30代で貯金1000万円を達成するための5つのコツ。

はじめに

30代の4割は貯金がゼロです。
結婚、子育て、転職など、大きなライフイベントが重なる30代は、何かとお金がかかることも多くなります。
 
マイホームを建てたり車を買ったりと、一生に幾度とない大きな買い物をすることもあるでしょう。
また、現在だけではなく子供の教育資金や自分たちの老後資金など、将来も見据えてマネープランを考えていく時期となります。
 

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30代の4割は貯金がゼロという現実


20代で就職し、社会人歴も10年をとなる30代、どれくらいの貯金があると思いますか?実は、金融広報中央委員の調査結果によれば、30代全体の約40%の人が「貯金がゼロ」と答えています。
 
「ああそうなんだ、自分も貯金ないから安心した」とホッとしている30代の方もおられるでしょう。30代はライフイベントが一気に押し寄せる年代のため、元々あった貯金が綺麗サッパリなくなってしまったというケースも多いです。

30代で貯金1000万円以上ある方は15%未満

30代のお財布事情を見てみましょう。
確かに4割近い人が貯金はないという結果ですが、後の6割の人はどれくらい貯金があるのでしょうか。
 
実は、約20%の人が500万円以上の貯金があると答えているのです。
ないところには全くない、あるところにはガッポリあるという結果ですね。
 
より詳しい数字を見てみると、30代で貯金を持たない人が39.7%、100万円未満は17.4%、100万~200万円未満が8%、200万~300万円未満が6%、300万~400万円未満が4.4%、400万~500万円未満が3%となります。
こうして数字を並べてみると、100万円以上から大きな壁を感じますね。
 
貯金額が1000万円以上になると、1000万~1500万円未満が5.3%、1500万~2000万円未満が1.6%と急激に少なくなります。
 
さらにその上の2000万~3000万円未満の場合は2.3%となり、3000万円以上は1.4%となりますので、30代で1000万円以上の貯金がある人は15%未満という結果です。
 

30代は生活費6ヶ月分の予備資金をまず作ろう

貯金ゼロが全体の40%近くを占める一方で、500万円以上の貯金を所有している30代が約20%、1000万円以上は15%未満存在しています。
 
つまり、30代の5人に1人は500万円以上の貯金があることを意味しています。
この数字を見てどうですか?貯金ゼロでホッとしたのも束の間、逆に不安が大きくなった方もおられるでしょう。もちろん、今は貯金がなくても毎月のやりくりで何とかなるという方も大勢おられます。
 
30代のお金の貯め方としては、最低でも「必要予備資金」を貯めておくことを目標にしましょう。
必要予備資金とは、急な病気や怪我で仕事ができなくなったり、会社が倒産して毎月の収入が途絶えてしまったときでも何とか乗り切れる分の資金を指します。
 
目安としては月々の生活費6ヶ月分となりますので、貯金ゼロの人はまずここからイメージしてみてください。
 

老後には最低でも2000万円が必要と言われています


今貯金ゼロの30代の方も、いずれ老後資金のことを考えるタイミングが来るでしょう。
老後資金に必要な金額は、最低でも2000万円が目安と言われています。
 
「30代の今ですら貯金できていないのに、2000万円なんて夢のまた夢」と途方に暮れる方もいるかもしれません。
 
例えば20歳から40歳までの20年間で貯金すると考えると、毎年100万円、月々8.3万円が必要です。
そんな額を自分の収入だけでまかなおうとすると相当厳しいですが、若いうちからコツコツと計画的に資金運用をしていけば、老後資金2000万円を貯めることは不可能ではありません。
 
実際に2000万円以上の貯金があるという人は、先の説明にもあったように少なからず存在します。
つまり、2000万円の貯金は決して不可能な額ではない、ということが証明されているということです。

夫婦の場合は3000万円が必要

単身者では老後資金で必要な額は2000万円ですが、夫婦の場合は2倍の4000万円、ではなく3000万円が目安になります。
食費や光熱費など、単身者よりも夫婦の方が1人あたりかかる費用が割安になるためです。
 
3000万円では不十分という意見もありますが、夫婦は3000万円とする理由には、年金を2人で月々20万円受給するとして、生活費を年金で賄えれば、イレギュラーの支出は貯金から出せばよいという考え方によるものです。
 
不十分とするのは、親の介護費用、子供の結婚費用、さらには家のリフォームなどの費用もかかると想定した場合の金額です。
 
もちろん余裕を持って生活をするなら、3000万円と言わずもっと多い方がよいに決まっています。
どのようなライフイベントを想定するかによって、その額も変動させる必要があるでしょう。
 

30代で貯金1000万円を達成するコツ5つ

老後資金の目安となる2000万円を貯めたいところですが、30代で貯金がほとんどないという方は、まず貯金額1000万円から目指してみましょう。
 
このまま何もしなければ、40代、50代になっても1000万円はおろか500万円にも届かない可能性があります。
ここは現実的に、コツコツと貯めていく方法を実践していくことで、自信に繋げていきましょう。

30代で貯金1000万円を達成するコツ1.積立定期預金を利用する

どうしてもお金を持ったら持っただけ使ってしまうという人は、積立定期預金の強制力を利用して、上手に先取り貯金をする方法がおすすめです。
 
日にちと金額を決めておけば、嫌でも自動振替で貯金に回されてしまいます。
積立定期預金とは、毎月一定額を指定日に積立して、6ヶ月、1年、3年、それ以上と契約期間中預金をし続けることで、目標額達成を目指す定期預金です。
 
普通の預金と異なるポイントは、一定期間自由に引き出すことができないので、無駄遣いせずに確実に貯まるということです。
 
元本保証あり、金利もやや高めに設定されていますので、安心してお金を預けることができます。
預ける金額は、銀行によっては500円からOKというところもあります。
 

30代で貯金1000万円を達成するコツ2.貯蓄型保険に入る

貯蓄型保険とは、保険として万一に備える保障がありながら、老後資金のための貯蓄もできるお得な保険のことです。
 
貯蓄型保険には、終身保険、養老保険、学資保険や個人年金保険といった種類があります。
例えば終身保険の場合、死亡時や何らかの障害が残った際に保険金が支払われる一方、保険が満期になったときや解約したときにお金を受け取ることができる仕組みになっています。
 
満期保険金・解約返戻金は、保険料として払い込んだ金額と同等、あるいはそれ以上の金額であることも多いです。
 
ただ保障だけの保険の場合は掛け捨て保険になってしまいますが、この貯蓄型保険であれば、保障と貯蓄のどちらもカバーしてくれます。
また、貯金が苦手という方にも計画的に貯めることができる便利なシステムです。

30代で貯金1000万円を達成するコツ3.株式投資を行う

株式投資とは、上場企業が発行している株式の売買によって利益を得る投資方法の1つです。
この場合の利益とは、株式の売却益、配当金、さらに株主優待などがあります。
 
また、投資額に応じて株主総会に出席したり発言、投票できる議決権を得ることができますので、会社経営に参加することも可能です。
 
株式投資は難しいというイメージがありますが、近年、株式投資をはじめる20代、30代が増える傾向にあります。株式投資を行うには、売買をしたい銘柄を扱う証券会社で口座を開設してから、売買注文が出せるようになります。
 
株価が変動する要因には、経済的、社会的、株式的、個別的なものが考えられます。政治や政策、金利や為替などの動きを見ながら、リスクも踏まえて投資を行います。
 

30代で貯金1000万円を達成するコツ4.転職する

今の業種や業界で仕事を続けていても、30代に1000万円達成が難しいと判断されるのであれば、収入が良い仕事へのキャリアアップや転職を考えてみましょう。
 
今お勤めの企業内でキャリアアップ支援がある場合はその制度を活用し、難しい場合にはより給与や待遇の良いところへの転職も視野に入れる必要があります。
 
高い知識や技術がありながら給与が見合っていないという場合には、昔ながらの年功序列賃金形態ではなく、実力主義で評価される会社を選ぶという選択肢もあります。
 
あるいは、働きながら資格を取得し専門職に就くという方法もあるでしょう。
30代でも独立して開業を目指すという人もいます。
 
いずれにせよ、収入を増やして貯蓄できる仕事は何か、自分がしたいこと、できることを踏まえて計画的に実行していくことが大切です。

30代で貯金1000万円を達成するコツ5.不動産投資を行う

不動産投資とは、アパートやマンションを自身で住むためではなく投資目的で購入し、賃貸で家賃収入を得たり、不動産売買によって利益を得る投資方法です。
 
入居者を確保できれば、毎月安定的な家賃収入が入りますので、自身が働く給与以外の不労所得を得ることができます。
 
企業に勤めているサラリーマンなら、元手が少なくてもローンを利用できますので、少額投資でも不動産投資を開始することができます。
 
ローンを組む際には団体生命信用保険への加入が必要となることが多く、生命保険の役割を果たしてくれることもメリットと言えます。
 
ただし、立地条件や環境にこだわり、空室リスクをできるだけ回避できるよう物件選択には慎重になる必要があります。

不動産投資はサラリーマンでも出来る

不動産投資と聞くと60代以降のリタイアした裕福な人々がするイメージがありますが、最近では20代、30代の若い人も始める人が急増しています。
 
その背景には、将来的な年金制度への不安や今回のテーマである老後資金の必要性などが関係していると考えられます。
 
仕事をしながらアパートやマンションの運営管理は難しいため、多くの人がパートナー会社に管理を委託しています。
入居者の募集から契約手続き、集金やメンテナンスなどすべて任せることができますのでサラリーマンの副業に向いています。
 
 

30代で貯金1000万円を達成するためには情報収集が大切

いかがでしたでしょうか?
30代の懐事情はややシビアでしたが、ちゃんと貯蓄している人も少なからず存在しましたね。
 
貯金がゼロという方は、最低でも生活費6ヶ月分の蓄えを貯めていきましょう。
老後資金に備えて1000万円を目指すのであれば、積立定期預金や貯蓄型保険、転職、あるいは副業として株式や不動産投資という選択肢もあります。
 
30代のサラリーマンでも十分に挑戦できる方法となりますが、それぞれにリスクや注意点がありますので、きちんと情報収集を行い、計画的に貯蓄することを考えてください。

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