賢いお金の使い方|お金を使うことは、未来への投票!?

選挙では、支持する立候補者に1票を投じて、未来を託します。

消費・浪費・投資といった経済行為も、実は、お金を通した投票行動と考えられるのです。

「お金=投票権」であり、お金を使うことは「社会に対して自分の意思を示すこと」です。

私たちは日々、お金を通して社会に、経済に、企業に、人に、投票しています。

賢いお金の使い方ができるように、ぜひ今日から意識していきましょう。

お金を使うことは投票すること

消費・浪費・投資のそれぞれについて、見てみましょう。

消費の場合

例えば、あなたがA社のパンを買うことを考えてみます。

あなたがA社のパンを選ぶことで、A社に売上が立ち利益が出ます。

売上と利益が出ると、A社は今後もパンの生産を続けられるようになります。

つまり、A社のパンを買うことは、A社に投票することを意味します。

今後もパンを作って欲しいとA社を応援し、A社が経済の中で存続・発展する未来を選択したことになるのです。

浪費の場合

例えば、あなたがパチンコ店のB店で1万円使った場合を考えると、消費の例と同様に、B店に売上が立ち利益が出ます。

つまり、あなたはパチンコB店に投票したことになるのです。

今回だけと思ってB店を利用したとしても、B店を応援し、B店が存続・発展する未来を選択したことになるという点は、認識しておきたいですね。

投資の場合

例えば個別企業の株式を買うことを考えてみましょう。

あらゆる投資対象の中からC社を選び、C社が発行する社債や株式を買うとします。

社債や株式を買うことで、C社には資金が入ります。

C社はその資金を元手に事業を大きくしたり、新規事業を立ち上げたりできるかもしれません。

C社が出した利益は、配当金や、株の価格上昇による売却利益という形であなたに還元されます。

つまり、C社に投資することは、C社を応援し、未来を託すことを意味するのです。

投資信託の場合はどうでしょうか。

例えば、S&P500(アメリカを代表する上場企業約500社から構成される株価指数)に連動するインデックスファンドを購入するとします。

あなたが出した資金は、ファンドを構成する約500社に配分されて、各企業の株式が買われます。

あとは個別株投資の場合と同様です。

各企業は得た資金をもとに事業を行い、出た利益は株主に還元されます。

つまり、S&P500に連動するインデックスファンドを購入して投資することは、S&P500を構成する各企業を応援し、未来を託すことを意味します。

“良い”消費・浪費・投資をしよう

自分の買い物や投資が未来を作るなら、良い選択をしたいですよね。

ここでは、以下の方法をご紹介します。

・応援購入

・認証ラベルのある商品を選ぶ

・応援定期預金

・ESG投資

応援購入

クラウドファンディングで有名なMakuake(マクアケ)では、「応援購入」という考え方を提唱しています。

作り手や担い手の想いやこだわりに共感し、応援の気持ちを込めて購入する体験のことです。

気になるプロジェクトがあれば、サポーターになってお金を出してみてください。

「自分の出したお金が未来を作る」ことを体感できます。

認証ラベルのある商品を選ぶ

最近は、SDGsへの注目が高まり、「エコ」や「サステイナブル」といった視点で商品を選ぶ人も増えてきています。

商品を選ぶ際には、以下のような認証ラベルが参考になります。

・GOTS認証

有機栽培(飼育)の原料を使用し環境と社会に配慮して加工・流通されたオーガニックの繊維製品

・MSC「海のエコラベル」

天然魚漁獲漁業、認証取得漁業で獲られた水産物

・ASC認証

環境と社会に配慮した責任ある養殖場で生産された魚介類

・有機JAS認証 :

農薬や化学肥料の使用を極力避け、自然循環機能を活用し生産された農産物、農産物加工食品、畜産物、飼料

・レインフォレスト・アライアンス認証

厳しい基準を満たした農園で生産されたコーヒー、紅茶、カカオ、果物など

・RSPO認証

持続可能なパーム由来原料を使用した、またはその生産に貢献した洗剤、石鹸、食用油

・国際フェアトレード認証

原料が生産されてから完成品となるまでの各工程で基準をクリアしたコーヒー、スパイス・ハーブ、大豆、蜂蜜、ナッツ類、果物、ワイン、ごま、オリーブオイルなど

・FSC®︎認証

適切に管理されていると認められた森林から生産された木製品(建材、家具等)や紙製品(ノート、トイレットペーパー、ティッシュ等)

応援定期預金

預入残高に応じて銀行が応援先に寄付する定期預金や、特定のチームが好成績を残すと優遇金利が適用される定期預金などがあります。

・サンゴを守る 沖縄県恩納村応援定期預金

応援先:沖縄県恩納村

販売機関:大和ネクスト銀行

対象預金:円・米ドル定期預金 3ヶ月・6ヶ月・1年(個人の場合)

最低金額:10万円、1,000米ドル

条件・金利:年0.04%(個人、円定期預金の場合)※2022年06月29日現在

・動物たちをそっとささえる 東山動植物園応援 定期預金

応援先:東山動植物園

販売機関:名古屋銀行

対象預金:スーパー定期1年(個人のみ)

最低金額:10万円以上

条件・金利:預入れ時の店頭呈示金利(2022年06月29日現在、年0.002%)

・アルビレックス新潟・アルビレックス新潟レディース応援定期預金 シン・オレンジウェーブ

応援先:アルビレックス新潟・アルビレックス新潟レディース

取扱期間:2022年6月1日(水)~8月31日(水)

     ※募集総額に達した場合、取扱期間中でも販売を終了する場合あり

販売機関:新潟信用金庫

対象預金:スーパー定期1年もの(定型式)(個人のみ)

最低金額:10万円以上

条件・金利:

・当初預入金利 年0.03%(300万円未満)、年0.05%(300万円以上900万円以下)

・アルビレックス新潟が2022シーズンJ1昇格決定の場合 適用金利 年0.10%

ESG投資

ESG投資は、従来の財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のことを指します。

日本の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、ESG指数に基づく株式投資を推進しており、2020年度末時点のESG投資の運用資産額は合計で約10.6兆円、運用資産額全体の約5.7%を占めています。

GPIFのHPにESG指数が公表されていますので、気になる方はチェックしてみてください。

まとめ|賢いお金の使い方

消費も浪費も投資も、お金を使うことは「社会に対して意思表示すること」です。

未来を思い描き、その未来に近づきそうな商品やサービス、投資先を選びましょう。

お金を使うときには、なぜAの商品ではなくBの商品なのかを考えるように習慣化し、なんとなくではなく、自らの意思を持ってお金を使うことが大切です。

投資を行う際も、どの国を応援するのか、どんな企業に未来を託すのか、といった視点で考えてみましょう。選び方が分からないときは、私たちリサーチオンラインにご相談ください。

あなたが使うお金は、あなたの「社会に対する一票」に他なりません。

良いお金の使い方をして、良い未来を作っていきましょう。

 

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