お笑い芸人の投資家。FIREを達成した厚切りジェイソンの考え方

厚切りジェイソンさんは、1986年アメリカミシガン州生まれ。17歳でミシガン州立大学に飛び級で入学し、卒業後にイリノイ大学大学院へ進学、修士課程を修了されています。

現在はIT企業の役員のかたわらで、ワタナベエンターテインメントに所属しお笑いタレントとしても活躍中です。

会社役員とお笑いタレントを両立し、30代半ばでFIRE(経済的自立)を達成した彼の投資に対する考え方や、お金の増やし方について紹介します。

投資に対する考え方3選

厚切りジェイソンさんは、投資や資産運用について周囲のタレントさんから相談されることも多いといいます。

彼の著書「ジェイソン流お金の増やし方」はベストセラーです。著書のなかで、とくにポイントとなる考え方3つについて紹介します。

投資をしないのは一番のムダ?

投資は「危ない」「騙されそう」「ギャンブルみたい」が多くの皆さんが抱くイメージだと思います。投資に興味があってもなかなか勇気が出せなくて、結局銀行に預けたままという方も多いでしょう。

しかし、多くの方が預けている銀行預金、実は損をしていると厚切りジェイソンさんは警鐘を鳴らしています。

メガバンクの普通預金の金利(※1)は現在0.001%。定期預金に預けても0.002%しか付きません。100万円を1年間預けても100円(定期なら200円)しか増えないことになります。

それなのにATMの出入金手数料(※2)は、時間外に引き出すと110~220円。仕事をしていれば、ATMの無料時間内に出金できるとは限りません。むしろ時間外に出金することも多いのではないでしょうか?

上記の例からもわかるように「銀行へ預けていては増えるどころか減るばかり」といえます。

お金は働かせなければ増えない

銀行へ1年預けても普通預金の金利は100円程度と、お金を銀行に預けたままでは増えないのと同じです。

しかし、利回りの高い金融商品(債券・投資信託・株式など)を少しずつ購入し続ければ、複利の力で大きく増やせます。

金利が高く、預ける年数が長いほど複利の力が大きく働いてお金は増えていきます。これが「お金が働く」という概念です。労働によって得た所得ではないため、「不労所得」ともいえますね。

 たとえば、毎月3万円を普通預金0.001%で銀行に20年預けると「7,200,717円」です。

それでは同じ3万円を積立NISAで利回り3%の投資信託で運用するといくらになるのかわかりますか?

答えは「9,849,060円」!約264万円もの差がついてしまいます!

日本人は投資に消極的?

アメリカと日本の金融資産の割合がどのくらい違うのか、ご存じでしょうか?

日本では金融資産を構成する半分以上が現金・預金です。アメリカでは、現金・預金は全体の13.3%しかありません。(※3)

むしろほかの金融資産の割合が日本よりも大きいことがわかります。

 現金・預金債務証券投資信託株式等保険・年金
日本54.3%1.4%4.3%10%27.4%
アメリカ13.3%4.2%13.2%37.8%29%

日本人の金融リテラシーや投資に関する知識は、アメリカよりも遅れているのが実情です。よくわからないまま、投資に挑戦するのは不安だという気持ちもよくわかります。

それでは、いったいどのようにして投資を始めていけばいいのでしょうか?

ジェイソン流お金の増やし方

厚切りジェイソンさんのお金の増やし方は、誰でもできる方法なのが特徴です。初めてでも取り組みやすい投資方法なら、挑戦してみたいと思いますね。

ゆっくり堅実な投資方法

FIREするための第一歩は、支出を減らして投資のための資金を作るところからです。スマートフォンの家計簿アプリなどを利用して家計の無駄を把握してみましょう。無駄な支出を抑えて貯蓄し、生活費の3か月分を預金で準備できたら、それ以外の資金は投資へ回していきます。

あとは複利の力で増えるまで投資信託を所有し続け、じっくりと待つといった流れです。

  • 支出を減らす
  • 生活費の3か月分を貯める
  • 待つ

インデックスファンドを利用して積立NISAで資産作り

投資の知識がまったくない初心者におすすめするのがインデックスファンドと呼ばれる投資信託です。

株価や債券などの動きを表した指数に連動するものはパッシブ運用といいます。インデックスファンドと呼ばれる投資信託は指数に連動したもので、日本では「日経平均株価」や「TOPIX」に連動したものがあります。

人気の高いのは米国株や全世界株投資のインデックスファンド

とくに人気の高いのがアメリカの株価指数に連動したインデックスファンドで、「NYダウ」や「S&P500」と呼ばれるものになります。

米国株以外には全世界株へ投資するものもあり、アメリカ以外の先進国の株も入っているため、リスク分散できると人気がありますよ。

インデックスファンドは、自動で取引するため手数料が安く済み、人気が高い投資信託です。

積立NISAに採用されている投資信託は大半がインデックスファンドとなっています。

まとめ

アメリカの大学を飛び級で入学し、IT企業役員とお笑いタレントの2つの顔を持つ厚切りジェイソンさん。

すごい人ですよね。このようなすごい人が実現したFIREなんて、平凡な私たちには無理じゃないかと考えてしまいそうです。

しかし、彼の書籍には、誰にでも実現可能なFIREの方法について優しく書かれています。「簡単で堅実な投資から始める」方法なら、自分でもできそうですね。

厚切りジェイソンさんの考え方に興味が出たら、ぜひ書籍を読んで投資を始めてみてはいかがでしょうか?

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