年収が高い会社ランキング

年収が高い会社に就職できれば、将来安心できそうですよね。せっかく毎日働くなら、少しでも給与が高いほうがいいのは当然のこと。転職やキャリアチェンジを今検討している方は、年収が高いトップ5の会社ランキングもぜひ参考にして、今後の進むべき道を考えてみてはいかがでしょうか。

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1位 M&Aキャピタルパートナーズ

全国で最も年収が高い会社の座を獲得したのは、M&Aのコンサルタントを行う企業の「キャピタルパートナーズ」です。社員の平均年齢は31.4歳と若く、平均年収は2269万円も可能になるといわれている企業。

この会社はM&Aの仲介サービスをメインに行い、買い手や売り手企業の選択からクロージングまでをサポートしています。専門性の高い業務も多く、大手金融機関との幅広いネットワークを強みに、提案力は他の仲介会社と比較してもトップクラス。東証一部上場で経営者からも厚い信頼を受けています。

給与が高くなる理由としては、企業の利益が高く期待できることも理由といえるでしょう。M&Aの仲介は、着手金や成功報酬など高額な報酬体系がありますので、ひとつの取引で数千万円の成功報酬が手に入ることも可能です。(※注1)

 

2位 キーエンス

年収が高い会社の2位は、平均年収1,751万円の大阪が拠点になっているFAセンサーなどの計測制御機器の製造をする「キーエンス」。事業内容や会社名を知らない人も多いかもしれませんが、圧倒的な利益率がある事業内容に興味を持つ方も多いでしょう。

キーエンスの年収の高さをみると外資系かと思われがちですが、設立は1974年、兵庫県尼崎市内で「リード電機」を設立したことがキーエンスの始まりで、鍵の「キー」と科学「サイエンス」の言葉が由来になっている会社名です。

事業内容は、企業向けの装置や機械を自社で開発販売。他者が真似できないビジネスモデルがあることが特徴。全ての取引先に担当者を割りふり、徹底した顧客ニーズの追及を行うことがキーエンスのコンセプトになっています。

自社工場は持たず、外注生産したものを販売するため、コスト面で圧倒的に有利になることも社員の年収の高さにつながっているのでしょう。(※注2)

 

3位 ヒューリック

3位は平均年収1,708万円の「ヒューリック」という会社です。この会社もあまり知名度が高いとはいえませんが、東京都に本社を置く不動産賃貸業や投資開発事業を行う不動産会社。社宅などの不動産をたくさん保有しており、会社設立してから60年という歴史があります。

社名をヒューリックに変更したのは10年ほど前のこと。不動産業界の老舗である三井不動産や住友不動産などを追いかける目が離せない企業です。

ヒューリックの高収益が可能になるのは、好立地にある老朽化した自社物件を立て直して、新たな付加価値をつけ賃料をアップするという戦略があるため。

そもそもヒューリックは旧富士銀行の銀行店舗ビル管理を行っていましたが、メガバンクの誕生により旧富士銀行の店舗統廃合が行われ、既存の所有物件を高層化するなど、上手な不動産の切り返しが利益につながっているといえます。(※注3)

 

4位 三菱商事

年収が高い会社としてもお馴染みの「三菱商事」は、平均年齢42.7歳で他の企業よりも若干年齢が高めになっていますが、平均年収は1,678万円で総合商社の中ではトップクラスの年収額です。

財閥系企業は常に安定した年収があり、平均勤続年数も15年以上と長く働きやすい環境があることも特徴。三菱商事の年収は2017年に前年度を下がったこともありましたが、それ以降は毎年増加傾向があり、過去5年間で180円ほど増額したともいわれています。

三菱商社の年収が高いのは、商社の特徴でもある海外赴任手当があることも理由でしょう。利益を社員に還元する仕組みがあり、ボーナスは基本給と同額で支給されるので、年収が高くなるともいわれています。(※注4)

 

5位 伊藤忠商事

年収が高い会社の5位は、総合商社の「伊藤忠商事」の1,627万円です。日本の5大商社のひとつで、過去5年間の平均年収の推移は増加傾向に。

年収が高い理由として、伊藤忠商事の利益と利益額が多いこと。また出張手当や住宅手当、海外赴任手当などの手厚い手当があることは、他の会社よりも年収が高くなる要因になるでしょう。

ただし総合商社の仕事はとても忙しく、激務になることも覚悟が必要かもしれません。残業や取引先の国の時間に合わせて深夜勤務になる、休日出勤が多いといったことも残業代につながり、高年収が期待できるポイントですね。

総合商社はスケールメリットと呼ばれる大量にモノを動かすシステムで利益を得るので、ひとつの事業が上手くいかないと業績に与えるダメージも多くなるかもしれません。(※注5)

 

まとめ

年収が高い会社はそれなりの理由がありますので、メリットやデメリットを考えてキャリアプランをイメージすることも必要ですね。年収が高い商社は転職するにもハードルが高いともいわれていますので、一気に年収アップさせるよりも、今できることから徐々に積み重ねる気持ちも大切かもしれません。

 

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