖縄軽石被害にまつわる影響をご解説していきましょう。

 

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沖縄軽石はどこからやってきたか?

沖縄県内の美しい海岸に大量に流れてきた「軽石」。一体どこからやってきたのか、地元の人や観光客の間で話題になっています。

 

真っ青な海がセメントを流したようなグレーに変色し、本島北部や南部の有数のビーチまで軽石が漂着。

この軽石は、2021年8月の小笠原諸島の海底火山の噴火で吹き上がったものが2か月ほどかけて流れてきたと考えられています。

 

今回初めての現象ではなく、実は1986年にも同じく沖縄軽石被害がありましたが、前回とは比較できない量とのこと。

 

さらなる量の軽石が漂着するとの見方もあり、サンゴや海生生物の暮らしに影響があるだけでなく、沖縄県の経済にも影響があると懸念されているのです。

 

沖縄軽石被害の概要について

海を楽しみに沖縄旅行をしても軽石だらけでは、風光明媚な観光スポットも台無し。

沖縄県名護市の源河川には河口から上流まで軽石が流れ込んでいる状態で、一面覆われている様子です。

 

さらに県内では地元小学生の修学旅行時期と重なっているため、旅行で行うマリン体験ができず、予定を変更する場面も増えているとのこと。

 

沖縄にはプライベートビーチを抱える有名リゾートホテルが多く、ホテル敷地内だけの軽石を排除しても、結果的に周辺なら流れ込んでくることの繰り返しなのです。

 

本当北部のリゾートホテルの中には、修学旅行の予約がほとんどキャンセルされている場所もあります。

さらに観光業だけでなく、沖縄軽石被害は地元魚漁にも影響が出始め、漁港に入り込んだ大量の軽石のために漁船が出せない状態。

 

エンジントラブルになるため、全て排除できるまでは漁師の仕事もできないということなのです。

船が出せないということは、ダイビングやシュノーケリングもできないため、地元のマリンスポーツ関連のビジネスも休業状態。

 

離島へのツアー、釣りツアーなど、観光も漁業もしばらくは軽石が撤去されるまで、かなり深刻な経済被害があると想定されています。

 

予測しづらい生態系への影響

沖縄軽石被害は、時代背景の変化に苦しむ沖縄の観光産業にさらに追い打ちをかけるようにさまざまな経済的な被害を与えています。

 

さらに深刻なのは、海洋生物の生態系への被害。

数か月~数年など、長い期間にわたり軽石が滞留した場合、魚の餌にも影響があり生態系が乱れる恐れが出てきています。

 

海の浅瀬にとくに影響がある軽石被害。

海中に沈んだ軽石は魚の生息地を変えてしまうことや、軽石が太陽光をブロックして餌の藻が成長しなくなる可能性もあるでしょう。

すると魚の数も減り、結果的に県内の漁業にも経済被害をもたらすことになるのです。

 

軽石とフリマサイトの意外な関係とは?

 

沖縄軽石被害は経済的な被害がとても深刻で、今後どれくらい続くか、また軽石がどこまで広がるか、専門家も頭を悩めているところ。

 

お腹に軽石が詰まった魚が釣り上げられるなど、食卓にも影響が出てきそうです。

そんな事態の中、沖縄軽石被害はフリマサイトに意外な影響を与えている様子ですね。

 

最近フリマサイトでよく見かけられる出品アイテムの「沖縄軽石」。

漂着した軽石が500円~5000円前後の値段で取引されています。

 

小笠原海底火山噴火に興味がある人や、トレンドなので購入してみたいと気軽にフリマサイトを利用する人も多いはず。

 

しかし注意したいのは、この軽石は成分の検査がされていないので安全性が不明であることです。

このため沖縄県では、海岸の軽石を拾ってフリマサイトに出品しないよう訴えています。

 

大手のフリマアプリでは、沖縄軽石の出品は50点以上も確認され、単品で販売しているものやダンボール箱でキロ単位の出品するものまでさまざまです。

 

フリマサイトにはあらゆるものが出品されていますが、今回の沖縄軽石被害は地元の方や行政の方の悲痛な気持ちを思うと、商売につなげるのは心情的にどうか?という意見も。

出品を控えるのは安全性だけでなく、困っている人の立場になると考え直すべきことかもしれません。

 

関東にもやってくる?

海洋研究開発機構のシミュレーションによると、8月の小笠原諸島の海底火山噴火の軽石は沖縄だけでなく11月上旬には四国へ、そして下旬には関東にも到着するリスクがあるとのこと。

強い流れの黒潮にのり、太平洋側沿岸にも広がる可能性が懸念されています。

 

すると関東でも沖縄と同じく経済被害は想定され、湘南エリアの名物であるシラス漁もダメージを受ける可能性があるのです。

 

網を使うシラス漁では軽石も詰まってしまい、シラスと一緒に引き上げられる恐れがあるのです。

軽石の漂着が想定される11月は秋シラスのシーズン。

長期戦になりかねないため、沖縄以外でも経済対策は必要になるでしょう。

 

まとめ

沖縄軽石被害でダメージを受けている漁業や観光業に向けて、地元琉球銀行は金利割引の融資を行うと発表。

軽石

早く状況が改善され、沖縄本来の美しい海に戻ることは、多くの人が願っていることでしょう。

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