30代女性の家を買うベストなタイミングと考慮すべき要素

2023年7月14日 2024年3月5日 7分19秒

本記事を読んでいる30代女性のなかには、いつ家を買うのがベストなタイミングなのだろうと悩んでいる方もいるでしょう。

30代は結婚や出産を経験する人が多く、子どもの誕生を機に持ち家を購入したいと考える方が多い傾向にあります。

しかし、持ち家を購入するのであれば、さまざまな要素を考慮しなければいけません。そこで今回は、30代女性の家を買うベストなタイミングと考慮すべき要素について詳しく解説します。

持ち家の購入を検討している30代女性の方は、本記事を参考にしてください。

この記事の目次

ライフスタイルと将来の計画

30代の女性が持ち家を購入するタイミングを決定する際は、自身のライフスタイルと将来の計画を見合わせる必要があります。

例えば、将来結婚や出産を考えているのであれば、結婚相手が見つかって出産するまでの間に持ち家を購入するとよいでしょう。

結婚前に持ち家を購入したとしても、相手と相談した結果、持ち家を手放す結果になるかもしれません。

そのため、結婚相手と持ち家を建てる場所や大きさ、家の設計などを相談したうえで、購入するとよいでしょう。

一方で、将来的に結婚や出産を考えていない方は、不動産市場の状況を見て持ち家を購入するタイミングを決定するべきです。

不動産市場の状況によって、持ち家の価格相場は大きく変動するからです。事実、新型コロナウイルスが流行したときには、自宅で過ごす機会が増えたため、多くの方々が住まいの見直しを始めて価格が高騰しています。（※1）

自身のライフスタイルと将来設計を考えたうえで、持ち家を購入するタイミングを決定してください。

国土交通省の不動産価格指数によると、2023年3月時点で134.3となっているため、上昇傾向です。前年同月である2022年3月の不動産価格指数が128.6なので、1年間で5.7%も不動産価格が上昇したことになります。（※2）

不動産市場が価格上昇傾向にある理由は、新型コロナウイルスなどが挙げられます。

新型コロナウイルスが流行して在宅ワークが主流になっている昨今では、住まいに快適さを求める人が増加しているため、住宅需要の上昇が推測できるでしょう。

とはいえ、三菱UFJ銀行やみずほ銀行など合計5社の住宅ローンが上昇傾向にあるため、不動産価格が下落する可能性があります。（※3）

将来的に結婚や出産を考えていない方は、不動産市場の状況が下落していないかを定期的に確認することが大切です。

マイホームの購入を検討している30代女性が不動産投資を始める際の理由として、以下の3つが挙げられます。

お金を借りられる日本政策公庫では「女性、若者／シニア起業家支援関連」と呼ばれる制度があり、この制度を利用すれば、女性の場合は低金利で融資した資金を投資に回せます。（※4）

そのため、安心してマイホームを購入するための資金集めをすることが可能です。また、不動産投資は毎月の家賃収入からローンを返済していき、残りが利益になります。出産・育児などで働ける時間が設けられなかったとしても、安定した収入が得られるのです。

30代のうちにマイホームを購入したいものの、資金が足りないと悩んでいる女性は、不動産投資を始めることを検討してみてください。

持ち家を購入する際に住宅ローンを利用するのであれば、ローン利率を事前に調査したうえで返済計画を立てる必要があります。具体的には、住宅ローンの利率には、以下の3種類があります。

金利タイプ	説明
変動金利型	市場金利の状況によって半年ごとに適用金利が見直され、変動するタイプの住宅ローン
当初固定期間選択型	借入期間中の一定期間のみ金利が固定されているタイプの住宅ローン
全期間固定型	借り入れから完済まで適用金利が固定されていて金利の変動がないタイプの住宅ローン