独身女性の老後不安とは?|悲惨な将来にならないためにできること

独身生活は時間やお金が自由に使えて楽しく過ごせる一方で、老後を考えると不安もありますよね。

お金はいくらあれば安心なのか、介護が必要になったらどうするのか、一人で寂しくないか、死後の手続きは誰にお願いしたらよいのか……。

今回は、女性のおひとりさま老後について、老後不安と対策を考えます。

悲惨な老後を避けるべく、必要な準備をしていきましょう。

おひとりさまのシニア女性はどのくらいいるの?

厚生労働省の調査によると、全世帯のうち単身高齢者世帯は約29%を占めます。

高齢者世帯だけに注目すると、約半数が単独世帯です。

単独高齢者世帯の内訳は、男性 35%、女性 65%と、女性が多くなっています。

(※1)厚生労働省「平成30年(2018年) 国民生活基礎調査」

将来予測はどうでしょうか。

内閣府公表の推計では、65歳以上の一人暮らし者数は2015年に男性約192万人、女性約400万人だったものが、2040年に男性約356万人、女性約540万人になると予測されています。

また65歳以上人口に占める割合も増加傾向で、2015年に男性13.3%、女性21.1%だったものが、2040年に男性20.8%、女性24.5%になると予測されています。

2040年には、65歳以上女性の4人に1人が「おひとりさま」になる計算です。

(※2)内閣府「令和3(2021)年版 高齢社会白書」

女性のおひとりさま老後|不安と対策

シニア女性のおひとりさま老後には、どんな不安があるでしょうか。

また、対策にはどのようなものがあるでしょうか。順に見ていきます。

1.孤独に対する不安

喋り相手もいなければ、ご飯を食べるのも独りぼっち。慣れていても寂しくなりますよね。また、現役世代は仕事を通して社会との関わりがありますが、老後は社会との関わりが減るため、より孤独を感じやすくなります。

対策例

・高齢者向けの「シェアハウス」や「コレクティブハウス」に住む

近年、高齢者向けのシェアハウスが人気です。一人暮らしよりも生活費を抑えられ、居住者同士の見守りや、日常のおしゃべりが楽しめるメリットがあります。

今からできることは、必要以上にモノを増やさないよう意識することや、誰かと住むことに慣れておくことが考えられます。

・パートナーを見つける

結婚しても老後一人になる可能性はありますが、一方で、老後に新たにパートナーを見つける選択肢も。婚活に一歩踏み出してみても良いかもしれません。

・趣味を見つける

楽しみがあると寂しさを感じにくく、人とつながるきっかけにもなります。

地域のクラブ活動に参加する、習い事をする、行きつけのお店を作って店主や常連さんと親しくなる、地域の交流会やイベントに参加するなどの方法があります。

・友人を見つけて、人間関係を築く

友達作りが苦手な方は、今いる友人と長く付き合えるように人間関係を築きましょう。

また、いざというときに近所に知り合いがいると心強いもの。ご近所付き合いも大事にしましょう。

・短時間で良いので働く

社会との接点ができて社会的な孤立を感じにくくなり、また職場で仲間ができることもあるでしょう。

2.健康に対する不安

年齢とともに、老いや体力の低下を感じるようになります。風邪や怪我のときに、一人で対応しなくてはいけないのは大変ですよね。また、急に具合が悪くなったときに誰にも発見してもらえないのではと想像すると、不安が大きくなってしまうことも。

対策例

・健康を維持する

普段から食事に気を配り、適度に運動して、良い健康状態を保つように努力しましょう。

老後に急にできるようになるものではないため、若いうちから習慣化することが大切です。

・緊急通報システムを利用する

体調の急な変化や火災などの緊急時にボタン一つでスタッフが駆けつけ、安否確認や救急車手配、通報などをしてくれます。自治体や民間企業がサービス提供しています。

・おひとりさま老後の生活を想像してみる

SNSやyoutube、書籍や雑誌などで、シングル老後がどんな生活なのかを学びましょう。「#おひとりさま」「#老後」「#シニア」などのキーワードで探すと出てきます。

3.介護に対する不安

介護が必要になったら、誰が面倒を見てくれるのか……。頼れる人がいないと不安が膨らみますよね。

対策例

・高齢者向け施設に入る(有料老人ホーム、介護付き老人ホームなど)

高齢者施設に入居すれば、スタッフが身の回りの面倒を見てくれるので安心です。

公的な施設は経済的に苦しい人が優先されるため、ある程度の収入や資産があるうちから入居したい場合は、民間施設が現実的です。施設によっては高級ホテルのようにきれいで設備が充実したところもあります。入居費用や月額費用は施設によって幅があるため、生活サポートや設備の充実度と費用の兼ね合いを見て、判断するとよいでしょう。

要介護状態になってしまうと自分で手続きできない可能性があるため、体力や判断力があるうちに、施設選びや入居手続きを行うことが必要です。

4.死後の手続きに対する不安

おひとりさまの場合、自分の死後に葬儀や手続きをどうするのか心配ですよね。

死後には、葬儀はどのような形式にするのか、葬儀費用は誰が負担するのか、お墓の申し込みや役所への届け出など、多くの問題が発生します。

通常は配偶者や子どもが対応しますが、シングルの場合はそうもいきません。

対策例

・終活支援サービスを利用する

葬儀・供養の手配や遺品整理、役所への手続きなどを委任できるサービスがあります。

自治体や民間企業がサービス提供しています。

5.お金に対する不安

女性は男性に比べて健康寿命と平均寿命の差が大きいため、医療費や介護費用が多くかかる可能性があります。余裕を持った資金準備が大切です。(※3)

対策例

・マネープランを立てる

生活費、年金額などから、老後に必要な金額を計算しましょう。

計算の仕方が分からなければ、ファイナンシャルプランナーなどに相談するのもおすすめです。

・収入を増やす

働き続けることにより、収入を増やしましょう。また、長く働ける仕事や環境を見つけることも大事です。副業も選択肢になりますね。

・資産運用を始める

労働による収入を増やすほかに、お金に働いてもらって資産を増やす視点も重要です。

NISAやiDeCoなどを利用したり、不動産投資で家賃収入を得たりする方法があります。

早く始めることで時間を味方につけて、資産を育てていきましょう。

・保険を見直す

人生の時々で必要な保険は変わります。定期的に見直して、無駄な保険は解約し、足りない保障があれば付け加えて、万が一に備えましょう。

まとめ|自立した老後のために、必要な準備をしよう

今回は「女性のおひとりさま老後」について、老後不安と対策例を解説しました。

5つの不安を見てきましたが、お金があれば解決できることも多く、老後資金の準備は特に力を入れるべきポイントだと言えます。

自立した老後生活を送るためには、早くから準備しておくことが大切です。

この機会に、iDeCoやNISAの税制優遇制度を利用して投資を始めてみてはいかがでしょうか。

個別のマネープランのご相談は、下記バナーよりお気軽にお問い合わせください。

 

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