器が小さい人との上手な付き合い方徹底解説!相手の心理を理解し、関係を円滑に保とう! 【監修:菅琴美氏】
【この記事を監修した人】

菅 琴美 (一般社団法人日本衛生管理者ネットワーク 理事)
一般社団法人日本衛生管理者ネットワーク 理事
精神科・保育園・こども園カウンセラー
トータルリラクゼーションサロンRikott オーナーセラピスト
カウンセリング実績約150名。
都内精神科クリニックでの心理士をはじめ、今までの経験を活かし幅広く活躍中。

はじめに

器が小さい人というと、どのようなイメージが浮かびますか?何でも損得で考える人、マウントを取ってくる人、自分は悪くないと謝らない人など様々でしょう。

器が小さい人とは、もし親しくなりたいと思っても、理解が難しいと感じる場面もあるかもしれません。

でも相手の思いを知るようにすると、上手に付き合えるようになる場合があります。

今回は器が小さい人の心理について、深くお伝えしていきましょう。

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失敗を恐れ慎重になりすぎる心理と対策

器が小さい人は新しいことや今まで知らなかったものに対して、冒険心を持てない場合が多いのです。むしろ怖いという思いから、避けがちかもしれません。
自分の中に取り入れてみたいと考えたとしても、もし実際に取り組んだ時に失敗をしてしまったらどうしようと考えるので、慎重になりすぎてしまうのでしょう。

これなら絶対に成功するというものにしか、気持ちが向かない、手を付けないというケースが多いのです。
本当はもっといろいろなことができるタイプの人でも、萎縮してしまっているように感じた時には、例えば自分が楽しんでいる、よく分かっている分野に誘ってみたり、事例を多用して想像がしやすいような配慮をしながら新しい情報を伝えてみたりするとよいですね。

一人で何か行動をしなければいけないと考えると、より慎重になってしまうため一緒に行動してくれる人が現れると、嬉しい気持ちになれるのです。

自分の考えを押し通す相手にどう対応する?

自己中心的な面があり、常に自分をメインとして考えている傾向があるでしょう。
自分のことだけで精一杯になってしまい、人のことまで考える余裕がないケースもあります。
このため自分の考えをとにかく主張したいと考えていて、相手の意見や思いを聞かない場合もあるでしょう。

本当は自分の考えが正解なのかわからないと思っていても、堂々と伝えることによってそう思わせたい、いうことを聞かせたいという気持ちがあるのです。

でももっと効率的な方法があると感じた時には、相手にアドバイスをしてみるようにしましょう。
この時にはあまり高圧的な態度を取らずに、穏やかに話をする(私も考えは同じなのですが、〇〇さんのアイデアを最大限活用するために、最近注目の方法があると聞きまして、等)のが必要です。

傷つくことを恐れる人の心理

新しい物事に対して

なかなか認めることができないのは、自分を守りたい気持ちが強いからでしょう。
今まで自分なりにこれが正しいと思ってきた方法や内容について変えてしまうと、自分が否定されていると曲解してしまい、結果として自分が傷つく可能性があると考えているのです。

このため今よりもスキルアップしたいと思っていても、それに対する不安を感じやすくなるのでしょう。
「今までの自分でやってこられたのだから、このままでいよう」という気持ちがあるのです。
周りから保守的なタイプの人だと思われたとしても、自分が傷ついたり否定されたりすることに比べれば、構わないという思いもあるのでしょう。

革新的な内容に対しては、取り入れることによって自分を変えなければいけないと思うので、受け入れられない気持ちがあるのです。

実際に目の前で新しい物事に対して取り組んでみて、それが問題なくスムーズに進むということを相手に伝えてあげるのが必要になるのです。
誰かがもうやっている、一緒にやってくれるなどの安心感が重要です。


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自信がないからこそ自慢する人

見栄を張ったり自慢をしたりする場面が多いのが、器が小さい人の特徴でもあるでしょう。
人からできるだけ、魅力的な存在だと思われたい気持ちがあるのです。

そういう自分でなければ、周りから認められないと考えているのでしょう。
このため無理をしすぎているケースもあるのです。
いつも自慢話をしてくると周りが思うと、避けられてしまうリスクもありますよね。

でも自分の中でまだ自信がもてない部分が多いため、自慢をすることによりそれをカバーしたいと考えているのでしょう。

相手の長所を褒めるようにしたり、一緒に成長していこうと伝えたりすると、見栄を張ったりする場面が減る可能性があるのです。
自分は一人ではないと思うことができると、これが安心感に繋がるのでしょう。

自分のミスを認められない相手の心理

もし自分がミスをしたり非があったりしたとしても、それを認めないのも器が小さい人に多いことです。
認めてしまった段階で、責任を負わなければならなくなるので、人のせいにしたいという気持ちもあるのでしょう。
周りから責められたとしても、何とか言い逃れをして自分のしたミスではないと認めないことがよくあります。
これについてはもし自分がミスをしたとしても、誰もフォローしてくれないと考えているのが理由でもあるでしょう。
でももしミスだとしても、周りがきちんとフォローするというように伝えると、やっとそこで自分が間違っていたと認めるケースが多いのです。
責められることに何かトラウマを抱えている、一人で何でも抱え込んでしまう性格の人の場合もあるので、できるだけ心に寄り添い支えてあげるようにすると、少しずつでも心を開いて、認識や態度を改めてくれるようになる可能性もありますので、広い視点で見守ってあげるというのも時には必要かもしれません。

まとめ

器が小さい人は、自分なりに努力をしている可能性もある、何か過去に辛い思いがあったのかもしれないと考えると、少し見方も変わりますよね。
できればもっと堂々として、心を広く持ちたいと思っていてもすぐにはそれができない場合もあるのでしょう。
でも人の力を借りて、少しずつでも成長していくこともできるのです。
このため相手に対して避けるのではなく、受け入れる姿勢を見せるようにするのが大切です
今のままの自分でも受け入れてもらえると感じると、器の小さい人であっても気持ちが穏やかになり素直に接してくれるようになるのです。
ただし、器が小さい人のために自分が我慢を強いられすぎたり、責任を押し付けられたりすることは、違います。
自分、器の小さい人、周りとの良いバランスを見つけられると良いですね。


【この記事を監修した人】

菅 琴美 (一般社団法人日本衛生管理者ネットワーク 理事)
一般社団法人日本衛生管理者ネットワーク 理事
精神科・保育園・こども園カウンセラー
トータルリラクゼーションサロンRikott オーナーセラピスト
カウンセリング実績約150名。
都内精神科クリニックでの心理士をはじめ、今までの経験を活かし幅広く活躍中。


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