インフレとはなにか?懸念されるインフレの進行で知っておきたい基本知識

とは

はじめに

インフレとは何か、言葉は知っていても意味を詳しく知らない人は多いでしょう。あまり言葉の響きとしてよいことではなさそうな「インフレ」ですが、今あちこちニュースで騒がれているように、世界的なインフレが問題になっています。

 

そこで早速ですが、この機会に正しくおさらいしておきたい「インフレ」とは何か、詳しくご解説しましょう。

 

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インフレとはなにか?

インフレは英語のインフレーションを略した言葉で、「通貨の価値」が下がり「物の価値」が上がることです。100円のものが1万円になるなど、数百倍の状態はハイパーインフレと呼ばれています。

 

物の値段が上がるということは、それだけお金の価値が下がるということで、今まで100円で購入したものが200円になるということはお金の価値は半分になったということ。インフレが起こると円の価値は下がり、為替市場なら円安になる可能性もあります。

 

インフレになる原因ですが、日本の場合は輸入品価格の上昇に伴い、インフレを引き起こすことが考えられます。日本は海外からの輸入が多く食べ物もそのひとつ。

 

たとえば地球温暖化により生産量が減った農作物は、輸入価格が上昇し店頭での販売価格も値上がりします。さらに輸入に頼るということは、現地での価格だけでなく石油などのエネルギー資源の値段も輸入の際に関係していますので、原油価格が高くなると、輸送コストの上昇により物の値段が高くなりインフレを招くことがあります。

 

 

赤字国債や増税もインフレの原因?

インフレとは物の値段が高くなる状態ですが、その要因は決してひとつではなく複雑に関係する場合も。たとえば赤字国債。景気が低迷すると企業の売上も下がり、企業や個人が国に払う税金も減ります。

 

国が運営を続けるためにも税収だけでは不足することがあり、その場合に不足を補う目的で発行されるのが「赤字国債」。簡単にいうと国の借金と同じで、もちろん利子の支払いも生じるのです。

 

赤字国債の残高が多いほど国の財政は辛く、その国の通貨が売られてインフレになるという仕組み。また増税も小売価格に税率が反映されてしまいますので、店頭での税込価格は高くなりインフレを引き起こす場合もあります。

 

 

時代背景とインフレの関係について

インフレとはどの国でも起こる可能性があること。しかしここ数年は誰もが想定していなかった状況により、インフレが加速しているアメリカをはじめ、世界的に物価の上昇が懸念されています。

 

感染対策が進み、日本を含む先進国では景気回復に向けた需要供給を目指していますが、輸入に頼る日本をはじめ供給不足が起こる仕方ない状況があります。

 

サービスや商品価格の上昇はインフレを加速させる要因で、この状況が収束した後の深刻なインフレも懸念する声が上がっています。たとえば物価が2倍になると、預貯金も価値が減るということ。

 

お店で買い物する際に直接的に感じるインフレだけでなく、私たちが考えておきたいことは預貯金の価値なのです。基本的に預貯金は銀行が元本保証しているものの、インフレになると金額に変わりはなくても貨幣の価値が下がれば資産が目減りするのと同じ。

 

日本の場合、実質GDPは少し高めに予測されていますので、アメリカのようにインフレの可能性は高いとされています。

 

 

インフレを乗り越えるには?

最近物が高くなったな…と感じている人は多いはずですが、一体いつまでインフレが続くのか、先が見えない不安は世界的に誰しもが抱えている悩みです。

 

ではハイパーインフレになった時、私たちはどのようにして暮らすべきなのでしょうか。インフレとは貨幣の価値が下がる、物の値段が高くなるという状態。

 

そのため現金を抱えるよりも、物を保存したほうが価値を維持しやすくなります。たとえば金。時代背景の変化により、金に興味を持つ人が増えている今の時期、金は現物を保管できる資産で多少リスクはあるものの、インフレになると価値が上がるもののひとつです。

 

また国の経済状況に関係しないといわれるビットコインも、インフレには対応しやすい資産管理方法として期待できるでしょう。インフレはいつやってくるかわかりませんので、普段から現金ではなく株式などの資産としてお金を守ることも大切かもしれません。

 

 

インフレのメリットとデメリット

インフレとは物の値段が高くなることなので、一般消費者にとってはあまり好ましくない状態ですが、逆にメリットになることもあります。

 

日本がインフレになると円の価値が下がり円安に。すると輸出業は好調になりますし、海外からの観光客が増えるというメリットも期待できるでしょう。

 

ただしこのような時代では旅行業はあまり期待できませんが、企業の収益が上がれば労働者の賃金が活性化し、金利上昇も期待できます。

 

 

まとめ

インフレとは生活が困窮するイメージが強いものの、全体像を見るとどこかでメリットになる部分もあるようですね。そんな点から徐々に経済が安定していくとインフレも収まり、普段の生活が正常化していくのでしょう。

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