
夏休みまで約1か月となりましたね。のんびり自宅で過ごす、旅行に出かける、または「帰省しよう」とそれぞれに考えているかもしれません。
お盆の時期はハイシーズンにあたり、運賃など割引サービスの利用できないところが多いため、交通費は高くなりがちです。
そこで今回は利用する乗り物ごとに、節約する方法について紹介します。
この記事の目次
乗り物別帰省方法
こちらでは、多くの人が利用する乗り物を4つに分けて節約するポイントを紹介します。
- 新幹線
- 飛行機
- 高速バス
- 自動車
1.新幹線は設定除外日あり、ツアーを利用で割引も可能
8月10日~19日は繁忙時期に当たるため、早得の設定除外日となります(※1)。
このため、JR東海とJR西日本、JR九州の「スマートEX」で販売している「EX早得21ワイド」は利用できません。
時間はかかるが「ぷらっとこだま・バリ得こだま」を利用するとお得に
「ぷらっとこだま・バリ得こだま」とは、前日までに特定の「こだま」号を予約すると、通常運賃よりも安くなるツアーです(※2)。
ハイシーズンの旅行料金となりますが、それでもお得な料金で指定席が利用できます。前日までのツアー申し込みが必要、JR乗車券の受け取りは事前に指定の場所でなど、少し手間がかかります。
商品名 | 販売店 | 購入場所 | 特典 |
ぷらっとこだま | JR東海ツアーズ | インターネット | ドリンク引換券指定席 |
バリ得こだま | 日本旅行 | インターネット日本旅行の各支店(関西2府4県) | ドリンク引換券指定席 |
予約した列車の指定席のみ有効、途中下車は無効など注意が必要です。
またこちらは、繁忙期に東京ー大阪間を利用した場合の片道の料金を比較したものです。
- 指定席:14,920円
- 自由席:13,870円
- ぷらっとこだまプラン:12,400円(自由席より1,470円お得)
時間は多少かかりますが、ぷらっとこだまプランを利用すれば、ハイシーズンでもお得に新幹線が使えます。
2.飛行機節約のコツはマイルや株主優待
航空会社では、ハイシーズンでもマイルを利用して航空券に交換できます。しかし交換マイル数はローシーズンよりも多く必要となることもあります。しかも多くの予約が集中する時期のため、席の確保ができにくい可能性もあるでしょう(※3)。
株主優待券を利用して航空券を購入
上記のようなケースやマイルを持っていない場合、株主優待券を利用してみるのもおすすめです。
ANAやJALなどの各航空会社で提供している株主優待券を利用すると格安で飛行機に乗れます。時期によっては最大50%オフも可能。まずチケットを購入する前に金券ショップで扱っている航空会社の株主優待券を買っておきましょう。
航空券の予約や購入は各航空会社の公式サイトからおこないます(※4)。
- 金券ショップで株主優待券を購入(1枚1,000円程度)
- 航空券を購入(株主優待券を選択し、優待番号や登録パスワードを入力)
- 搭乗
ANAやJALのほか、スターフライヤーやソラシドエアなど、さまざまな航空会社の株主優待券があります。普段から金券ショップで扱っている航空会社の株主優待券をチェックしておくといいでしょう。
3.高速バスなら長距離でも交通費が安く抑えられる!
高速バスには昼行と夜行があります。夜行はシートを倒して体を休められ、早朝に目的地へつけるため、朝からの時間を有効に使えます。
しかし移動時間が長い、途中乗車や休憩のためにたびたびSAやPAへ止まるなど停車が多く、やや落ち着かない点がデメリットかもしれません。また運行本数が限られているため、予定通りの時間に着けない場合もあります。
東京から大阪梅田方面へ向かう夜行バスの運賃は、ハイシーズンでは9,310円となっています(※5)。
最近では、フルリクライニングするシートや完全個室になるタイプの高速バスも登場しています。進化している高速バス、調べてみるのも楽しそうです。
4.車で帰宅する場合には、高速代の節約がカギ
高速道路の休日割引は8月11日・13日・14日が適用除外となります(※6)。
車を利用するなら同じ帰省先の親しい友人同士で帰るのも、一つの方法かもしれません。交代で車を運転し高速代やガソリン代をシェアすれば、節約にもなりますね。
レンタカーはハイブリッドを選び、早期割引でお得に借りる
レンタカーはハイブリットカーを選べばさらにガソリン代の節約になります。ハイシーズンのため、レンタカーも早めに予約しておくようにしましょう。
また借りるなら「早期割引」を設定している会社もいくつかあるため、しっかりと比較してお得なところで手続きするといいですね。
まとめ
お盆を利用して帰省しようとすると、どうしても交通費は高くなりがちです。
うまく節約するためには、ハイシーズンの時期を避けて早めに帰省したり、遅めに自宅へ帰ったりしてみましょう。またハイシーズン中でも上記4つの帰省方法のように節約することもできます。帰省する方法を決めたら早割を利用して予約し、準備を進めておくといいですね。

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