地震に備えよう:身を守るための非常用品と対策

皆さんは、災害時の備えを充分にしていますか。

 

東日本大震災以降大地震への警戒と関心が高まる中、2023年に入り各地で震度5以上の地震が相次いでいます。

 

2023年は関東大震災から100年を迎える節目です。

 

国やメディアでも防災への備えを各自で用意するように呼びかけていますが、実際なにをどのくらい用意するべきか明確ではありません。

 

今回は災害時に必要となる非常用品について、具体的に何が必要でそのためにどのような対策をとればいいのかを解説していきます。

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非常用品の備蓄

災害が起こり、電気やガス、水道などのライフラインが止まってしまうと普段通りの生活を送ろうとしても難しくなります。

 

特に地震の場合は家屋の倒壊、津波による浸水など住む場所も奪われてしまう可能性が大きいのです。

 

そこで、できるだけ健康状態を維持して生活するためには非常用品の備蓄を普段から用意しておく必要があります。

 

次に具体的に何を用意すればいいのか解説します。

 

揃えておきたい非常用品

ライフラインが止まってしまった場合、最低でも3日間の備蓄が必要です。

可能であれば1週間分の備蓄を用意しましょう。

 

(※1、2)

非常用品 3日分の備蓄目安の量
1人1日3リットルで9リットル
非常食 米1㎏・缶詰3~5個・レトルト3~5個・カップ麺2~3個・チョコレート・乾パンなど
カセットコンロ 3本
トイレットペーパー・ティッシュペーパー 2つ
マッチ・ろうそく 適宜

 

他にも、乾麺や日持ちをする野菜や果物、お菓子などの嗜好品もあると助かります。

 

また、ご家族に乳児やアレルギーの人、高齢者がいる場合は、普段食べている食事に変わる専用のレトルト食品などを用意しておきましょう。

 

災害時は様々な規制と、困難な状況から通常の生活が送れなくなる可能性が大きいです。

 

そんな中でも、なるべくストレスを溜めずに過ごすには生活必需品を最低限揃えておく必要があります。

 

非常用品の備蓄のコツは「ローリングストック法」

ローリングストック法は、普段買っている食品や日用品を少し多く買い溜めし、古いものから順番に使っていきます。

 

消費したら分を買い足すことで常に一定量の備蓄が備わる仕組みです。

 

「備蓄をしなくては」と改めて思って用意するのではなく、普段の生活で備蓄をするくせをつける必要があります。

 

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避難用品と持出し袋

自宅が倒壊した場合や危険区域に該当した場合、避難場所で生活を送らなくてはなりません。

避難用の持出し袋を用意し、いつでも持ち出せるようにしておきたいものです。

 

では、持出し袋にどんな避難用品を入れたらいいのか一例を紹介します。

 

 

  • 食品

 

  • 防災用のヘルメット

 

  • レインウエア

 

  • 懐中電灯

 

  • 携帯ラジオ

 

  • 軍手

 

  • 洗面用具

 

  • 筆記用具

 

他にも女性なら生理用品や簡易トイレ、赤ちゃんがいるならミルクなど生活になくてはならない必需品を最低限入れておく必要があります。

 

避難場所で慣れない生活を強いられると、体調を崩す可能性もあるので保険証や運転免許証などのコピーを用意しておくと心強いです。

 

また、お金についてもクレジットカードや電子マネーがあれば現金は必要ありませんが、万が一に備えて、持出し袋に小銭や千円札を何枚か入れておくと慌てることがないでしょう。

 

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非常用バッグの準備

(※3)

非常用バッグは普段使っているリュックを代用して良いのでしょうか。非常用品は最低限の生活必需品を用意しなくてはならず、品揃えも多くなります。容量や重量からも専用のバッグを用意しましょう。

 

非常用品を自分で用意できる人は、専用のバッグだけを購入し中身を入れればOKです。

 

バッグを選ぶポイントは、「軽さ」と「バッグの色」です。

 

非常用品を入れると、バッグはかなりの重量になります。バッグ自体は軽く、非常用品を入れても小走りで走れるくらいの余裕があるか試してみることをおすすめします。

 

バッグの色はなるべく目立つ色が良いでしょう。他人のバッグとの間違えを防ぐ目的と、避難先で立往生した際などに見つけてもらいやすくなります。

 

なお、お年寄りはリュックではなく車輪のついた小型のキャリーバッグがおすすめです。

 

もしも非常用バッグと非常用品を別々に用意するのは悩ましいと思う人は、既にバッグの中に数日分の食料や非常用品がセットになっているものも売られています。

 

セットの非常用バッグなら、携帯ラジオ、携帯用トイレ、割りばし、歯ブラシなど幅広い品揃えが一度に備えられるのがメリットです。

 

まとめ

今回は地震に備え、非常用品について解説しました。

 

いつ大きな地震が来てもおかしくない日本に住んでいる私たちは、日頃からの備えをしておく必要があります。

 

最低でも3日分の備蓄をすることで命を繋ぐことができるので、ローリングストック法を上手く活用して、普段の生活の中で備蓄くせを身に付けましょう。

 

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