Appleの株を10年前に買っていたら?これから買う方法や今後の見通しは?

iPhoneやアップルウォッチなど、誰もが知っている世界的に有名企業のApple社ですが、株投資に興味がある人なら、今後の株価の動きはとても気になるところですよね。

それではApple株を10年前に買っていたら今どうなっているか、また将来的な株価の推移など、想定される動きについて詳しくご解説していきましょう。

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10年前のApple株よりも値上がりしている?

 

Apple株をもし10年前に買っていたら、今いくらの儲けになっているのでしょうか。10年間の株価推移を年間高安で見ていきますと、2013年12月30日の終値149.5ドル、2022年3月25日時点の終値は202.0ドルなので、54.5ドルの値上がりという計算になります。

2021年にはそれまでの過去最高額を記録したApple株ですが、過去10年間を見ると多少不安定な時期があっても株価が急落することはなく、投資家が注目したくなる名目であることは確かでしょう。

アップル社は投資家が新製品の価値を見極めるのが難しく、しかも秘密主義の企業であるため常に目が離せない株です。さらに過去に戻り、当時のCEOのスティーブ・ジョブ氏が初代のiPhoneを発表した2007年1月9日、この日にApple株を100万円購入していたら、現在の評価額は5500万円ほどになるという見解もあるようです。

初代iPhoneから15年経過していますが、長く待ち続けた投資家はかなりの利益を得たことになりますね。

 

Apple株は買うべきか?今後の見通しは?

大手企業の株は初心者も比較的安心かもしれませんが、とくに世界的に有名なアップル社の株を保有することは、ちょっとしたステータスも感じられるでしょう。

これから株投資を検討している人にも注目のApple株ですが、果たして過去のように株価の上昇が期待できるのか、今後の見通しから見ていきましょう。

あらゆる事業が停滞している今、景気後退時にApple株を買うのは慎重になるべきという専門家の意見が多いようです。アップル社の製品はスマホやタブレット、どれも高額商品で、消費者にとっては安い買い物ではありません。

経済問題に直面している時期は、このような製品を作る会社の株は下落するリスクもあるという見方があり、絶対買いの株ではないといえるでしょう。

しかし世界状況が安定したら、Apple株は目覚ましく上昇する可能性が高く、Apple社がハードウェア依存を低減させる動きに注目していることは、AppleTVやApple Musicなどのサービス部門で利益率をもっと高める要素になるかもしれません。

またこれまでに構築したエコシステムは社会貢献にもつながり、Apple社の優れたイメージは、株式市場が不安定になっても買い待ちする価値がある銘柄ともいえますね。

 

Apple株を買う方法について

Apple株を10年前に買っていたら…という後悔を二度としないためには、今から株を保有することも方法です。Apple株は値上がり益だけでなく配当金を狙う投資家も多く、2020年8月末に1:4の株式分割も行っています。

株式分割とは、1株を分割して発行済み株式総数を増やすこと。株式分割で一株がいくつかに分かれるということは、株価が安くなるので投資家が買いやすくなるメリットがあります。

では注目のApple株を買う方法ですが、Appleは外国企業なので外国株用の証券口座がないと買えません。外国株は全部の証券会社が扱っていないため、事前に調べておくことが必要。

外国株は日本円で購入代金を入金することが一般的で、証券会社によっては外貨のままで入金できるケースもあります。Apple株は米国株のため、1株単位で購入が可能なので、手数料を含めても数万円で株が買えることはメリットになるでしょう。

Apple株の株主配当はあるの?

 

株主になるメリットとして、企業の製品やサービスが割安で手に入るなど、特典が魅力で銘柄を選ぶ方もいますよね。Apple株ならiPhoneが安く買えるような株主優待の内容が気になるところ。

しかし残念ながら株主優待は日本独特の制度で、米国市場で上場しているApple株を保有していても株主優待はありません。アップル社の日本法人は合同会社になっているので、株主優待の可能性は低いといえるでしょう。

米国株のメリットは何?

株式投資を考えている人にとって、日本株とは違う特徴がある米国株はメリットがとても気になるでしょう。まず米国株は世界最大の市場があり、高配当銘柄が多いことが魅力。

また米国企業は年4回の配当がある会社も多いため、投資家が楽しみながら投資できることも理由になるでしょう。ただし米国株は値幅制限がないハイリスク・ハイリターンなので、株の初心者にはハードルが高い部分もあるので注意が必要ですね。

 

まとめ

Apple株を10年前に買っておいたら、今はかなり利益があった可能性があります。どんな企業も先のことは確実に読むことはできませんので、そんな緊張感があることは株投資の魅力にもなっているのかもしれません。

今後注目の株は、その時の経済や金融市場の動きによっても変わってきますので、長い目であらゆる判断材料をもとに銘柄を決めることが必要なのでしょう。

 

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