iPhoneのハッキング警告文は信用すべき?確認方法や注意したいケース

はじめに

iPhoneのハッキング警告文が突然画面に表示された時、全てのデータが盗まれてしまいそうで、不安で何をすべきか頭の中が真っ白になりませんか。

スマホにはおサイフケータイやオンラインバンクのアプリなど、深刻な被害が心配される大切な個人情報まで詰まっています。セキュリティはスマホを使ううえでとても重要ですが、もしiPhoneにハッキング警告文が出てきた時は、慌てずに冷静な対処を行いましょう。

iPhone12の特徴と選び方~スマホライフがさらにアップグレード?!こちらから。

iOSとAndroidの違いと特徴・スマホOSで使いやすいのはどっち?こちらからチェック。

https://research-online.jp/life/1795/

ハッキングされる可能性はあり

iPhoneのハッキング警告文は、悪質で詐欺まがいの場合もありますが、必ずしも個人情報を盗むためとは限りません。

iPhoneはとてもセキュリティが厳しく、ウイルスに強く設計されているといわれ、AppStoreでアプリ配信する場合も、厳格な審査を行っているためあらゆる角度からセキュリティ面が充実しているのは確か。

しかしこのような対策をとっていても、iPhoneがハッキング被害を受けることはあるのです。ハッキングとは、他人が違法に端末に入り込んで個人情報を盗み出すこと。

知らない間に自分のアカウントにアクセスされてしまい、フェイスブックやツイッターなどで改ざんされることもあります。iPhoneの場合は、大切なApple IDを乗っ取られてしまうと遠隔でスマホを操作される可能性があり、アプリ内で課金されたりクレジットカード情報を盗まれたりするなど危険。

ハッキングした人は、他人のスマホ内に保存されている写真や動画、連絡先までも全て見ることができ、位置情報まで確認できるといわれています。

ハッキングされる経路とは?

iPhoneユーザーは世界的にとても多く、ハッキング警告を受けた経験がある人も多いはず。そもそもセキュリティがしっかりしているはずなのに、なぜiPhoneがハッキングされてしまうのか、2つの経路についてご解説します。

ひとつ目は「Wi-Fi」を経由して他人の情報を乗っ取る方法。たとえば駅やレストラン、モールなどのフリーWi-Fiは、無料なことが何よりもメリットですが、中には不正目的に偽りのWi-Fiサービスを提供する場合もあるので注意が必要です。

もうひとつはiTunesWi-Fi経由でiPhoneを「同期」する場合にハッキングされてしまうケース。同じWi-Fiを利用している人の中にハッカーが存在していれば、直接的にパソコンに接続していなくてもデータをコピーすることが可能になります。

さらにハッキングアプリを使う悪質なケースもありますので、100%安全と確信できない状況があることは覚えておきたいですね。

iPhoneハッキング警告文の判断ポイント

ネットを閲覧中など、突然iPhoneにハッキング警告文が表示されることがあります。内容は「ハッカーに追跡されています!」「お使いのiPhoneがハッキングされている可能性があります!」といった文章で、さもAppleから送られてきたような内容。

ハッキング警告文内で、サイバーセキュリティアプリのインストールを促す、または警告文を閉じずそのまま開いておくように促すなど、早急な対処を求めるさまざまな文章があります。

このようなiPhoneにハッキング警告文が出た時、インストールなどはせず、閲覧中のwebページやブラウザを閉じること。ハッカーはすぐにアクションを起こさないと深刻なダメージになるかのような不安を煽った文章を送ってきます。

慌てて指定のセキリュティアプリをインストールしてしまうと、個人情報やパスワードなどが盗まれる可能性があるのです。インストールを促すアプリは、一見ごく普通でレビューもよいといった印象を与えるかもしれませんが、内容を詳しくチェックすると日本語が不自然であるといったことも。警告文が指示することは一切無視することが無難ですね。

おかしいと思ったらすぐ確認!

iPhoneがハッキング警告文を表示した時や、突然動作が遅くなったり知らないアプリが急にインストールされたりする時は、なんとなく利用者は違和感を抱くでしょう。

ハッキングされた時の症状は色々とありますが、カメラが勝手に起動したり電話をかけられてしまったりという事例も稀にあります。身に覚えのない通知メールや有料コンテンツの購入のお知らせなどは、第三者が情報を乗っ取り悪用している可能性があるでしょう。

購入履歴はiPhoneがハッキングを確認する手段になりますので、気になったらすぐにチェックしておいてくださいね。

ハッキングされた時の対処

iPhoneがハッキングされたと思った場合は、Apple IDやアプリのアカウントのパスワードをすぐに変更しましょう。パスワードはできるだけセキュリティ向上させるために、複雑な文字列で設定することが推奨されています。

もし原因がわからない場合は、iPhoneを一度初期化して工場出荷時の状態にすることも方法のひとつ。また今後も安全にスマホを利用するためには、Apple IDの「2ファクタ認証」を使うこともオススメです。

まとめ

iPhoneのハッキング警告文は、即対応を求める内容になっているので慌てずに冷静に対処すること。たとえ大切な情報が入っていないとしても、あらゆる形で個人情報が盗まれてしまいますので、念には念を入れてセキュリティを強化しておくことが大切ですね。

 

Twitter でリサーチバンク株式会社をフォローしよう!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Xでフォローしよう

おすすめの記事