マイナ保険証がない人は資格確認書が必要に!マイナンバーカードと保険証を紐づける方法を解説!

日本国内では、マイナンバーカードを普及させる動きが強まっています。税制上の手続きのみならず、医療においても利便性を向上させることが目的です。

 

政府は、マイナンバーカードと保険証の一本化を次なる目標としています。この記事では、一本化させる方法と代替措置である資格証明書を細かく解説します。

 

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いつからこの制度が実施される?

資格確認書の制度が実施されるタイミングは、2024年の秋ごろが予定されています(※1)。現段階では、マイナンバーカードと保険証は一本化される見込みです。つまり、これまで使われていた保険証は廃止されます。

 

ただし、これらの内容は今後も変わる可能性があります。とくにマイナンバーカードの取得の義務化に関しては、批判的な声も少なくありません。常に更新される情報へ目を向けながら、政策的な動きを捉えるようにしましょう。

 

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資格確認書とは

マイナンバー保険証の手続きをしていない方は、申請後に資格確認書が発行される予定です。当該書類の内容を理解しなければ、医療へかかった際に不利益が生じる恐れもあります。資格確認書に関する具体的な仕組みを解説します。

マイナ保険証がない人への代替措置

資格確認書は、マイナ保険証を持っていない人が代わりに用いる書類です。保険証を病院で見せると、治療費などが原則3割の負担となります(※2)。しかし、所持していなかった場合は全額自分で支払わなければなりません。

 

マイナンバーカードとの一本化が進めば、従来の保険証は使えなくなります。手続きが終わっていない方を3割負担にするために、資格確認書の活用が検討されています。

発行は今のところ手数料なしで検討

2023年2月はまだ案の段階ですが、資格確認書の発行では手数料を求めない方針です(※3)。保険料を支払えば、原則3割負担が適用されるのは当然の権利であると加藤厚生労働大臣は述べています。なお、資格確認書の有効期限などは今後細かく決められる予定です。

 

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マイナンバーカードと保険証を紐づける方法(※4)

 

マイナンバーカードと保険証は、自動的に紐づけられるわけではありません。2023年2月の段階では、自らがマイナポータルやスマホなどで申請する必要があります。準備物や手続きの方法を簡潔に紹介します。

【事前準備】マイナンバーカードを用意

事前準備として、申請する際にはマイナンバーカードを用意しなければなりません。マイナンバーカードの取得に関する手続きが済んでいない方は、先にそちらを終わらせましょう。

 

紐づけの申請は、パソコンやスマホからでも行えます。これらの方法を使うのであれば、それぞれの端末も用意してください。また、マイナンバーカードを市町村役場で受け取ったときに4ケタのパスワードを設定したはずです。パスワードも申請で使います。

マイナンバーカードの読み込み

パソコンやスマホから申請する際には、マイナポータルの公式ページへアクセスします。利用規約を読んだあと、パソコンではICカードリーダーを接続するよう指示されるはずです。スマホでは、そのまま「申し込む」のボタンを押します。

 

次に、4ケタのパスワードを入力します。3回間違えるとロックがかかるため、しっかりと確認してください。スマホから申し込む方は、マイナンバーカードを端末で読み取ります。

手続きの終了

以上の手続きが終わったら、画面に申込み状況が表示されます。「正常に受け付けました。」と書かれた文が出ればとくに問題ありません。「終了」を押せば手続きの一切が完了です。

 

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マイナンバーカードと保険証を紐付けたらなにができるようになる?

マイナンバーカードと保険証の紐づけは、我々の生活における利便性を向上させます。さまざまな手続きを簡略化するためにも、マイナ保険証を持っておいた方が得策です。メリットの細かい内容について紹介します。

より適切な治療を受けられる(※5)

マイナンバーカードと保険証の紐づけを行うと、診断の情報を別の病院にも提供できます。このようなデータを活用すれば、一人ひとりの心身に合った治療を受けられます。

 

わざわざ説明する手間も省け、より自分に合った治療が期待できるでしょう。病院が情報を使うには患者の同意が必要であり、プライバシーを懸念される方にも安心です。

保険証を持ち歩く必要がない

一本化の手続きが完了すれば、保険証を持ち歩く必要もありません。マイナンバーカードさえ持っているだけで、気兼ねなく病院で治療を受けられます。

 

財布の中も整理されるはずです。加えて、保険証の有効期限時にも交換する手間が省けます。マイナンバーカードのみを持ち歩けばいいため、管理が簡単になるでしょう。

確定申告が簡単になる

マイナ保険証を持っていると、確定申告での医療費控除の金額がいつでも確認できます(※6)。これまでは医療費が10万円を超えた場合、申告するために領収書を保管する必要がありました(※7)。

 

領収書を紛失するなど、管理に苦労した方もいるでしょう。このような負担が軽減される点からも、マイナ保険証は持っておいた方が便利です。

まとめ

今回は、マイナ保険証の代わりとなる資格確認書の仕組みを詳しく解説しました。マイナンバーカードと保険証の紐づけが終わっていない方は、病院へかかった際に発行の手続きが必要です。

 

マイナ保険証は、今後の生活においてもさまざまな場面で役立ちます。とくに税金の医療費控除の手続きが簡単に行える点が強みです。保険のみでの対策に不安を感じ、税金対策もあわせて相談したい方はリサーチ・オンラインへお問い合わせください。 

 

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