フードテックとは?世界が注目する代替肉を日本でも

経済/ビジネス

出典:TechSightings

はじめに

みなさんフードテックをご存知ですか?

日本にこの言葉がきたのが最近なので知らない方もいるかもしれませんね。

 

フードテックとはITによる食文化の一大ムーブメント全体のことをいいます。

そう、世界では食文化の一大ムーブメントが今まさに起きているんです。

今回はそんなフードテック市場で注目されている代替肉について解説していきます。

 

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代替肉とは

代替肉とは文字通り肉の代わりになる食材のことです。

最近日本でも植物性タンパクの代替肉が取り入れられており、2020年3月にはモスバーガーが日本でパティを植物性タンパクにした「グリーンバーガー」を発売しています。

 

中でもアメリカの市場の伸び率はすさまじく、2018年に代替肉業界に新たに参入した企業は15社、それに対し2020年には200社が新たに参入しています。

 

いかにアメリカで注目されているかが分かりますね

さらに世界の代替肉の市場規模は2019年時点で約2570億円以上といわれており、今後も拡大していくといわれています。

 

何故今代替肉が注目を浴びているのか

ここではアメリカを中心に世界で代替肉が注目されている理由を解説していきましょう。

①健康意識

アメリカやヨーロッパでは日本よりも生活習慣病が問題視されており糖尿病、肥満率が非常に高く肥満率に関しては日本の13倍以上の人が肥満体質というデータがあります。

 

その影響でベジタリアン等の菜食中心主義が女性を中心に流行し、現在の植物性タンパクの代替肉という形で一部影響を与えています。

②食糧問題

世界では貧困率と死亡率の減少から世界の人口は今でも増加しています。

国連の調査では2050年までに世界の人口はおよそ100億人になると言われており、食料不足が今後の世界の課題の一つとなっています。

 

食料不足の問題の一つとして指摘されているのがタンパク質不足です。

現在世界の主なタンパク源は肉と魚で、特に畜産業は既に土地の広さは限界に達しており、これ以上生産効率を上げるのは難しいと言われています。

 

そこで新たなタンパク源として求められたのが代替肉というわけです。

代替肉は貴重なタンパク質を摂取しつつ、畜産よりも効率的に生産出来る点から新しいタンパク源として注目されています。

③環境問題

畜産業は食肉を提供する代わりに野菜に比べてコストが高く、広大な土地が必要なのが特徴です。

 

例えば2019年インポッシブルフーズの報告によれば植物性タンパクバーガーを食肉バーガーと比較すると水の利用料は87%減、土地の利用面積は96%減、温暖化ガスの排出量も89%減を達成したというデータがあります。

SDGsの観点からみても現在アメリカやヨーロッパ、中国の企業は積極的に代替肉の導入と開発が進んでいる。

 

代替肉の種類

代替肉には種類があり今回はその中でも代表的なものを取り上げました。

①植物性タンパク

現在導入が進んでいる一番メジャーな代替肉が植物性タンパクです。

具体的には日本で大豆ミートと呼ばれるものも植物性タンパクに分類されます。

原材料の多くは大豆、エンドウ豆、小麦が使われていますが肉の本来の食感、肉汁、色を追求し別の材料の開発も進んでいます。

②昆虫食

日本ではイナゴの佃煮でお馴染みの昆虫食ですが、生産が活発なのはヨーロッパの食用コオロギの開発です。

魅力は効率性。卵をたくさん産み、水や飼料が少なく短期間で成長出来る点が食肉に比べて優れています。

ただし、欠点は心理的なハードルが高い点といえます。

③培養肉

培養肉は動物の肉の細胞を培養して肉を製造する方法です。

こちらも効率性が高く通常では1年以上かかる食肉がおよそ2週間で製造出来ます。

 

この技術は実際に成功しており、アメリカではハンバーガーのパティに使用され販売されました。

しかし、現状の技術ではコストが高く培養肉が使われたハンバーガーには3500万円相当が支払われました。

今後生産コストが削減出来れば肉のイメージや味を最も損なわない形で生産出来る為開発が各国で進んでいる。

 

日本への影響

代替肉の開発は日本は遅れている印象だが、実は日本は世界に先駆けて代替肉開発を進めていた。

不二製油株式会社は1957年に「大豆ミート」を発売している。

 

大豆が世界を豊かにすると考え、今まで大豆製品の開発を重ねてきた。

これは日本の味噌、醤油等の大豆製品の土壌があったからこそ生まれた発想かもしれない。

現在不二製油株式会社は分子レベルで本物の肉の組成を分析し、新たな代替肉の研究を行っている。

 

2018年には大企業大塚食品が大豆ハンバーク「ゼロミート」を販売ししており、世界のスピードに追いつこうとしている。

 

2021年には培養肉スタートアップインテグリカルチャーが高級レストランにテスト提供を予定しており、2023年には一般販売を目標にしている。

 

アメリカ程母数はないにせよ日本にも少しずつ代替肉の市場価値を理解して商品開発を本格化する企業も増えてきている。

今後食へのこだわりが強い日本人が代替肉をどのように昇華していくのかも注目すべきポイントかもしれない。

 

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回はフードテック市場で注目されている代替肉について解説していきました。

 

代替肉の開発が社会問題や環境問題がきっかけという辺りが新しい食材と改めて実感させられますね。

もし代替肉に興味がある方は本物の肉と食べ比べてみると面白いかもしれません。

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